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Yamareco

記録ID: 146126
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

秋の牛ノ寝通りを小金沢山へピストン

2011年11月01日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:07
距離
24.4km
登り
1,434m
下り
1,412m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

松姫峠登山口6:10 - 8:20榧ノ尾山 - 9:35石丸峠 - 10:35小金沢山11:00 - 11:50石丸峠 - 13:00榧ノ尾山 - 15:15登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
139号線 松姫峠の駐車場に駐車 10台くらい駐車可か?
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト: 未確認
■道の状況:(松姫峠〜榧ノ尾山)平坦な尾根歩きで特に問題個所なし
(榧ノ尾山〜石丸峠)標高差500mの登りだが、急登は少なく歩きやすい
(石丸〜小金沢山)小金沢山の登りは踏み跡細く、行く手を見失い易いので注意
■入浴:小菅村の「多摩源流 小菅の湯」 600円/一人 アルカリ泉で湯上がり感が良い
明け方、松姫峠からの小金沢山(白矢印)
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
明け方、松姫峠からの小金沢山(白矢印)
ほぼ同じ角度をカシミールで再現 赤線はGPSの軌跡
2011年11月02日 17:27撮影
11/2 17:27
ほぼ同じ角度をカシミールで再現 赤線はGPSの軌跡
松姫峠の登山口 まだ日が当らず暗い
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
松姫峠の登山口 まだ日が当らず暗い
尾根に登ると日が射してきた
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
尾根に登ると日が射してきた
鶴寝山 登山口からほぼ100m登った
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
鶴寝山 登山口からほぼ100m登った
鶴寝山からは富士山が見える
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
鶴寝山からは富士山が見える
紅葉はちょっと物足りない
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
紅葉はちょっと物足りない
登山道は幅が広く、落ち葉が敷き積んでいい感じ
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:25
登山道は幅が広く、落ち葉が敷き積んでいい感じ
半分だけ赤い(?)カエデ
2011年11月02日 17:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
11/2 17:25
半分だけ赤い(?)カエデ
榧ノ尾山 ここまで大体2時間かかった
ここからどんどん登って行く
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
榧ノ尾山 ここまで大体2時間かかった
ここからどんどん登って行く
だんだん小金沢山が近づいてきた
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
だんだん小金沢山が近づいてきた
石丸峠には3時間半かかった
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
石丸峠には3時間半かかった
下に見える狼平まで下ってから、小金沢山へ登っていく
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
下に見える狼平まで下ってから、小金沢山へ登っていく
頂上直下の悪場 リボンを見失わないように
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
頂上直下の悪場 リボンを見失わないように
頂上稜線はこんな感じ 先行する団体も苦戦していた
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
頂上稜線はこんな感じ 先行する団体も苦戦していた
小金沢山の頂上に到着
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
小金沢山の頂上に到着
富士山の展望が良い 富士山の手前は三ツ峠か?
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
富士山の展望が良い 富士山の手前は三ツ峠か?
歩いてきた牛ノ寝通りが眼下に眺められる
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
歩いてきた牛ノ寝通りが眼下に眺められる
カシミールによる再現 凄く平坦なコースであることがよく分かる
2011年11月02日 17:27撮影
11/2 17:27
カシミールによる再現 凄く平坦なコースであることがよく分かる
石丸峠へ登り返す途中から西を望むと南アルプスの山々 手前は上日川ダム(大菩薩湖)
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/2 17:26
石丸峠へ登り返す途中から西を望むと南アルプスの山々 手前は上日川ダム(大菩薩湖)
石丸峠から再び牛ノ寝通りへ
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
石丸峠から再び牛ノ寝通りへ
色とりどりの落ち葉の道を下る
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
色とりどりの落ち葉の道を下る
午後から日が葉っぱの裏に回って輝きが増してきた
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
午後から日が葉っぱの裏に回って輝きが増してきた
赤、黄、緑の葉っぱが互いに透け合って豪華な色彩
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/2 17:26
赤、黄、緑の葉っぱが互いに透け合って豪華な色彩
こういうのもいい
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
こういうのもいい
どんどん撮る
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
どんどん撮る
巨樹が多いので上を向いた方がきれい
2011年11月02日 17:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:26
巨樹が多いので上を向いた方がきれい
飽きない
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
飽きない
全然…
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
全然…
いくらでも
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
いくらでも
こんな中を歩いて行く
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/2 17:27
こんな中を歩いて行く
これも凄い 赤と緑の組合せは何となく好き
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
これも凄い 赤と緑の組合せは何となく好き
ここから小菅の湯方面へ下って行ける
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
ここから小菅の湯方面へ下って行ける
カエデの大樹
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
カエデの大樹
まっすぐに伸びた幹と黄葉
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/2 17:27
まっすぐに伸びた幹と黄葉
この辺まで下りてくると落ち葉の種類がずいぶん変わってくる
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/2 17:27
この辺まで下りてくると落ち葉の種類がずいぶん変わってくる
3時を過ぎ日も傾いてきた
2011年11月02日 17:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/2 17:27
3時を過ぎ日も傾いてきた
撮影機器:

