南ア・北沢峠から甲斐駒ヶ岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上付近は花崗岩が風化したサラサラの砂の地面で、歩きにくい。 |
その他周辺情報 | 帰りは、仙流荘で入浴。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
弟子(妻)と2人で甲斐駒ヶ岳へ登山に行って来た。この時期、テント泊をすると寒いので、寒がりな弟子への配慮でテント泊をしなくて済むように日帰りの計画を立てた。甲斐駒を日帰りしようとすると、北沢峠ゆきの伊那市営バスの始発に乗らなければならない。始発が6:00のため、この時間に間に合うよう逆算して『キャラメルハウス』(自宅)を出発。そのため、深夜1時に起床だ(苦笑)。途中通過した国道158号線の沢渡駐車場は深夜にもかかわらずクルマでいっぱい。夜のうちに登山者が駐車場確保のため押し寄せ、上高地ゆきのバスの始発までクルマのなかで仮眠をとってるよう。北沢峠ゆきの伊那市営バスのベースとなる仙流荘には5時に到着。バス停の前には始発に備え、すでに多くの登山客が列を作ってる。クルマのなかで1時間ほど仮眠をとるつもりが、6時前に臨時バスが出発し始めたため、慌ててバス待ちの列につく。3連休による混雑を見越し、ある程度無視した柔軟なダイヤで運転してるよう。これは5年前の仙丈ヶ岳登山の時に学習済みであり、想定の範囲内(笑)。所有してるバスが全部出払ってて、北沢峠からバスが戻って来るのを待ってたためすぐにはバスには乗れなかったけど、臨時便のため、観光案内もすべて端折ってひたすら北沢峠を目指したため、こちらの予定が狂うことなく北沢峠に7:05に到着。多くの登山客が北沢峠から広河原への南アルプス市営バスに乗り換えてった。仙流荘のバス待ちの列の登山者のなかに「予定が狂っちゃうじゃないか!」と係員に詰め寄る者も居たけど、この時期、仙流荘のバス停はこうなってるって予め情報収集しとかなきゃあ...(苦笑)。
北沢峠から仙流荘に戻るバスの最終は16:00発。このバスに乗り遅れると、山小屋に泊まるか、林道を延々と21 km歩くかのどちらかになる...とバスの運転手も言ってた。乗り遅れた時にテント泊出来るように装備一式を持ってきてるので、遅れた時も心配ない(苦笑)。7:12に北沢峠を出発し、持ち時間約9時間のタイムトライアルに挑戦。駒津峰までは順調。駒津峰で荷物をデポし、身軽になって頂上へ挑んだハズだったんだけど、六方石から摩利支天分岐までの岩場のアップダウンに意外に時間がかかり、頂上付近のザレた急斜面に足をとられ、思うように足が進まない。それでも、11時過ぎに甲斐駒の頂上に到着。12時に甲斐駒の頂上を出発できれば終バスに間に合うとヨんでたんで、狙い通り。頂上に着いて記念写真を撮ってしばらくするとガスが上がってきて展望が無くなった。いいタイミングで頂上に着いたね(苦笑)。登りはあんなに苦しんだのに下りは早く、あっという間に六方石まで下る。駒津峰から元の荷物を背負って、仙水峠へ下る。こちらは峠まで下り一辺倒。1時間で岩ゴロの仙水峠へ。前日のうちに仙水小屋のテン場まで入っておくというプランもあったけど、途中通りかかった仙水小屋のテン場の広さを確認する限り、よほど早く着かないと無理だね...(苦笑)。駒仙小屋を経由し、16:00発の終バスまでに余裕を残して、北沢峠には15:26に到着。
15:45発の臨時バスで仙流荘に戻り、仙流荘で入浴。夕食は伊那の『バーミヤン』で喰った。富山県の『バーミヤン』が全て『ガスト』へ転換または完全閉店して久しいため、『バーミヤン』で喰うのは実に久しぶりのため、あれもこれもと頼んだ結果、\4,000以上も注文してしまった。こんなに食べられるんだろうか...と思ったけど、山登り直後のため、全部食べ尽くしてしまった(苦笑)。
(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)
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