完全無雪期縦走、栃木県 大佐飛山

2018年06月18日(月) ~ 2018年06月19日(火)

• GPS: 36:12
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,722m
• 下り: 1,750m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:43
• 休憩: 0:09
• 合計: 12:52

距離 7.9km 登り 1,385m 下り 129m

5:22 スタート地点
15:00 15:09 大長山
18:14 大佐飛山

2日目

• 山行: 9:54
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:23

距離 14.3km 登り 319m 下り 1,632m

7:12 大佐飛山
10:24 10:34 大長山
12:32 12:33 西村山
13:16 13:17 黒滝山
13:57 14:10 山藤山
14:40 サル山
15:06 15:10 三石山
15:37 百村山
17:35 ゴール地点

往路の木ノ股川 西俣沢、ヒツ沢間尾根は
1000�辰鯆兇┐襪汎Г濱廚倭瓦�なく獣道のみです、1600地点付近まで激藪が続きます。
特に千島笹、ジダケの藪は背丈も高く密度も
あり 困難な藪漕ぎが続きます。私の登った
時はまだ親指歩度の太さのタケノコが有り
クマが食い散らかした跡がそこここにあり
藪漕ぎに時間のかかるこのルートは避けた
ほうが懸命でしょう。

天候

雨、晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

このコースの百村新登山口から黒滝山間をのぞき
登山道は不明瞭もしくは無し、マーカーも大長山付近までは多少あるが当てにならない、と言うのは積雪期に付けられたもので踏み跡は無いのである。
　大長山、大佐飛山間はほとんどマーカーもなく
獣道だけであるため、藪漕ぎ、泳ぎ、ハイハイの
繰り返しで尾根も灌木（シャクナゲ、馬酔木、ツガ、ハイマツ、シラビソ、等）で埋め尽くされ漕ぐのも不能な所あり。
したがって、迷路の危険性があります また登山口からは遠い為、無雪期の大佐飛山はおすすめ出来ません。
また、往路の木丿股川、西俣沢 ヒツ沢間は強烈な
ジダケの激藪でもっとおすすめ出来ません。
　大佐飛山 無雪期縦走は遭難の危険があります。

その他周辺情報

近くに古くからの湯治場 板室温泉がある。
また公共温泉施設、日帰り温泉
板室健康のゆグリーングリーンがある。
0287-69-0232
利用時間4月〜10月　10時〜午後7時
　　　　11月〜3月　10時〜午後6時
休館日
　　　　毎月第4水曜日（祝祭日な場合は翌日）　
利用料金
　　　　大人　　　　　　　　　　500円
　　　　子供
　　　　65歳以上　（要証明書　　200円　

写真

6/18 5:20

木ノ股川、西俣沢合流下の車止広場に駐車、急いで準備スタート。(^_^)
天気はどんより曇りで肌寒い。

6/18 5:20

奥に車止ロープが張ってある。
クラリスは気が急く　（笑）

6/18 5:42

林道を歩き発電所を過ぎた急登から取付き
すぐ導水管の方に上がり、上りやすい側をあがる。

6/18 5:55

しばらく導水管に沿って急登を登ると最上部に到達。

6/18 5:55

ここから下にパイプの中を水が落ちる、落差200�辰�らいかな？

6/18 5:57

導水管上部のコンクリートの構造物

6/18 6:00

構造物から右側斜面を登る

6/18 6:04

始めの内は踏み跡らしきところを・・・

6/18 6:09

すぐ踏み跡は薄くなりケモノ道程度

6/18 6:10

始めのうちは笹も薄め

6/18 6:11

まだ歩きやすい(^_^)

6/18 6:11

クラリスが先を行く(^o^)

6/18 6:18

だんだん怪しくなってきた^_^;

6/18 6:27

標高1000�団�になると 薄いながらも笹薮に(~_~;)

6/18 6:39

踏み跡が解らなくなってきました。(^O^;)

