富士山をみに鬼ヶ岳・王岳
- GPS
- 07:38
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
他に西湖いやしの里駐車場西端に「登山者用駐車場」と看板の書かれた駐車場あり。ただし、トイレはなさそう。帰りながら横目でちらっと眺めただけなので、確認してません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届箱 見つかりませんでした。ネット提出すれば良かった。 ・根場-雪ヶ岳・鬼ヶ岳 危険箇所なし。両側が切り立ち崩れ落ちている尾根道がありますが、背筋が凍るような気がしないのは私だけ? ハシゴ、ロープ設置場所あり。 ・鬼ヶ岳-刀節ヶ岳 危険箇所なし。鬼ヶ岳直下にロープ設置場あり。ロープは新しい。 ・鬼ヶ岳-鍵掛峠-王岳 危険箇所なし。ロープ設置場所あり。一カ所、展望台のような岩上で終わりの道あり。ただし、全長20m位なので損した感じはあまりなし。 ・王岳-根場 まったく展望のない登山道。堰堤周辺に一部道がわかりにくいところあり。ピンクテープを見つけてすぐに正しい道に戻れました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
二ヶ月ぶりの足慣らしに、二年前に鳳凰山でご一緒した方ご推薦の鬼ヶ岳を訪れました。曇りでも富士山を楽しめそうなことから天気予報とSCW-天気予報を前日までチェック。結果、雲の出現状況はSCWの時間経過がバッチリ当たってました。
午前6時頃駐車場には先客が一台。すでに出発されてました。きれいなトイレがあるのがうれしい。
しばらくは堰堤工事車両が利用していたと思われる車両通行用の荒れた道を上ります。最後の堰堤から沢を渡り登山道へ。いきなり、私の大嫌いな階段登場。歩き跡がそれなりにある登山道を上ります。
何カ所か富士山が木々の間から見えるのですが、写真を撮るには枝が多すぎます。雪ヶ岳が近づくと傾斜が急になり岩が多くなります。大好きなミツバツツジが咲いていたりつぼみが目を楽しませてくれます。景色への期待が膨らみます。何カ所か、眼下に西湖、向こうに富士山という私の大好きな景色が見える展望箇所登場。
雪ヶ岳から鬼ヶ岳まで尾根を楽々移動できると思っていたら、距離が短いですが、岩をよじ登るは降りるは、ハシゴを登ったりと結構楽しめます。雪をかぶった南アルプスを見ながら尾根歩きができるのがよいですね。
鬼ヶ岳山頂は目印の岩があるにはありますが、人の背より小さいこともあり正直拍子抜け。刀節ヶ岳に行こうか行くまいか迷いましたが、予定より早く到着したので予定通り進むことに。遠目で刀節ヶ岳をみると1時間は楽にかかりそうですが、往復で90分くらいなので、なんとかなるか。
比較的新しく設置されたきれいなロープがかかった斜面の道を降りて比較的平らな尾根道を歩きます。久しぶりの山行のためか、足が重い気がします。明るい陽に照らされたミツバツツジの花、新芽が出た新緑の木々、やはり新芽が出た山草などが、ウキウキするうれしい気持ちにさせてくれます。途中、今日初めての人とすれ違う。
金銀銅鉄なんの金属が感じられない金山を通り、刀節ヶ岳到着。甲府方面の景色を期待してきましたが、木々に邪魔され北方の甲府方面はまったく見えず。代わりにこれから向かう西方にある王岳から南の富士山、東の河口湖方面までが見渡せます。今日は富士山は珍しくもなんともないので、さっさと来た道を戻ります。あまり休憩してなかったので金山で10分間休憩し、じっくり足の各部をストレッチ。
鬼ヶ岳山頂に戻ると、今日二人目の三十代前半の男性登山者に出会えた。さっそく登頂記念写真を撮っていただく。予定以上に話し込んでしまったので、いとまごいしてそそくさと王岳に進む。尾根道は雪ヶ岳から鬼ヶ岳への道同様、補助器具としてロープが設置されたところが何カ所かありますが、それほど危険ではなく、登山になれてない方でもホンノリと危機感を楽しめるコースではないでしょうか。
鍵掛峠まで前方から熊鈴と話声が聞こえてきたので、少し歩くと追いつくかと思っていると声と鈴の主が近づかないどころか消えてしまいました。10分位進んでも声が聞こえないので空音かもしれないと思い歩いているうちに、忘れてしまいました。その後、再び鈴の音が。急ぎ足で進むもやはりなかなか追いつきません。ただし、今度は鈴の音と人声がどんどん大きくなります。鍵掛峠でやっと先行者の姿、確認。二十から三十代のカップル。空耳や見えないものの存在でなくて良かった。
鬼ヶ岳山頂でであった方から鍵掛峠王岳間の尾根道は富士山の展望が良いところが多いと聞いていたので楽しみにしていたが、鍵掛山に至るもそれほど景色は良くない。王岳に近づくとやっと富士山の展望が開けたところが続いて現れるようになりました。富士山側の展望は美しいですが、個人的には手前に湖が見える雪ヶ岳付近からの富士山が好きだな。
王ヶ岳山頂で本日最多の8人と遭遇。丁度お昼時なのでみなさん弁当を広げていらっしゃる。私も腰を下ろそうとするが、座りやすそうな所はどこもきわめて日当たりがよい。藪の中に入るが、日陰をみつけ腰を下ろして、定番の南高梅むすびと赤飯むすびをほうばる。富士山を見るのに難易度が高くなく、それほど楽ではない山のためか、私を含め中高年夫婦ばかり。単独の私としては話し相手にちょっと困る。
食事をすると腹いっぱいとなった富士山には目もくれず下山開始。王岳山頂から50m西に行くと根場への直下山コース分岐点が現れる。尾根付近は熊笹が茂っているので、手入れが遅れているときにこの道は通りにくそう。結局、根場まで全く富士山の姿を見ることができず。皆さんが根場から王岳への往復に鍵掛峠経由をする理由がよくわかりました。楽しくない。いくら見飽きたとはいえ、富士山の姿がちらりとでも見えると、なんだかうれしくなるもんですね。
根場の街に入ると外国語が聞こえてくる。北側を見ると、おっ。茅葺屋根の集団が。昔の日本のような素敵な街並みだが、帰りの中央高速道路渋滞を考えると余計な時間を過ごしている場合ではない。観光地を楽しみたい気持ちで後ろ髪を引かれるが、今日はこのまま帰る。
結論。やはり富士山を一日中眺めながらの登山は楽しい。4時間位から1日までコース取りに幅がある素敵な登山コースでした。
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