茅ケ岳 金ケ岳 晴れ
- GPS
- 06:57
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り;15:15(正規ダイヤ15:12)山梨北峡バス明野温泉太陽館→15:37(正規ダイヤ15:34) 15:38韮崎駅発高尾行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大月駅では乗り換えはこの時間、階段を昇ります。三ツ峠・河口湖方面へ行く富士急行線の方も、中央線は真ん中あたり6号車くらいが階段に近く、間に合います。 ・韮崎駅は松本方向に改札あります。車両編成によって場所変わります、本日は3両編成でしたので一番前でした。今日はバスが遅延でセーフでした。通学の子供たちも沢山降車します。 ・市営バスは「穂坂」行きでバス停もその表示ですが降車するのは終点「柳平」です。 穂坂=柳平?のようです。 ・登山道は整備されていて歩きやすいし、気をつければリボン、テープ見つかります。 女岩のあと、岩場の登りが始まり、mm?と多分 道を外しましたがすぐ戻れました… ・金ケ岳の下りが落葉で木の根、ゴロ石隠れています、転びはしませんでしたが何度も滑りました。足首グギも2,3回ありました。 ・登山口入り口バス停、わかりませんでした。 明野ふれあいの里=オートキャンプ場の入り口近辺だったらしいですね…? ・結局立ち寄り湯太陽館まで歩きましたが、そこもバス停が3日開催のだいこん祭りのためにすでにバス停が敷地内ロータリーではなく、臨時に車道に移動されています。しかも、上り韮崎駅方面にはありません。「ハイジの村(?)」のヤギのいる前の道で待っていたらバスが止まってくれます。 ・トイレは駅、深田公園駐車場。 ・韮崎駅〜穂坂(柳平)バス;370円。土日祝は深田公園までバスあります。(季節注意) ・太陽館〜韮崎駅バス;500円。ともに現金払いでパスネット、スイカ使えません。 |
写真
感想
まだ暗いうちに出て、中央線が小仏トンネルを抜けた頃少しづつ夜が明け始め、日の出がずいぶん遅くなったことを知りました。
韮崎駅のバス停でうろうろしていたら
「茅ケ岳へ行くんですか?でしたらこのバスですよ」
と、ご婦人が教えてくださる。
遅れて到着したバスに乗り込むのはご婦人とわたしのみ。
「茅ケ岳はとてもいいところですよ、ほら、見えるでしょ」
こんもりと姿よくよく見えます。
「前は八王子に住んでいたのだけれど、山が見えるから、って定年退職した主人とこちらに移り住んだの。今日はいいお天気でよかったわねぇ」
左前方に山が連なっている。
「あれ、八ケ岳ですか?」
「そう、八ケ岳。うしろが甲斐駒」
振り返ると、うわぁ、大きい。
ご婦人は病院前で降車なされてほどなく柳平バス停に着く。
ここから駐車場、登山口入り口まで車道歩きの1時間、とガイドブックにはありましたが、勾配の坂道をシューッと自転車で降りてきた方がわざわざ止まって、
「これから茅ケ岳?頑張ってね」
と言ってくれる。
「あと、どれくらいですか?」
「15分くらいかなー、頑張ってね〜」
なるほど、エールを頂いて普通に歩いて1時間もかかりませんでした。
駐車場は平日にもかかわらず10台以上。
ひと組出発したのを見かけただけでしたから、みなさんはやいです。
おだやかな道を進みます。
半分以上葉が落ちた木々が両側に広がり、ほぼまっすぐに散歩道のように続いています。
「きついわねー、まだかしらー」と足取り重い中高年グループの方たちを追い越した先に「女岩」があり、雨どいのような先から落ちる水をゴクゴク。
女岩。
何故 このような名前がつけられたのか。
ここのところ、尻岩、男根岩、と珍岩に遭うことが続き、可笑しがったりなるほどねぇ〜、とか思ったりもしましたが、なかばこじつけのような気もします。
何かの拍子に「こんなかたちに生まれてしまった」、自然の造形物。
大きな不思議なかたちだと神が創った、といわれたりしますが大なり小なり生きているものすべて神さまが創ったのかなあ。
女岩からはやっと山登りらしくなり、追い越したグループの女性陣たちは大丈夫かしら、と思いながら上ると。もう下りてくる人が何人もいます。
明るい南斜面の樹々はすっかり葉を落とし、遮るものがない上りが続いたと思ったら金峰山、振り返ると富士山。向こうは奥秩父方向、どんどん目に飛び込んできます。
不勉強なわたしは深田久弥氏の著書を未読で来てしまいました。
氏の著書で感銘を受けた方、氏を慕っているひと達はもちろんこのお山に詣でるのでしょうが、わたしのような行き当たりばったりで来たようなものでも、終焉の地から先、感銘を受ける、というか、取り巻く景色に目が奪われて仕方ありませんでした。
歩く前後左右に山。
この先、また何が広がっているんだろうかとワクワクで岩場も軽々越えられます。
話し声が聞こえると思ったら山頂でした。
甲斐駒、仙丈ケ岳、地蔵岳、南アルプス、八ケ岳、金峰山、雲取山、富士山。
すごいなぁ。
たくさん人がいるのがわかります。
早い時間から登ってここでゆっくり飽きるまで眺めるのもいいなあ。
金ケ岳へ向かったのはわたしひとりで、岩場と細い尾根を少し上り返し、やはり立ち止まりを繰り返し山頂です。
金ケ岳山頂は二人連れと男性のみ。
八ケ岳は今シーズンまだ大丈夫ですよ、是非行ってくださいといわれる。
自分が登った山をこうやって見るのもいいですし、これから行くのもいいですよ、と。
本当、そう思います。
目に入ったお山、全部すみからすみまでぜんぶ登りたい。
みなさん茅ケ岳へ向かわれ、明野方面はわたしだけで、また前後左右お山がキラキラしているものだから、つい…
下りながら、また来たいなー、とか、まだ登ってないほうが ごまんとあるのに、とか思いながら、高度は下がって樹林帯に入りました。
本日の反省
・いちいち写真を撮らない→撮ったところで出来が悪い、なのに撮るのは時間のムダ。
・あれもこれもと撮るから結局どれがどれだかわからなくなる→目に焼き付ける。
・下りは苦手だとわかっているのだからそのこともふまえて、ボーッとしていないで時間配分きちんとしないと。→1本前のバスに乗車できたかもしれない(バス停の場所ももちろんわかっている上で!!)
・慌てていて、帰りのバスの座席にゴミ袋を置き忘れてしまいました!
すみません!!
26548歩。
春夏秋冬、みんな好きだけれど秋が今は一番好きかもしれません。
コメント
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茅ヶ岳の近くに住むものです。
私も良く登ります♪
近くに形がソックリな八ヶ岳があり、ニセヤ
ツという、可哀想なネーミングが ついていますが、オリジナルの八ヶ岳とは、また異なった魅力がある山です。
オススメは冬の積雪のあるとき。そもそも雪があまりない山なのですが、雪のあるときを狙って行った時の景色も最高です。
四本か六本歯アイゼンでお手軽に登れ、雪化粧した金峰山方面の樹林の広がりはなんとも言えません。特に早朝。
空気の澄んだ日なら、北アルプスも見ることが出来ますよ。
是非ともまた茅ヶ岳のに、穂坂にいらっしゃって下さい!
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