6/18 6:47

クラリスは軽快に歩ける(^_^)

6/18 6:47

笹の丈が高くなり密度が増してくる、
漕ぎが始まる(¯―¯٥)

6/18 6:55

こうなると歩けるところを漕ぐだけ

6/18 7:05

大木の下は藪が薄く息がつける。(^_^)

6/18 7:05

徐々に藪は深く、深く・・・

6/18 7:11

見渡す限り

6/18 7:11

ちょっと薄め

6/18 7:46

笹が太くなってきた、笹と地竹の区別が解らないが？千島笹の太いものがジダケなのか・・・

6/18 7:47

クラリス、袋へ
有袋類の類いか？（笑）

6/18 7:55

深く深く・・・

6/18 8:26

ちょっと薄いところも

6/18 8:38

すぐ笹の背丈が増す

6/18 8:38

ひたすら、漕ぎ、泳ぎ、時間がかかり
先が読めない(~_~;)

6/18 8:38

しだいにガスが、　漕ぎ、漕ぎ、雨　(T_T)

6/18 8:43

昔、林業が盛んな頃は道があったに違いない。

6/18 9:35

漕ぎ、泳ぎ、雨、何かフェチの修行か？

6/18 9:54

漕ぎ、泳ぎ、自問自答

6/18 9:59

どこを進む？

6/18 10:10

漕げ、漕げ

6/18 10:59

(ToT)

6/18 11:31

つかの間のドウダンツツジ

6/18 11:31

それでも漕ぎ

6/18 11:34

ジダケにナゲも・・・(T_T)

6/18 11:38

シャクナゲが出て来た。

6/18 11:42

完璧ゲートだー！！

6/18 11:42

カメラを差し上げて 上からパチリ

6/18 11:47

さー どーする？

6/18 11:52

クラリスが突っ込む

6/18 11:52

漕げー漕げー

6/18 11:54

ちょっとひと息

6/18 11:59

進入者を阻止すべく
ナゲがスクラムを組む(^_^)

6/18 12:06

生々しい(T_T)

6/18 12:09

踏み跡は無いので通れそうな所を漕ぐ

6/18 12:13

6/18 12:14

大木の下はオアシス(^^)

6/18 12:15

クラリスの眼差しに、元気がもらえる♥♥♥

6/18 12:17

ナゲに灌木

6/18 12:20

クラリスは下側をスルリ

6/18 12:31

漕げー、漕げー、泳げー

6/18 12:46

(・・;)

6/18 12:54

(*_*;

6/18 12:54

泳げー泳げー

6/18 13:00

シャクナゲの花はほとんど終わり、残っているのもわずか・・・

6/18 13:03

どこ歩く？(^.^;

6/18 13:12

いっぷく

6/18 13:12

斜面に逃げてトラバース

6/18 13:14

6/18 13:24

右手に沢が見えた
読図から水場を予想出来たが、
この時点では水があった。
方向さえ分かれば、大長山から
20分ぼどではないかと思う。

6/18 13:24

斜面をトラバースぎみに下りる

6/18 13:28

沢に降りた

6/18 13:29

水が流れてる

6/18 13:29

6/18 13:30

沢を上る

6/18 13:36

難所もなく歩きやすい

6/18 13:38

細いが水が流れる

6/18 13:38

6/18 13:39

6/18 13:41

沢を上る

6/18 13:41

6/18 13:47

ケイバイソウ

6/18 13:47

6/18 13:49

分岐は左側を行く

6/18 13:51

6/18 13:54

涸れ沢に

6/18 13:54

左側を

6/18 14:00

分水嶺

6/18 14:06

反対側の沢、とても明確な分水

6/18 14:08

反対側の沢が上に続くのでそちら側を登ると、再び小さな分岐が、確か左側

6/18 14:11

すぐ沢は終わり、笹薮に

6/18 14:14

笹薮をルーファイしながら
稜線を目指す

6/18 14:22

ほぼ稜線

6/18 14:28

つかの間のドウダンツツジ

6/18 14:41

笹の丈は目線を越えることはなく、踏み跡はないが漕ぎやすい
(^_^)

