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Yamareco

記録ID: 1471898
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(雪を求めて白馬大雪渓へ)

2018年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:17
距離
14.5km
登り
1,828m
下り
1,819m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
1:59
合計
9:17
距離 14.5km 登り 1,828m 下り 1,834m
5:58
74
7:14
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96
8:50
9:05
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9:27
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10:41
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9
12:48
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10
14:30
14:30
41
15:11
15:14
2
15:16
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道を糸魚川ICで下りて国道148号線を大町松本方面に進み、白馬駅前交差点を右折し県道322号線(白馬岳線)を終点の猿倉まで。
コース状況/
危険箇所等
スタート地点の猿倉山荘付近は積雪無し。林道途中から雪道となる。雪渓下部は融雪が進行しており、沢の流量多め。スノーブリッジも薄くなっており踏み抜き注意。雪渓上は標高2200mあたりまでは傾斜も緩く歩きやすいが、2200mから上はストックないしピッケル利用が必須。雪質は午前早い時間は溶けた雪が氷化しておりアイゼンが刺さるも気温上昇とともにザラメ状態となり、途端に効きが悪くなるので早朝からの行動が望ましい。
白馬頂上山荘から山頂までは完全に夏道が露出しており山荘でアイゼン脱着して登頂。
その他周辺情報 八方の湯(利用料800円)
http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/

【北陸、新潟方面から】
深山の湯(道の駅小谷併設)がおススメ。利用料660円。レストランで500円以上の食事をすると半額の330円。
http://www.otarimura.co.jp/original3.html?mode=pc
猿倉山荘のポストに登山届を投函してスタート。
2018年05月20日 05:58撮影 by  iPhone 7, Apple
5/20 5:58
猿倉山荘のポストに登山届を投函してスタート。
緑も綺麗でテンション上げ上げ。
2018年05月20日 06:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 6:45
緑も綺麗でテンション上げ上げ。
快晴の白馬ブルー。来て良かった〜
2018年05月20日 07:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 7:04
快晴の白馬ブルー。来て良かった〜
まだまだ雪たっぷり。
2018年05月20日 07:16撮影 by  iPhone 7, Apple
4
5/20 7:16
まだまだ雪たっぷり。
雪渓の中心付近に直径1m近い落石。
左側の斜面でも時々ゴロゴロと落石の音が…
2018年05月20日 07:23撮影 by  iPhone 7, Apple
3
5/20 7:23
雪渓の中心付近に直径1m近い落石。
左側の斜面でも時々ゴロゴロと落石の音が…
結構な傾斜感。
2018年05月20日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/20 7:50
結構な傾斜感。
ダイナミックな景色に感動。
2018年05月20日 08:32撮影 by  iPhone 7, Apple
5
5/20 8:32
ダイナミックな景色に感動。
広い〜
日本最大規模と言われるだけあります。
2018年05月20日 09:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 9:11
広い〜
日本最大規模と言われるだけあります。
雪渓上に目立つデブリはありません。
2018年05月20日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 9:28
雪渓上に目立つデブリはありません。
雪渓上部にも沢が露出しています。
2018年05月20日 09:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 9:52
雪渓上部にも沢が露出しています。
白馬岳頂上宿舎が見えてきました。
2018年05月20日 10:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 10:06
白馬岳頂上宿舎が見えてきました。
雨氷、キラキラ光り綺麗でした。
2018年05月20日 10:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 10:14
雨氷、キラキラ光り綺麗でした。
頂上宿舎に到着。
2018年05月20日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 10:17
頂上宿舎に到着。
どどーんと立山連峰。
反対から見る剱も毛勝もカッコいい〜♫
2018年05月20日 10:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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5/20 10:38
どどーんと立山連峰。
反対から見る剱も毛勝もカッコいい〜♫
山頂に到着。
2018年05月20日 11:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 11:04
山頂に到着。
反対側も絶景。
2018年05月20日 11:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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5/20 11:08
反対側も絶景。
遠くは白山や能登半島まで見渡せました。
2018年05月20日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 11:17
遠くは白山や能登半島まで見渡せました。
かなりの強風。
山頂を通過する雲のスピードが凄い。
2018年05月20日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 11:17
かなりの強風。
山頂を通過する雲のスピードが凄い。
白馬山荘から山頂までは全く雪無し。
2018年05月20日 11:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 11:21
白馬山荘から山頂までは全く雪無し。
頂上宿舎から白馬山荘の間、何ヶ所かクラックもありました。
2018年05月20日 12:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 12:18
頂上宿舎から白馬山荘の間、何ヶ所かクラックもありました。
スキーヤーはあっという間に下っていきます。
2018年05月20日 12:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 12:40
スキーヤーはあっという間に下っていきます。
午後からの登りはシンドいでしょうね。
2018年05月20日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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5/20 12:45
午後からの登りはシンドいでしょうね。
少し傾斜緩んできました。
2018年05月20日 12:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 12:54
少し傾斜緩んできました。
石があちこちにゴロゴロ。
避けながら下るスキーヤー達のテクに感心。
2018年05月20日 12:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 12:59
石があちこちにゴロゴロ。
避けながら下るスキーヤー達のテクに感心。
杓子岳側の谷からの落石。
ずっとゴロゴロ音してました。
2018年05月20日 13:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:07
杓子岳側の谷からの落石。
ずっとゴロゴロ音してました。
白馬尻小屋から下部、スノーブリッジ崩壊進んでます。
2018年05月20日 14:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 14:38
白馬尻小屋から下部、スノーブリッジ崩壊進んでます。
猿倉山荘まであと少し。
2018年05月20日 14:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 14:58
猿倉山荘まであと少し。
名残惜しいなぁ。
2018年05月20日 14:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 14:59
名残惜しいなぁ。
ここ、往路でうっかり左(鑓温泉ルート)に進みました。慌ててリルート。
2018年05月20日 15:03撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/20 15:03
ここ、往路でうっかり左(鑓温泉ルート)に進みました。慌ててリルート。

