阿蘇山・高岳 荒涼の世界から華やかなピンクの世界へ

2018年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 10.8km
• 登り: 536m
• 下り: 522m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:38
• 休憩: 2:14
• 合計: 5:52

9:10 阿蘇山ロープウェイ
9:29 9:29 砂千里ヶ浜
10:12 10:12 南岳
10:27 10:30 中岳
10:47 11:42 阿蘇山
11:52 11:52 仙酔尾根分岐
11:58 13:13 天狗の舞台
13:39 13:40 月見小屋
14:03 14:03 中岳
14:15 14:15 南岳
14:45 14:45 砂千里ヶ浜
15:02 阿蘇山ロープウェイ

天候

晴れ☀♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

前日、FDAで福岡入りし、平治岳を登山後に肥後大津泊。

当日はR57,県道299,198,111利用し阿蘇山山上公園駐車場へ。

R57のミルクロード入口交差点近くのファミリーマートが最後のコンビニでした。

無料駐車場の最後の空きスペースが目の前で埋まり、有料駐車場(410円)に駐車。
駐車場代は草千里駐車場も共通なので結果オーライだったかな。

下山し、帰省後、翌日のFDAで福岡より帰宅。

コース状況／危険箇所等

登山道は概ねしっかりしています。
砂千里から稜線への急登が核心で落石に注意です。
稜線では崖上も多く慎重に。

なお、当日の火口見学は全面不可でしたが登山は許可されていました。
ただし、砂千里まではガスを強く感じました。
タオル(濡れているとなお良し)を持って歩くと安心です。

山の上は涼しくても、歩くと暑くなります。
熱中症にも注意しましょう。

□阿蘇市ホームページ
　http://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/spot/asosan/
火口規制情報や登山道の案内が掲載されています。

□阿蘇火山火口規制情報
　http://www.aso.ne.jp/~volcano/i/
「火口見学の閉鎖」＝「登山道の規制」ではないようですが、濃霧時などは立ち入り規制になるようです。

写真

6/2 9:11

さぁ、山上公園の有料駐車場からスタート。
真っ青な空だ♪

6/2 9:11

とにかくガスに注意。
周囲に注意。

6/2 9:18

火口に向かう道を登る。
火口からは噴煙。

6/2 9:20

道路脇のシェルター、いざというときには。
(ここにしかないけど)

6/2 9:27

砂千里。
一直線に歩く。

6/2 9:34

火口はすぐそこ。

6/2 9:42

南岳に向かう急登を登る。
けっこうハード。

6/2 10:01

南阿蘇が見える。

6/2 10:01

振り返る。
団体さんも数組いて賑やか。

6/2 10:02

急登を登ってもまた登り。

6/2 10:11

振り返る道は荒涼の世界。

6/2 10:14

中岳の噴火口が見えた。
ずいぶんと噴煙が高い。

6/2 10:15

東側は根子岳と祖母山かな。

6/2 10:27

まずは中岳山頂♪

6/2 10:29

火口とともに📷
ありがとうございます。

6/2 10:30

阿蘇の街越しにくじゅう。

6/2 10:39

さぁ、高岳の山頂に向けて。

6/2 10:46

そして、初めての高岳、着いたー。

6/2 10:50

三角点もタッチで。

6/2 11:11

山頂の先に見える東峰と。
あとで行ってみよう。

6/2 11:42

まったりな山頂をすごし。

6/2 11:43

ピンクに染まる東峰へ。

6/2 11:44

空に一直線の飛行機雲だなー。
と思っていると。

6/2 11:47

交差する飛行機雲まで。
貴重なもの見れました✨

6/2 11:52

仙水峡分岐を通り。
(仙水峡は通行禁止)