6/18 14:56

大長山に着いた、西俣沢尾根は
予想以上に時間がかかった。
踏み跡はなく大佐飛山までの
残り時間を考えてる。(^o^)

6/18 14:56

沢から笹薮になってクラリスは
スリングに（笑）

6/18 15:02

スリング有袋類になると楽に
20�船�ーバー

6/18 15:14

尾根上は通せんぼ、
強力な灌木

6/18 15:30

左側へ降りて笹原をトラバース、漕げ、漕げ(^o^)

6/18 15:46

雨が降って見透視が利かない

6/18 15:56

6/18 16:24

強力スクラム

6/18 16:24

6/18 16:27

ココかなー
ハイハイ、膝パッドが必須
アイテム

6/18 16:39

尾根を見上げながらトラバース

6/18 17:00

再び尾根にあがる

6/18 17:09

強力ゲート

6/18 17:15

再び右側笹原におり、漕ぎ漕ぎ

6/18 17:30

どこを歩こうが踏み跡は無し
漕ぎ漕ぎ泳ぎ、救いは笹丈が
目線以下(^_^)

6/18 17:37

真っ赤なミヤマドウダン

6/18 17:37

漕げー・・・

6/18 17:37

泳げー

6/18 17:52

この日初めての、一時の少しの青空、
でも直ぐまた雨が・・・(T_T)(ToT)

6/18 17:52

ずーうっと こんな感じ(+_+)

6/18 17:59

大佐飛山が近い

6/18 18:15

着いたー(^o^)
ついに大佐飛山に着いた、
笹の枯れ葉に埋もれた三角点を掘り出す、shige-ponさんの瓢箪峠からの時に写っていた物だ(^_^)

6/18 18:15

山名板があんなに高い所に(^_^)
小雨で眺望がない

6/18 18:15

こちら側にも小さめの山名板

6/18 18:15

南側に少し展望があるが
今日は見えない

6/18 18:16

山頂には上がるのも、下りるのにも四方踏み跡らしきものはない、藪漕ぎで上がってきた(^_^)

6/18 18:16

6/18 18:16

雨が降っているのでスリングから出ないクラリス、寒いのか震えている。
　夕暮れ前にに着いた、早くテントの設営をしなきゃ。
正直、疲れたが充実感でいっぱいです。急ぐからクラリス待っててー(^o^)

6/19 4:41

明るくなってきた、みごとな
雲海が広がっていたが パノラマは残念なから撮れてなかった
(^_^;)

6/19 4:42

昨夜、雨に朝方は強い風が吹いてたが、風は止みすっきり晴れた(^_^)
青空に遥か木の上に山名板がある、近くて遠い大佐飛山

6/19 4:43

クラリスはテントの中

6/19 7:03

6/19 7:05

翌朝の大佐飛山の山名板
ずいぶん高い所に設置してある
あの辺まで積雪がある証拠

6/19 7:05

雨上がり、青空の大佐飛山南側から関東方向を望む、遠くに
小さく薄く富士山も確認

荷物をまとめ、出発を待つ
クラリス(^_^)
濡れて ズッシリ重いテント、その他の着替え、ダウン、エアーマット、エマージェンシーSol、
全てが湿気で重い(-_-;)

山頂での記念撮影
さぁ、帰るぞーと気合いの一枚
クラリスは甘えてるー(^_^)

6/19 7:23

6/19 7:36

6/19 7:36

パノラマ

6/19 8:13

6/19 10:05

来た道を帰ればよいのだが、踏み跡がある訳ではないので、ここを来たかな？と思われる所を
ガサガサ漕ぐ、漕ぐ(^_^)