感想

5月も下旬となり雪山も終盤。
貴重な晴れ予報の日曜日、たっぷりな雪と戯れる事が出来る日帰り圏内はどこか?
直感的に白馬大雪渓が思い浮かび、早朝3時に自宅を出発。途中、富山〜新潟県境に差し掛かるところで雨が激しく降り始めるも気にせず長野入り。猿倉山荘に到着した5時半にはすっかり雨も止み、森の中は清々しい朝の空気感に包まれ、否が応にもこれからの山行に期待が高まる。

猿倉山荘玄関脇のポストに登山届を出し、午前6時ちょうどに出発。林道序盤は日陰の一部を除き夏道。やがて1kmほど進むと雪道に変わり、砂防堤の渡渉ポイントを速攻通過していよいよ待望の雪渓歩きがスタート。

デブリランドを想像していたが意外にも白馬尻手前の1箇所のみで雪渓上はずっとフラットな感じ。表面は溶けた雪が薄く氷化しててザラメ状態な割にはグリップも効き、標高2100mあたりまではチェーンスパイクで快調に歩行。それが仇となりアイゼン履くタイミングを逃し、傾斜がキツくなった2200mあたりでいよいよスパイクの爪が刺さらず足元が崩れ停滞。滑落の2文字が頭をよぎり、慎重に30mほど先の岩場に取り付きようやくアイゼン装着。

ホッとひと息つき、以後はガシガシ直登で白馬岳頂上宿舎まで。山頂に近づくにつれて風も強まり(体感的に風速15mほど?)、背中を押される様な感じで白馬山荘に到着。建物脇でアイゼンを脱ぎアタック開始。20分弱で着いた山頂からの景色は遠く能登半島や白山まで見渡せ、雪を抱いた立山連峰が眼前に広がる様はまさに絶景。

下りもダイナミックな雪渓歩きを充分に堪能しながら思う存分雪と戯れ、麓では鳥のさえずりに癒されながらの森林浴と最高に贅沢な一日を過ごせた。今度は「花の白馬」も訪れたい。

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