両神山 魅惑の白井差ルート、下り専用コースはスリル満点
- GPS
- 07:15
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
(復路) 12:30東岳-14:08岩頭-15:40白井差登山口
天候 | 曇り時々晴れ 予報は午後から雨だったが、奇跡的に終日雨はなし。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白井差ルートは、全体を通して危険個所はなく、両神山山頂手前の鎖場のみ。 両神山から東岳へは、鎖場が数か所連続する。 両神山から梵天尾根方向へ進み、岩頭へ向かうにつれて尾根が細くなる。登山道は人通りが少ないため落ち葉が多く、ところどころ滑りやすくなっている。 岩頭の先を折れて白井差登山口へのルートは、引き続き細い尾根や鎖場、ハシゴなどが連続するが、しばらくすると緩やかな下りになる。 |
写真
感想
平日登山で、ちょっとだけ紅葉を楽しめるルートを検討している中で、両神山に
事前登録制の白井差登山口からのルートがあることを知った。
他にもいくつか候補はあったが、今回の参加者の大半が、両神山はもちろん、
秩父の山は未経験だったので、全員一致でこのコースに決定した。
数日前に、管理者である山中さん宅に電話し、予約を完了。
当日は天気が懸念されたが、なんとか雨も降らずに当日を迎えた。
当日は車2台に分乗し千葉を5時前後に出発、嵐山PAに6:30に集合。花園ICを出て
すぐの「道の駅はなぞの」で1台に集結し、ほぼ予定通り8時頃に登山口に到着。
まず管理者である山中さんから、注意事項など一通りの説明を聞く。今日は我々
以外にもう一組、9時頃到着する組があり、山中さんはそちらと一緒に登る予定
とのこと。
事前調査では、行き帰り同じコースのピストンのみ許可とあったが、借用した
地図には、梵天尾根方面を経由する「下り専用ルート」があった(写真参照)
山中さんに確認すると、「そのコースは人通りも少ないので、私が同行した
場合のみ通行可能」と説明された。
では帰りに運良く出会えたら、その下り専用コースに行ってみようと言うこと
になった。
8:30頃に登山口を出発。両神山への上りは、途中ひたすら上りがだらだら続き、
しんどいところもあるが、危険個所は全くない。
天気予報はくもりのち午後から雨だったが、この頃から晴れ間が覗き始める。
我が会の誇る「四○王」が複数名そろうと雨が降らない、という伝説は、今回も
威力を発揮する。
当たり前だが、途中誰とも会うこともなく、10:30に両神山山頂へ到着。
ここで初めて、先着組のおじさま・おばさまに出会う。
両神山の山頂は岩ばかりで狭く、記念写真を撮った後で早々に出発。数日前に
両神山に来た登山会のメンバーからの事前情報で、展望は東岳の方が
良いとのことだったので、さらに東岳へ進む。
両神山を出たすぐは鎖場を含めたいくつかの下りが連続し、何とかこなした後は
稜線を歩き続け、小一時間で東岳へ到着。
東岳山頂では、奇跡的にほぼ全方位の展望が広がる。立派なベンチもあり、みんな
でうどんやスパゲティなど、思い思いの昼食をとる。
飛騨市だけでの休憩中、数組の登山客と出会う。さっき山頂であったおばさま
たちは、鎖場の連続と言われる八丁峠の方へ下りていった
1時間ほど休憩した後、両神山へ戻ると、山中さんが下り専用ルートの案内のため
我々を待ってくれていた。なかなか来ないので、「東岳に怪しい5人組はいなかっ
たか?」と聞いていたらしい。そんなに怪しいとは思わないけど。
14:00頃、山中さんを含めた6人で下り始める。いったんは元来た道を戻る形で
下り始め、途中から梵天尾根方向へ折れる。山頂からそのまま梵天尾根方面へ
向かえないことはないが、我々だけではたぶん迷うだろうとのこと。
山中さんは、我々と同行中、興味深い話をずっとしてくれていた。私は後方に
陣取っていたため、あまり聞くことができなかった。。。
ところどころの看板などには、熊の鋭い爪痕が。
そうしているうちに梵天尾根にさしかかる。ここは一応山と高原地図にも掲載
されている道だが、全く人通りがないため、落葉が登山道を覆い、滑りやすい
ところもあり注意して進む。
さらに進んで岩頭方面へ進むが、徐々に尾根が細くなり、高所恐怖症の私は
とたんに歩みが遅くなる。
岩頭からは、多少雲が広がっては板が、遠くに先日登った金峰山や、小川山など
などの絶景が見える。
ひとしきり休んだ後、白井差への下り線用ルートへ。ここもしばらく細い尾根と
ハシゴなどのちょっと怖い部分が続く。
しばらくすると、ようやく緩やかな道となるが、やはり人通りがないため、落葉
の上を歩くことに。
登山口の近くでナメコ等を育てており、以前は登山者にプレゼントしていたそう
だが、震災後放射能の不安から控えているとのこと。
登山口へ着いた時には、東岳出発から約3時間。下りルートがハードだった分、
上りと下りにほとんど同じ時間を費やすこととなった。
最後に管理料(一人1000円)を支払い、記念のバッジを受け取る。
有料とはいえ、下りはずっとガイドしてもらい、さらにバッジももらえるため、
コストパフォーマンスはバッチリでみんな満足(^o^)
1日30人(30組?)とのことだが、ぜひともお勧めしたいコース。
やはりここにも熊さんが…w
いやーいいですねっ奥秩父!
私も今度ご一緒したいです!(*^▽^*)
いつもの夜ランには驚いております。
雪が降る前の山計画も白紙状態で、
安請け合いの仕事に追われてしまいました。
私もヒザの調子をみながら
またヤマレコ投稿出来るようにしたいものです。
お疲れ様でした。
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