6/19 10:05

漕ぐ漕ぐ漕ぐ

6/19 10:33

ちょっと小休止、
リュック＋クラリス5�舛藁�石に
幸せの重さが右肩に食い込む・・・
(^_^)v

6/19 10:33

たまにケモノ達が休む笹が倒れた所で休む

6/19 10:39

ナゲゲートは強力(≧▽≦)

6/19 10:51

どこを行くか？進むべきか？

6/19 10:53

こんな感じの所をガサガサ漕ぐ、大佐飛 大長山 西村山間の尾根伝いの笹は高くても目線くらいで見透視がきくので助かった。(^_^)

6/19 10:54

西村山への上り
少しのマーカーと踏み跡らしきものも

6/19 12:16

踏み跡かケモノ道か共用

6/19 12:27

西村山

6/19 12:27

重いので歩かせるが、この後再び
黒滝山への上りの漕ぎで有袋類に
(^o^)

6/19 12:49

マーカーも

6/19 13:10

漕げ漕げ

6/19 13:12

6/19 13:13

黒滝山に着いた、
ここまで来れば一安心。
踏み跡もハッキリしてきてマーカーも多い。

6/19 13:13

タッチ

6/19 13:31

河下山

6/19 13:37

行くよー

6/19 13:41

ちょっとモヤモヤしてきたなー

6/19 13:57

山藤山

6/19 14:40

コースはしっかり明瞭、
もう迷う心配はない(^_^)

6/19 14:40

6/19 14:40

6/19 15:07

三石山

6/19 15:07

6/19 15:36

百村山
カタクリの群落がある為
コースから外れて歩かぬよう
ロープが張られる。

6/19 15:55

送電鉄塔があった

6/19 15:57

ギンリョウソウも沢山あったが
やっと写真に収める余裕が （笑）

6/19 16:19

登山口左側のブルで押した所、
この延長でブル道を尾根に作らないとよいのだが・・・

6/19 16:21

百村新登山

6/19 16:28

舗装道路を木ノ股側に下りる

6/19 17:34

無事帰還(^_^)v

撮影機器：

DSC-W350 SONY

ASUS_Z011D ASUS

感想

bongenki

　無雪期 大佐飛山、昨年は
塩那スカイラインから木ノ股川に降下、
本谷をつめて瓢箪峠との間の
コルへ上がり目指したが、時間切れで
瓢箪峠近くのスペースハウスにて泊まり
翌日帰還からの持越しのミッションでした。
　年を跨ぎ、積雪期は準備不足から 叶わず
雪が無くなってからの完全無積雪期の
オペレーションになりました。
　今回、この無雪期の大佐飛山に登れたことは
私にとって幸運で、また獣被害、事故、迷路に
遭わなかったことはラッキーでした。
　またいつか天空の回廊を歩き、再び積雪期に
戻ることを誓い 大佐飛山を後にしました。
(^_^)

コメント

fe_el

イタグレちゃん
木ノ俣川にコメントいただきましたFEELです。

藪、藪、藪！
無雪期のオオサビお疲れさまでした！

ワンちゃんが一緒だったのですね(^o^)✨
一緒に歩くの癒されるし楽しいですよね。

エルちゃん今はおじいちゃんで長くは歩けなくなりましたが、
以前は沢旅や長時間の山行、イグルー泊も連れて行きました(^^)
でもやっぱり可愛い歩行拒否をするので、カンガルーみたく袋に入れました。笑
どこのイタグレちゃんも一緒ですね。可愛くて笑えます。

bongenki

Re: イタグレちゃん
　FEELさん こんにちは〜
アプリの使い方が不慣れでコメントに気が付くのが遅くなりすみません。
　そ〜ですね、大佐飛は藪、藪、藪でした
（笑）　でもクラリスはケモノ道があると
ラクラクスルリ、倒木もスルリです。それでもジダケの密藪は苦手ですね(^_^)
テン泊する時、寝袋に入ってくると温かい
し ほんとうに癒やされます。