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Yamareco

記録ID: 149016
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

赤杭尾根〜川苔山

2011年11月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:20
距離
13.4km
登り
1,179m
下り
1,136m

コースタイム

06:50 古里駅
08:30 赤杭山
10:15 川苔山着 11:00 出発
11:15 舟井戸
12:30 大根ノ山ノ神
13:10 鳩ノ巣駅

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR青梅線 6:42古里駅着の列車にて

帰りは鳩ノ巣駅より乗車
コース状況/
危険箇所等
ルート上の道ははっきりしており、特に危険箇所はありません。
お馴染みの、濡れ落葉によるスリップと、落葉に隠れた石や木の根は要注意です。
赤杭尾根ルート、ズマド山方面への分岐点に着くまでに、いくつか崩落している場所がありました。おそらく崩落後時間が経っており、道形はしっかりついていますが、やや注意が必要です。

古里駅は、降りてすぐの青梅街道沿いにセブンイレブンがあり便利です。
朝日の中の古里駅。出発です。
朝日の中の古里駅。出発です。
登山道手前にある立派な神社。
登山道手前にある立派な神社。
道標に導かれて登山道へ。
道標に導かれて登山道へ。
ここから登山道。お約束の植林急登な雰囲気満点です。
ここから登山道。お約束の植林急登な雰囲気満点です。
木々の間から太陽が差し込む朝の登山道。
木々の間から太陽が差し込む朝の登山道。
植林帯です。薄暗い。
植林帯です。薄暗い。
崩落箇所の手前に注意書きがあります。
崩落箇所の手前に注意書きがあります。
見難いですが、こんな感じの崩落地点が何箇所かあります。
見難いですが、こんな感じの崩落地点が何箇所かあります。
立派な檜(と思われます)
立派な檜(と思われます)
山と高原地図には表示ないですが、川井駅方面に下りる道を示す道標がありました。
山と高原地図には表示ないですが、川井駅方面に下りる道を示す道標がありました。
川井駅方面に行くとズマド山を通るようです。
川井駅方面に行くとズマド山を通るようです。
少し明るい雰囲気になってきました。
少し明るい雰囲気になってきました。
針葉樹と広葉樹が混在する感じ。
針葉樹と広葉樹が混在する感じ。
こうやって見ると、植林帯も面白いもんですね。
こうやって見ると、植林帯も面白いもんですね。
だんだん自然林の雰囲気が。
だんだん自然林の雰囲気が。
紅葉はほとんど終わりですね。
紅葉はほとんど終わりですね。
秘密の小道のような素敵なところです。
秘密の小道のような素敵なところです。
赤杭山頂。標識は赤久奈山となっていました。
赤杭山頂。標識は赤久奈山となっていました。
古里方面を示す古い道標が。
古里方面を示す古い道標が。
この道標も古いですね。
この道標も古いですね。
開けたところに出ました。本仁田山方面?
開けたところに出ました。本仁田山方面?
ススキが道に覆いかぶさっています。
ススキが道に覆いかぶさっています。
突然飛び出した林道のような道。ここをしばらく歩きます。
突然飛び出した林道のような道。ここをしばらく歩きます。
倒木さんこんにちは。
倒木さんこんにちは。
この道標からまた登りの始まり。
この道標からまた登りの始まり。
尾根に乗ったあたりにある道標。
尾根に乗ったあたりにある道標。
この木が目印です。
この木が目印です。
おそらくエビ小屋山方面だと思いますが、未確認です。
おそらくエビ小屋山方面だと思いますが、未確認です。
防火帯の雰囲気。気持ち良いです。
防火帯の雰囲気。気持ち良いです。
雰囲気最高!
天気もバッチリですね。
天気もバッチリですね。
山頂近くは明るい道。
山頂近くは明るい道。
もうすぐ山頂です。
もうすぐ山頂です。
蕎麦粒山方面への分岐。
蕎麦粒山方面への分岐。
山頂に着いた!人出はぼちぼちといったところでしょうか。
山頂に着いた!人出はぼちぼちといったところでしょうか。
地図とは山名の表記が違うんですね。
地図とは山名の表記が違うんですね。
西の眺望が素晴らしいです。
西の眺望が素晴らしいです。
右膝の不調により蕎麦粒山方面を断念し、鳩ノ巣駅に下ります。
右膝の不調により蕎麦粒山方面を断念し、鳩ノ巣駅に下ります。
色づいた葉がまだ少し残っていた。
色づいた葉がまだ少し残っていた。
川苔山の水場は、ここから下るようです。未確認です。
川苔山の水場は、ここから下るようです。未確認です。
舟井戸。本仁田山方面から下りてくる人がけっこういました。
舟井戸。本仁田山方面から下りてくる人がけっこういました。
大ダワ方面への分岐。崩落により通行禁止だそうです。
大ダワ方面への分岐。崩落により通行禁止だそうです。
石垣。登山道を整備する方々の苦労が忍ばれます。
石垣。登山道を整備する方々の苦労が忍ばれます。
苔むした沢の岩。
苔むした沢の岩。
こちらは石垣に苔。素晴らしい雰囲気。
こちらは石垣に苔。素晴らしい雰囲気。
ほとんど植林帯の道ですが、時折このようなところが現れて和みます。
ほとんど植林帯の道ですが、時折このようなところが現れて和みます。
大根ノ山ノ神。
山ノ神の祠のすぐ横にある檜の根元。
山ノ神の祠のすぐ横にある檜の根元。
山の神に通じる道。
山の神に通じる道。
おまけ。猫の日向ぼっこ。
おまけ。猫の日向ぼっこ。
無事鳩ノ巣駅に到着。
無事鳩ノ巣駅に到着。

