遥かなる皇海山☆（すかいさん、銀山平〜庚申山〜鋸山、コウシンソウ）

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 13:20
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,602m
• 下り: 2,584m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:51
• 休憩: 1:30
• 合計: 13:21

4:03 スタート地点
4:52 4:52 笹美木橋
5:07 5:08 一の鳥居
6:11 6:30 庚申山荘
7:46 7:58 庚申山
8:31 8:32 駒掛山
8:57 8:59 薬師岳
9:53 9:56 鋸山
10:35 10:36 不動沢のコル
11:19 11:35 皇海山
12:04 12:06 不動沢のコル
12:28 12:44 鋸山
13:32 13:33 薬師岳
13:55 13:56 駒掛山
14:40 14:45 庚申山
15:36 15:41 庚申山荘
16:26 16:29 庚申七滝
16:30 16:32 一の鳥居
16:46 16:46 笹美木橋
17:24 ゴール地点

天候

晴れ、風は台風の影響で午前中強め
午後は弱くなり暑くなった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：自宅から車で銀山平（4450円）
帰り：銀山平（0円）から車で自宅（4450円）

コース状況／危険箇所等

・庚申山荘までは問題なし
・庚申山荘からは水場を経由して上へ続く道をそのまま登ります。
　途中、岩から水が滴り落ちてくる場所は、岩の奥に上へ登る道があります。
　危険箇所が多いので、慎重に登りました。
・コウシンソウは、庚申山山頂近くの岩場にあります。
　お山巡りの道と合流してからさらに登ると空が見え始め、
　笹原の道になってきます。
　ハシゴを登ると、岩場の右手に踏み跡がありますので、
　10メートルくらい入ると、
　岩場にコウシンコザクラとコウシンソウが咲いています。
　岩場は2ヶ所ありますが、下の方にしか花はありませんでした。
・庚申山から鋸山までの途中の白山までは問題ありません。
　笹漕ぎが少しあります。かなり木々の枝が体や頭に掛かります。
・白山の少し先の蔵王岳から鎖場ロープ場ハシゴ場があります。
　サポートは十分にあるので、慎重にこなせば大丈夫だと思います。
　難易度は、妙義山の尾根ルートよりは易しいです。
・鋸山から不動沢のコル方向への下降はロープ場があります。
　これも慎重にこなせば問題ありません。人多いので落石注意。
・不動沢のコルから皇海山までは普通の登山道です。体力勝負。
・六林班峠を経由するコースは、他の方の記録によると
　背丈の藪漕ぎの連続らしいです。
　鋸尾根の往復をお勧めします。

その他周辺情報

・温泉は銀山平のかじか荘庚申の湯（610円）
・おみやげは東北自動車道佐野SAで買いました。

写真

6/9 4:08

4:08 駐車場
出発します。

6/9 4:15

4:15 ゲートを通過します。もうだいぶ明るいです。

6/9 4:57

天狗の投石
これは火山の関係でできたんでしょうかねえ…。

6/9 5:08

5:08 一の鳥居

6/9 5:27

沢沿いの道を登っていきます。

6/9 5:31

百丁目
旧猿田彦神社が百十四丁目らしいです。この後、道標を見ながら歩きました。

6/9 5:36

5:36 鏡岩

6/9 5:45

夫婦蛙岩

6/9 5:53

仁王門

6/9 6:05

旧猿田彦神社跡

6/9 6:13

6:13 庚申山荘
少し上がらせていただきました。朝は無人でしたが、夕方は管理人さんがいらっしゃったようです。

6/9 6:26

庚申山荘の裏にクリンソウの群生がありました

6/9 6:26

クリンソウ
赤くて目立つ花です。

6/9 6:38

庚申山荘水場
たくさん出ていました。水を汲んで2リットルにしました。庚申山へは上へ続く道を登ります。

6/9 6:53

小ぶりの白いツツジが咲いていました。

6/9 6:54

小ぶりの白いツツジ

6/9 7:00

ハシゴ場が出てきました。全部で7ヶ所くらいかな。作りはしっかりしているので、安心して登れました。

6/9 7:10

一の門越しにちょうど朝日が照らしました。絞って撮っています。

6/9 7:22

標高が上がり、見晴らしが良くなってきました。

6/9 7:28

コウシンソウ
山頂が近くなり、笹原となった少し先の岩場を右に行ったところに咲いていました。コウシンソウだと分かるのに少し時間が掛かりました。

6/9 7:32

コウシンソウ
食虫植物でもこんなに綺麗な花を咲かせるんですね。

6/9 7:34

コウシンコザクラとコウシンソウ
混ざって咲いていました。

6/9 7:35

コウシンソウ
小粒で可愛らしいです。

6/9 7:36

コウシンコザクラ

6/9 7:47

7:47 庚申山
山頂は狭いですが、樹林帯の中で休みやすいです。

6/9 8:02

庚申山から皇海山と鋸山
皇海山の大きな山体が遠くに見えます。あそこまで往復します。

6/9 8:29

8:29 駒掛山

6/9 8:58

8:58 薬師岳

6/9 9:06

白山から鋸山

6/9 9:18

蔵王岳直下の鎖場
向かって左へ鎖をたