那須岳 三斗小屋温泉テン泊 (茶臼-三本–朝日八の字周回)
- GPS
- 11:11
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:46
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:42
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れから曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
10時到着時点で駐車場満車 路肩にも駐車車両有り 今回は重荷の為(酒ね)(笑)片道ロープウェイ使用 那須ロープウェイ www.nasu-ropeway.jp/guide/ 大人片道950円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳〜峰の茶屋 岩場のトラバースルートすれ違い、歩行中の落石に注意 その他危険箇所は無し |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 鹿の湯 www.shikanoyu.jp/ 1300年の歴史 湯温別の浴槽、46℃、48℃入ってる人が…ヒーロー なんか、「温泉道🙏♨」的な施設 温泉成分が濃いッ!てわかる。イイお湯です。 |
写真
感想
beavernaonaoさんに誘って頂き、行って来ました三斗小屋温泉。
テン場に露天風呂なんて凄く贅沢な山旅でした。
久喜駅で集合、途中で一人合流して東北道を一路北上、
天気も良かったからか峠の茶屋駐車場到着時点でもう車一杯でした。
RW山麓駅まで少し歩いてRWに乗車、標高差300m程をスイスイ上がって山頂駅。
RWはそこそこ混んでいましたが問題なく乗車出来ました。
10:30山頂駅からいよいよ行動開始、まずは茶臼岳の山頂を目指しますよ。
テント泊装備に鍋セット、ビールと日本酒にワイン、駄目な登山者のザックは重いのです。
最初っからなかなかの登りだったので直ぐに疲れた・・。
ロープウェイの駅から山頂まではいかにも火山って感じの溶岩礫の道、
観光の人も結構いるのでなんとなく富士山っぽいかな。
大した距離じゃないので富士山に比べて観光の人も元気(笑)
山頂直下に荷物をデポして身軽になって山頂に向かいます。
出発から40分くらいで登頂、朝日や三本槍が綺麗に見えました。
デポ地点まで戻ったら峰の茶屋跡に降りて小休止、
大勢の登山者が休んでいました。
ここからは三斗小屋へ向かって下って行きます、
あんなに大勢いたのにこちらに降りてくる登山者はほとんどいません。
ダケカンバの明るい森を下っていくと延命水と名付けられた水場です。
ここでみんな休憩して水を汲みました、
三斗小屋温泉の水は煮沸必要との情報だったので、
飲み水なんかはここで汲んでおいたほうがイイかな。
水場からはゆるーく下って三斗小屋温泉に到着♪
早速、テント設営してみます。
先日の白馬岳では暴風であんなに設営に苦労したのが嘘のよう、
無風だったので凄く平和な設営でした。
だがしかし、ウチのステラリッジ2はもうそろそろ退役かなぁ、
PUコーティング加水分解のベトツキに加えてシームテープ劣化の剥がれが酷い。
設営すると剥がれたシームテープの破片が無数にフロアに落ちていて汚い。
下界から担いできたビールが合計で20本ほど、
ひとっ風呂浴びてからとも思ったけど早く飲もうとの声に逆らえず(笑)
みんなで乾杯♪
とりあえずビール1本飲んで喉の渇きを癒やす、ああ幸せ^^
宿泊する煙草屋旅館さんの露天風呂はテント泊でも入れますが、15-17時は女性専用、
あと30分で15時なので男性メンバー全員で露天風呂へ。
洗い場も何もない素朴な露天風呂ですが趣きあっていい感じでした。
15時からは女性メンバーも露天風呂へ、
戻ってきてから夕食タイムです。
beavernaonaoさん用意の担々ごま鍋、ピリ辛加減がビールに合うなぁ。
女性メンバーもそれぞれ何品か用意して頂いて豪華な宴になりました。
そして満腹になって19時、わずかに残る薄暮の中を再び露天風呂へ^^
日が暮れると急に寒くなってきたので、しっかりと温まってテン場に戻ります。
この後も少しだけ飲んで20時過ぎにお開き、それぞれ床に就きました。
翌朝、明るくなってきた4時頃に目が覚めたので露天風呂へ、
やっぱりいた!beavernaonaoさんとcrabさん。
みんな好きだねぇ、お風呂(笑)
他のメンバーも早起きで5時半にはみんなで朝食、
テント撤収も済ませて行動開始は7時でした。
大峠に向かう道は大きな沢を三回渡渉します、
結構なアップダウンで、平坦なところは殆ど有りませんでした。