感想

古里から、地図上に一本すっと北西に向かって伸びている赤杭尾根登山道。
なんとなく惹かれるものがあり行ってみたいと思っていたのですが、今回初めて行くことができました。

どうせなら、人が多いということで敬遠していた川苔山もセットで、ということで、赤杭尾根〜川苔山〜蕎麦粒山〜鳥屋戸尾根というルートを計画しました。

早朝の青梅線は、登山客が多く乗っていましたが、古里駅で下りたのは自分一人。
朝の空気を吸い込みながら出発します。

最初はお約束の薄暗い植林帯の急登。
とはいってもそれほどのキツさはありません。

しかしここでトラブル発生。
先日の谷川岳山行で痛めたと思われる右膝裏の腱のあたりが、登り始めて30分ほどで痛み出したのです。
休憩を多く取ったり、もんだりしながら、だましだまし登っていきます。

右にズマド山と川井駅方面への道を分けるあたりからは、森の様子も少しずつ明るくなっていきます。

ここからの道ですが、気持ちの良いことこの上ないです。
初めて歩いたのですが、すっかり魅せられてしましました。
紅葉樹林と針葉樹林のちょうど境界くらいの道で、明るく、アップダウンもそれほどありません。
特筆すべきはその静かさ。
川苔山へ至る道だというのに、ほとんど人に会わず、秘密の小径のようなたたずまいです。

ひっそりとたたずむ赤杭山のピークを踏んで、さらに川苔山への道をたどります。

しばらく歩くと林道のような作業道に突然飛び出します。
休憩していると、前方から若い二人連れの方が、赤杭尾根方面に歩いていきました。
この時点でまだ9時前。一体いつから登っているのか、びっくりしてしまいました。

しばらく行くと道標があり、また登りが始まります。
尾根に乗ってしまえば、あとは気持ちのよい道をえっちらおっちら登っていくだけです。
足の不調もあり、体感的にはかなりゆっくり登って、10時過ぎに川苔山頂に到着しました。

山頂は人の出もぼちぼちといったところで、十分にゆっくり過ごすことができました。
昼食をとり、休憩しながら地図を見ながら周囲の山々を確認したところで、もう足の痛みも大丈夫だろうという甘い考えで動きだしましたが、やはり登りよりも下りが足には負担がかかるのか、すぐにびっこを引くくらいの痛みが始まりました。

蕎麦粒山方面の分岐まで下ってしばらく考えましたが、今日はこれ以上足を伸ばすのは不可能という判断をし、鳩ノ巣方面の登山道を下り始めました。

地図上に水場と避難小屋の表示があるのですが、ぱっと見たところ山頂周辺には無さそう。少し下ったところに道標があり、「水場」の表示が。
道標の示す方向に下れば、水場があるようですが、確認はせず下ります。
避難小屋はついに眼に入りませんでしたが、見落としたのかな?

さてもう右足は曲げることが難しいくらい痛いですが、とにかく麓まで急ぎます。
舟井戸ではたくさんの人が登ってくるのに出会いました。
本仁田山方面から来る人が多かったです。
自分も膝の調子さえ良ければ!と思いますがどうしようもありません。展望のきかない植林の薄暗い道をとぼとぼ下ります。

延々と林の中を下る単調な道ですが、苔むした岩や石垣、少し開けて明るくなっているところなど、ちょっとしたことで心が和みます。

痛む足にはずいぶん長く感じられる時間が経った頃、ようやく大根ノ山ノ神に到着。
5月に本仁田山に登った時通った場所。知っている場所に出られてほっとします。
ここから鳩ノ巣駅まではもういくらも歩きません。
最後の気力を振り絞って鳩ノ巣駅へ下山。
電車を待つ間、自分へのご褒美に、駅前のお店でビールを買って飲みました。

足が不調で悔しい山行となりましたが、赤杭尾根の素晴らしさに触れられたのは収穫でした。
ちゃんと治して、またリベンジしたいとの思い募る一日でした。

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