瑞牆山〜金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜雲取山〜奥多摩湖
- GPS
- 54:15
- 距離
- 60.3km
- 登り
- 4,702m
- 下り
- 5,674m
コースタイム
20日 10:27瑞牆山荘出発〜12:11瑞牆山〜16:45金峰山〜18:17大弛峠
21日 07:00大弛出発〜07:33国師ヶ岳〜11:12甲武信ヶ岳〜12:57東破風山〜13:57雁坂峠〜15:50雁峠〜17:52将監峠手前でテント泊
22日 07:05出発〜08:57飛龍山〜12:38雲取山〜14:05小雲取山〜15:00七ツ石小屋16:42鴨沢付近下山
天候 | 20日〜22日全行程雨 最終日山を降りる(標高下げる)と曇りないし晴れ間も。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩湖(鴨沢バス停)から奥多摩駅行きのバスは意外と本数少ないので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まず最初にこのルートは、全日程を通して相当歩くことになります。通常なら3日目下山ではなく4日ないし5日かけるものと思います。 合計約60kmを3日となると1日平均20kmですが1日目が大弛峠までだと15km程度しか歩いていないことに。 よって2日目にいかに長い距離を歩けるかが勝負になります。2日目は歩き終わりにはぐったりです。 3日目は意外に余裕があり朝早く出発し確実に歩けば日が落ちる前には下山可能です。 コース状況等 瑞牆山〜大弛の間は難しいコースではありません。100名山ということもあり道はしっかりしています。 瑞牆山〜金峰山へ行くなら途中の富士見平小屋に荷物をデポするのもいいです。小屋の中に預けるのは有料らしいです。(私は外に置きました) 瑞牆山の頂上手前になると大きい岩を登るところもあるのでやや運動することになりますがそんなに骨は折れないハズです。 金峰山は風が吹く時があるので強風に注意しましょう。足月悪い岩場もあるのでバランスをしっかり取ります。 場合によってはトレッキングポールは邪魔になるかも。気象状況に合わせて使用を。 大弛峠は水場、トイレがあるので休憩所には最適です。水は煮沸してくださいと記載してありました。テントサイト使用料確か¥500?? 大弛〜将監峠大小ピークが多く距離が長いです。この距離を1日で行く場合は12時間近く歩くことを覚悟してください。 難所はありません。しかし、何度も上り下りをするので消耗します。またほとんど展望なしの道を行くので人によっては単調を感じると思います。 雁峠小屋は朽ち果てているので使えるのかわかりません。入口には「緊急避難以外使用不可」とありました。 金属製ワイヤーで斜面と小屋をつなげて補強してあったり扉等はボロボロでした。 笠取山の笠取小屋は「個人所有地〜〜」なんとかという記載があり誰もいなかったのでどうやって使用するのかよくわからず。 使用する際は問い合わせた方がよさそうです。期間や営業日とかあるのかも?? 将監峠〜雲取〜鴨沢バス停までは一般的な登山道。距離も長すぎることは無いので朝一でていれば十分下山できました。 難所もないです。ただやはり大小ピークをいくつか通るのでアップダウン頑張る必要はあります。 |
写真
感想
本来なら4〜5日ぐらいかけてゆっくり行くのがベストだと思います。また雲取山から鷹ノ巣山方面へさらに足を延ばしても良いと思います。
3日でこのルートを行くには1日目の休息と2日目の頑張りが必要不可欠になります。特に2日目は将監峠ないし最低雁峠まで進まないと厳しいです。
決して楽な道のりではありません。相当大変な旅路です。自分でもお勧めできない日程の組み方だと思います。
このルートを歩き切るとものすごいやりきった感に浸れます(笑)
ライト&ファーストなことができる人なら軽いかも?
瑞牆山荘〜富士見平は一般的登り。荷物によってはややつらいかも。
瑞牆山を通って金峰山へ行く場合は富士見平に荷物をデポして瑞牆山へ行くのが楽でした。特に頂上付近等
では荷物は行動の邪魔になる時もあると思います。大きい荷物ならその辺考えておかないといけないです。
金峰山は意外と風が吹きました時期や気象によっては突風もあるかも。気をつけましょう。
大弛は休憩しやすいところです。もし長距離ならしっかり休息して翌日に備えましょう。3日制覇コースなら20時には寝付きたいですね!
大弛以降は山の中をひたすら進みます。個人的に国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳の間の山林は好きです。屋久島の様な苔の深い美しい場所も。立派な樹も多いです。
甲武信ヶ岳以降は丹沢等に近くなりクマザサが増えます。
破風山避難小屋はとても立派な小屋です。(別の旅で使用しました)小屋の中で直火可能な造りになってます。
私は行きませんでしたが20分ぐらいのところに水場がある様ですが、不明瞭な道を行くみたいです。気をつけてください。
雁峠にははずれに小屋があります。しかし、ずいぶん放置されている様子なので無いと思っておくのがいいでしょう。
私としては行程上このあたりで休息に入りたかったですが、小屋を使うなら持参しているテントを使用した方が・・・・。
将監峠はテント張れそうな広い場所がいくつもありました。私は峠についたと思って右往左往してましたが実はもう少し雲取山寄りに進む必要があったようです。
初見でわからなかったので目立たないところにテントで幕営。
将監峠〜雲取山までそんなに遠いとは感じませんでした。ただ前2日歩き通しなので途中の山を越えるのが厳しい。
雲取山まで着くとあとはとにかく下るだけになるので一気に楽になります。
不必要な物水・食糧を消化して重く感じているのを和らげると一層楽です。水は途中の小屋で汲めるので思い切ってほとんど捨てましょう。
関東の縦走路でもかなり長いコースだと思います。なんらかの練習にも使えると思います。友人無人に関係なく、小屋を頼ると距離や時間に制限が生まれるかもしれません。トラブル等の対処の為にもテント(ツェルト)の持参を!
私の場合全日程雨でしたのでこの時期でも寒かったです。場所によってはエスケープに時間がかかるので万全な対策を。
追加:2011.11.5手入力ですがコース図を作成しました。改めてると山の中を境界線沿いに進んでいるのがわかります。
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