JWV 紅葉の大日三山と称名の滝
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- GPS
- 27:05
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 687m
- 下り
- 2,132m
コースタイム
‐13:40七福園13:50‐14:05大日小屋14:20‐14:35大日
岳1450‐15:05大日小屋(泊)
27日 大日小屋6:00‐6:05水場‐8:10大日平山荘‐9:15猿ガ馬
場9:25‐10:10称名川‐10:20称名の滝10:30‐10:50称
名滝バスターミナル11:05=11:25立山駅にて昼食、解散14
:00=21:00新宿西口
天候 | 26日 晴のち曇、時々ガス 27日 曇のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
26日 室堂7時10分着 27日 立山駅前13時25分発、新宿駅西口20時30分着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥大日岳‐中大日岳 両側が切れ落ちており、高度感のある岩場を下る。 途中に下りのハシゴがある。 大日小屋‐大日平山荘 大岩付近から急斜面をジグザグに下るので要注意。 大日平山荘‐登山口 牛首尾根付近はハシゴ、ロープがあるが滑りやすいので 慎重に下る。 登山ポスト 室堂にあります。 飲食・温泉 立山駅付近に飲食店あり。 温泉、風呂は、亀谷温泉、立山山麓温泉、立山温泉ホテル、 ウエルサンピアにありますが、いずれもタクシーを利用する。 トイレ 室堂、雷鳥沢キャンプ場、各山小屋にしかありません。 |
写真
感想
25日 晴れ
夜行バス、毎日アルペン号にて立山・室堂へ直行する。竹橋(毎日新聞社玄関)に集合22時15分。蒸し暑いお堀端を22時30分に出発し、高坂、松代、有磯海の各SAで休憩をしながら立山に向かう。車中はほぼ満席の状態だ。乗客は登山客、観光客であり、外国人も大きな身体をシートにうずめている。高坂を過ぎると皆熟睡に入る。
26日 晴れ・曇り、時々ガス
夏だとゲートが1時間早く空くのだが、9月からは時間が変わり夏より1時間遅くなる。美女平、追分を過ぎると紅葉帯が始まる。今年は10日程例年よりも早いそうだ。天狗平あたりから釼岳、立山連峰が素晴らしい姿を現してくる。車中はざわめきが起きている。室堂に定刻よりも早く到着する。玉殿湧水の前で朝食と準備を行う。
天気は快晴、立山を眺めながらのんびりとミクリガ池、地獄谷経由で雷鳥平に向かう。紅葉がすばらしい。雷鳥沢を見上げると、御前小屋が見える。以前釼岳に登った時に泊まった小屋である。浄土沢にかかる橋を渡り雷鳥沢との分岐を左に直進し、奥大日岳に向かう。室堂平、弥陀ヶ原、地獄谷を眺めながらのんびりと登る。富山からの日帰り登山客がかなりいる。青空と紅葉を眺めながらハイマツと草原の大地を緩やかに登る。稜線に出たところが新室堂乗越である。花の多い稜線をのんびりと歩き道なりに進むと奥大日岳の山頂に着く。釼岳側はガスで見えない。残念だが夕方、小屋からの展望を期待する。山頂から少し戻って、両側が切れ落ち、高度感のある岩場を下る。白っぽい岩の崩壊地があり長いジュラルミンのハシゴがある。中大日岳への登りにある岩場はしっかりとした堅い岩である。やがて七福園の岩石帯に入る。中大日岳を通過しハイマツ帯を少し下ると大日小屋の赤い屋根が見える。一息入れて大日岳へと向かう。あっという間に山頂に着く。ガスで展望は無いが先客多数が晴れるのを待っている。我々は早く小屋に帰りのんびりしたいので戻ることとする。先客がいる小屋の前のテーブルに無理やり潜り込み、釼岳方面のガスが晴れるまで、酒盛談議を始める。1時間位すると雲が切れ始めて、夕日を浴びた釼岳が顔を現す。これを見るために今回は登って来たのである。早月尾根から釼岳山頂までの稜線、山頂から剣山荘までの岩尾根が良く展望できる。展望に満足し夕食を早々と済ませ寝るとする。予約でいっぱいと聞いていたがゆったりと寝られる。
27日 曇りのち晴れ
今日は、標高差1300mを下るのだが、天気は生憎あまり良くない。一気に下るとする。小屋から大日岳の南斜面を横切るように下るが、大岩付近からはかなりの急斜面である。小沢を何度も渡りジグザグに高度を下げて行く。ザクロ谷の源頭を過ぎれば大日平の木道に出る。左手に微かに薬師岳が見え、正面には鍬崎山が、そして弥陀ヶ原のバス道路が見え、あたり一面は紅葉真っ盛りである。この辺から太陽が陽をさし、暑いくらいである。大日平山荘を通過し、後で思うとのんびり一休みすればよかったと後悔する。木道を緩やかに下ると大日平と別れ、牛の首尾根に移る。登山者が続々と登ってくる。右手はザクロ谷、左手は称名滝側で、ともに切れ落ちており、ハシゴやロープがあるが滑りやすい。牛の首から称名川に面した崖を下る。猿ガ馬場を過ぎ、無心に下り続けると、ふいに舗装道路に出る。荷物を置いて日本一の落差を誇る称名の滝見物に行く。豪快に水しぶきを上げる称名の滝はまさに今回の山行のフィナレーを飾るにふさわしい眺めである。称名滝バスターミナルから立山駅までバスで行き、おいしい生ビールでのどを潤し解散とする。
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