上河内岳(積雪期登山の下見&赤石・聖の眺望)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,249m
- 下り
- 2,251m
コースタイム
6:20畑薙大吊橋⇒9:20横窪沢小屋⇒10:50樺段⇒11:40茶臼小屋12:40⇒14:20上河内岳⇒15:40茶臼小屋
二日目
6:20茶臼小屋⇒10:00畑薙大吊橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ウソッコ沢(上河内沢)沿いは、台風による崩壊および高巻が多く注意。 登山ポストは、沼平、畑薙大吊橋にあり。 接阻峡温泉会館、300円。 |
写真
感想
<上河内岳は、どこから見てもピラミダルに見える南ア南部の山である。
聖・光と百名山を縦走する間に登られることが多い。標高は2800mを越える。
しかし、この山を目的として登山する人は極めて少ない。
冬の丹沢塔ノ岳から南アルプスを眺めて、最も富士山の近くに見える山で、
光はこの山の陰に隠れて塔からは見えない。
なお、南ア南部には○河内岳が他に4つある。>
この山は、奥さまはまだ登ったことがなく、復活登山に茶臼小屋は良いかな?でした。上河内岳には登らず、茶臼岳でしたが。
人は多くないし、小屋までの標高差はそれなり。眺望抜群。畑薙方向からだと東南面で天候悪化に対応できるし、
この辺では珍しくウソッコ(謂れは不明)、横窪と小屋も多い。
しかーし、行った奥の反応は悪し!畑薙大吊橋はNGとのこと。怖いらしい。
なんやねん!
突如、奥さまの考えが変り出したのは、南アルプス南部案内人のKさんのお話を聞いてからでした。
冬季の上河内からの聖・赤石の眺めは、「神々の・・・・」。
お達しがでました。上河内岳積雪期登山の下見です。
奥は風邪で来なかったけど(そんなのありかい?)。
ヤマレコでは、皆さんの山行記録を通じてバーチャルではあるけれども、行った気になれる時があります。
そういうの好きです。
<冬の上河内岳(下見から思ったricalojpのバーチャル)>
1.気象上、地域特性の注意点
,海了外茲竜ぞ歉紊瞭団Г蓮2月中旬から春先にかけての「南岸低気圧」の通過による積雪量の増加、
富士山も同様。
腐る雪。春先のザラメ状になる雪の腐り方は、相対的に高い気温が原因なのだろうが、北アとは大いに異なる。
トレースは、初冬から残雪期までまったく期待できない。
づ仍蓋からの積雪はない。車は登山口までの心配なし。
2.茶臼小屋まで、一日目の注意点
_7β小屋までは、雪なし。樺段前後から、積雪量が問題になる。
急登、積雪量の予測が困難なことから、ワカンがベターか。
夏場の水平歩道に移るコル、水平歩道を5mぐらい行ったところに冬道の取り付きあり、直登。
3鮹覆ら茶臼小屋までは、ラッセル、急登の体力勝負。一日目で茶臼小屋に着きたい。無理ならビバークもしくは横窪沢小屋に撤退。
3.茶臼小屋から上河内岳への注意点
\兩穃未慮極めが重要。積雪量によって夏道を使い分けるべきかと。安全なのは尾根とうしの前提で。
ファインド&セレクトが難しいと思う。
滑落危険個所は、雪山経験者であればほぼなし。ハーネス・ザイル等は不要。
赤岳(八ヶ岳)のような危険性はないが、登山口からの体力は比較にならない。
よって、茶臼小屋から上河内岳へのアタックは体力、天候への思慮が必要。
体力があって天候に恵まれれば、一泊二日で「神々の世界」が至近で望める貴重な山と思います。
私たちの技量で週末行ける雪山となると、八ヶ岳、西穂、鳳凰三山、乗鞍ぐらいしかなかったから。
以上、冬季登頂した気になりました(笑)。
同じような気持ちになるのです、ヤマレコの皆さんの山行記録を読んでると。
PS:畑薙から上河内岳往復のルート上では一人も出会いませんでした。茶臼の冬季小屋には、縦走と思われる方が遅い時間にお二人いらっしゃいました。
ricalojpさん、はじめまして。
土日で北又渡〜聖岳・光岳と周回縦走をしていました
私も縦走している時は誰にも会わなかったので、茶臼小屋でricalojpさんのテントを見た時ちょっとホッとしました
一応テント一式は積んでいたのですが小屋泊にしましたが、もう一人の方は易老渡から登って来られたみたいです
ricalojpさんのテントは目立つので、また
雪の上河内岳頑張ってください
いやー、Maieさんは豪の者ですねー。便島ではなく北の又から歩いてきたんですね!ネタばらしは止めて、アップしたらコメントしますね。
本来は、冬季小屋に泊まる所なんでしょうが、シェルターのテストもあったので残念でした。山中、誰にも会わないと思って覚悟していた時に、会うと嬉しいものですよね。
ではまた、どこかで・・・・・たぶん南ア?
上河内岳、形の良い山ですね。
そう言えば、先月登った恵那山から見えてました。
ウソッコ、ヤレヤレ・・・
面白い地名ですね。
todokitiさんの山行記録は、
行った気になれるので、いつも楽しませてもらってます。
「ヤレヤレ峠」は私の故郷の徳島県にあるらしく、「ヤレヤレ助かった」ということだそうです。
こっちのは「最後に登り返されヤレヤレだよ」と思いました。「ウソッコ」はわかりません。
6年程前、テント泊で初めてアルプスを歩いたのが便ヶ島から聖・上河内・茶臼・光でした。
16番の写真、左奥の斜面にテントを張った場所が写っており、懐かしさで楽しく読ませていただきました。
南アルプスは雄大ですね。山も谷も尾根もでかい。
また、訪れたいです。
家内の実家が浜北市にあり、そちらに帰省したときなど、密かに南アルプス深南部を狙っているのですが、なかなかお許しがでません。
ricalojpです。
私たちも浜北在住です。よろしくお願いします。
深南部については、私たちも全く手がつけられないでいます。野鳥の森⇒麻布山⇒前黒法師山⇒バラ谷の頭⇒黒法師岳のルートの下見をしたことはあるのですが、そのままです。
いつかは、チャレンジしたいですね。
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