感想

去年の秋に大菩薩嶺に登った時の事前調査で気になった「牛ノ寝通り」
先週末のsumikoさん達の記録(→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-145401.html)を見て、早速同じコースで小金沢山を往復することにした。
(他のコースを調査する時間もないし)

小田原から2時間強、5時過ぎに松姫峠の駐車場に着くと平日なので思った通り1台も止まっていない。
いつもどおり車の中で簡単に朝食をとり、6時過ぎに登山口を出発。
多分ほとんど人はいないコースで熊が気になるので、熊鈴を大きめに鳴らしながら進む。

登山口から100mほどひと登りすると、あとは小さなアップダウンがあるものの標高1,300m台の平坦な登山道がずっと続く。
長丁場なのでできるだけ抑えて歩きたいところだが、初めての道でどれくらいかかるか読めず、どうしても時計を気にしながら歩いてしまう。

道は牛ノ寝の尾根の明るい木立の下を辿る。落ち葉が一面に敷き積んでサワサワと音を立てる。
葉っぱは色づいているもの、これからのものとまちまちだが、紅葉の中心は既に1,300m付近より下へ移っているのではないかと思う。

平坦な道を2時間ほども歩くと榧ノ尾山(かやのおやま)で、ここからやっと峠への本格的な登りが始まる。
既に結構な距離を歩いた後の登りなのでちょっと気が重いが、道は枯葉でフカフカ、大した急登もないので思いのほか楽に石丸峠に到着。
ここまですれ違ったのは一人だけ。
まだ10時前なので、日のあるうちに下山できることは確実になり少し余裕ができる。
石丸峠からは南アルプスの展望が良いが、昨年と違いまったく雪がなく残念。

狼平へ一旦下ってから小金沢山への登りにかかるが、ここから山頂までが今回のコース唯一最大の難路だった。
踏み跡は細く、途中から岩棚に沿ったり、木の根を渡るような場所が続き、稜線に出ても木々の狭い間を抜けながら進む。
少し脇見をするとすぐに進路を見失う。周囲を良く見て注意深くリボンを探していく必要がある。

頂上直前で仲間で登っているらしい10人ほどの団体を追い越す。
ここまでずっと一人だったので挨拶を交わすとなんか嬉しい。
頂上で記念写真を撮ってあげて、お礼代わりにドライフルーツなどをごちそうになった。

小金沢山の頂上は木立で半分くらい視界が遮られるが、富士山の展望は素晴らしい。
歩いて来た牛ノ寝通りも眼下に眺められる。
ここで休憩して昼食を摂り、11時ちょうどに下山開始。

登りと同様に歩きにくい道を下っている途中に3、4組とすれ違う。
狼平から登り返して石丸峠を12時前に通過。
この調子なら3時頃には登山口へ戻れるだろう。

牛ノ寝通りは午後になって日の光がやや後方から射すようになり、色づいた葉を裏から照らすので紅葉が凄く映えるようになった。
1,600〜1,700mくらいから次第に赤や黄色に染まった木が出てくる。
榧ノ尾山まで下りてくると紅葉は一段と増す。

この尾根は大きな背の高い木々が多いので、横を見るより上を向いて頭上の葉っぱを見ると、赤、黄、緑のハッとするほど美しい組合せがあって驚く。
注意して足元を見ると、道に積もる枯葉も高度が下がるにつれてその種類や量がだんだん変わってくる。

長い長い牛ノ寝通りなのに、きれいな色の木々を目にするとどうしても撮影したくなってさらに時間がかかる。
結局石丸峠からの下りも登りと同じくらいの時間がかかって3時15分に登山口に戻る。
石丸峠から下山するまでは誰ともすれ違うことはなかった。
登山口の駐車場にも自分の車以外には小菅村役場の車1台しか止まっていなかったので、ほかに登った人もいなかったようだ。

GPSの記録では往復で沿面距離が25kmとひどく長く、腰が痛くなった。
今回は時間のプレッシャーと熊の不安があって、あまり余裕なく歩いてしまった。

このルートをもう一度歩くとしたら、
1)上日川辺りから石丸峠へ登って牛ノ寝通りを下りのみに使い、小菅へ下山して入浴&宿泊。
2)単独ではなく、仲間や家族と歩きたい。
と思った。



  ※ Tadが所属する「山岳写真ASA」のHPはこちら ---> http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/


 

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