人の手が過剰に入っていない、趣のある登山道・・。
大峠から先は低い笹原の中を進む稜線歩き、
景色が良くて、花も咲いていて、爽快な道でした。
途中から行く手に見えていた標柱らしきものは1826mのピーク、
分岐はその先でした。
分岐から一登りで10:50三本槍岳に到着、お腹が空いたので昼食にします。
カップヌードルBIGと雑炊で定番の組み合わせ、
〆の雑炊をひっくり返してしまいorz・・
気を取り直して朝日岳に向かいます。
三本槍岳〜朝日岳〜茶臼岳の間は日帰りのハイカーも多く、
沢山の人とすれ違いました。
朝日岳までは割と平坦な道も多く、楽に歩けました。
湿原に木道が掛かっていたりして、稜線歩きじゃないみたい。
朝日岳手前のベンチのところに荷物デポして山頂へ、
12:55山頂に到着、正面にドンと茶臼岳の絶景を楽しんでからデポ地点へ引き返します。
ここから峰の茶屋跡まで、前半は稜線の西側トラバースして剣が峰手前からは
東側に変わってトラバース、前半は特にザレた溶岩礫なので滑りやすいので気を付けて進みます。
何ヵ所か鎖場もあるが、トラバース部分に手すり代わりに設置してある感じでした。
峰の茶屋跡からは峠の茶屋駐車場までCT30分、
最後に階段が多く出てきて少し萎える。
14:20無事に駐車場に到着、お疲れ様でした。
荷物が多かったのでなかなかハードな二日目でした。
帰りに寄った鹿の湯さん、昔ながらの湯治場の雰囲気を今に伝える大人気の温泉、
シャワーとかそんなの無しで、頭を流すなら柄杓で湯を掬って流す。
温度別にいくつか湯船が有るが、
44度→ちと熱い
43度→なかなか良い
試しに46度→メチャ熱い
41度→少しぬるい
48度とかあったけど無理だな、耐えられそうにないです(笑)
天気に恵まれて温泉三昧、とてもいい山旅でした。
ここから備忘録
クロージングは二日間とも上は長袖ジップシャツのみ、
下はマムートの薄手トレッキングパンツ。
風が吹くと涼しくて気持ちのいい春の陽気でした。
テン場では夕暮れ以降はダウンの上下を着たが暑くもなくちょうど良かった。
明け方の冷え込みは6〜7度くらいかな?
シュラフはポリゴンネスト6×4、ダウン着ていたから少し暑かった。
ダウン着るなら4×3でもよかったかな。
荷物は初日23kgくらい、二日目は17kgくらいかな?
ビールに食材、ワインと日本酒など沢山減ったのですがまだ少し重たいね、
さらなる軽量化は今後の課題です。
飲み物は二日間ともポカリを500ml、初日は十分に足りた、
二日目はなんとか足りた感じ、もう少しあっても良かったかな。
二日間に渡って膝痛は気配のみで問題なく歩けた。
筋肉痛は下山翌日に極小程度、顔面は日焼けで皮が剥けた(^^;
これくらいなら日焼け止め塗らずに平気かと思ったけどダメだった。
私が何年も前から行きたかった三斗小屋温泉♨煙草屋さん
今回はテント泊での計画を私が立案
大人数でのテン泊、鍋(自作)とオシャレで美味しいおつまみ
秘湯の温泉三昧!お腹いっぱい胸いっぱい⁉
初めての事が多かったのですが、とても想い出に残る事ばかり
ご参加の皆さん、感謝でございます!
那須岳には数回来ていますが今回の山行でまた更に好きな山になりました
次は煙草屋さんか大黒屋さんに小屋泊しに行こう
今年新調したテントとシュラフを初使用
ニーモandi2p
軽さと設営の容易さを求めてシングルウォールにしましたが
今回実感したのは「結露」
シングルウォールの弱点とわかっていたものの予想以上の結露
荷物の置き方、換気の仕方、工夫が必要です
設営、撤収の容易さはヤッパリ◎
ナンガオーロラ600
冬使用に向けて購入しましたが
今時期にはオーバースペックかと思いつつ試しに使用
ところが暑くもなく快適!
ただパッキングの大きさは難点、コンプレッションの購入検討
今回は温泉入浴の為に着替え、鍋作りの為に食材
一人の時には持たない物が多く比較的重量出たのか?
毎回反省しながらも軽量化が出来てませーん
少しずつhanya さん等周りの技術を盗んで行こう♪(´ε` )
三斗小屋温泉から大峠までの道は3回の沢渡り
二つ目の沢近辺は「熊の餌場!」らしいですよー
後から聴いてビックリ‼確かに小さいタケノコみたいなやつ!
食べた跡が有りました…
鹿かと思ってた( ゜д゜)
歩く人が比較的少ないからか?笹が覆い被さりトンネルの様な場所も
でも藪漕ぎって程ではなかった
大峠から三本槍迄はひたすら登り
軟弱な私には逆回りが楽だったかもしれない
重荷で心が折れそうになる感じ
梅雨前の晴れ間でいい山行でした
那須岳、近くていい山です。
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