6/2 11:56

阿蘇の街とくじゅう。
くじゅうをこちらから見る日が来るとは。

6/2 11:58

ミヤマキリシマの群生地に着いて。

6/2 12:01

緑とのコントラストもいい。

6/2 12:03

ミヤマキリシマの間を歩く。

6/2 12:05

たっぷりのミヤマキリシマを眺めつつ✨

6/2 12:08

ピンクの海と。
先にある天狗の舞台が気になるー。

6/2 12:09

あざやかなミヤマキリシマがそこかしこ。

6/2 12:10

満開に咲き誇る。

6/2 12:10

往路にはわからなかったけど、振り返るとより華やかで。

6/2 12:12

ミヤマキリシマに覆われる道。

6/2 12:23

天狗の舞台まできて1枚📷
キレイにありがとうございます😆

6/2 12:32

まるでピンクの絨毯。

6/2 12:56

東峰から根子岳を。
ギザギザがスゴい。

6/2 13:07

ミヤマキリシマの花束と。

6/2 13:14

結局東峰でもノンビリし。
登山口へむけて。

6/2 13:17

ミヤマキリシマが美しく。
進まない、進まない。

6/2 13:21

雲海の中にいるような時間。

6/2 13:28

どの株もキレイ。

6/2 13:30

群生地を出て振り返る。
予定していなかったミヤマキリシマの群生。

6/2 13:36

その眺めをバックに。

6/2 13:41

月見小屋前を通り。

6/2 13:43

最後に振り返る。
思いがけない楽しみ、ありがとう。

6/2 13:54

中岳に戻りつつ。
まるで犬っぽい岩発見😆

6/2 14:02

再び荒涼とした世界に戻る。

6/2 14:08

ずいぶんと噴煙が出てる。

6/2 14:35

急だった道を下ってきた。

6/2 14:43

砂千里を歩き。

6/2 14:45

この先はさすがに口元にタオルつけた。

6/2 14:48

結局この日の火口見物はできず。
だけど無事に戻れたことに感謝です。

6/2 15:39

帰りがけ、売店の開いていた草千里から。
にぎやかだなー。

6/3 9:28

翌日、大観峰から阿蘇山を。
あの山の上を歩いたんだねー。

撮影機器：

D5500 ニコン

サイバーショット DSC-WX500 SONY

arrows NX F-01K docomo FCNT

感想

たくたく

初めての阿蘇山・高岳へ。
今まで観光として何度か中岳火口までは行ったことがあったけど。

最近になり登ろうと思う頃にはすでに火山活動で入れず、このままずっと登れないのかなと。

だけど、グレトラをきっかけに今は登れることを知って。
ならば今のうちにということで、今回の目標に。

前日は平治岳でミヤマキリシマを楽しんだので、この日は完全なるピークハントの予定で。しかも火山ガスで火口見学は禁止されていたので、完全に登りきることだけが目的として。

火山ガスを気にしながら、砂、岩の山を登り。
急登をあがると火口、外輪山、くじゅうや祖母山などの山々を見ながら最高峰、高岳まで。
とりあえず43座目の百名山山頂をゆっくりと楽しんでましたが。

高岳に着いて見えた東峰のミヤマキリシマ。
ミヤマキリシマは昨日平治岳で思う存分に見ていたし、時間もあるから寄っておくかー。程度の気持ちだったけど。

実際に行ってみると、見頃だらけのミヤマキリシマ。
その中を歩き、また過ぎてから振り返るとより華やかで。
特に天狗の舞台からは眺めといい雰囲気といい素晴らしい場所でした。
だから、みんな山頂はさっと通り過ごしていたんですね(笑)

短時間で往復するつもりが、休憩時間の長い山行になってしまいましたが、
満開のミヤマキリシマに青空の飛行機雲、遠くのくじゅうや祖母山、そして犬っぽい岩。荒涼の世界だけを想像していたのに、そのすぐ近くに期待以上、多くの楽しみを味わえました。

阿蘇山はまだまだ火山活動が活発なので心配はあるけれど、これからも平穏で、もっと安心してみんなが登れるようになるといいですね。

前日の平治岳のレコはこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1487688.html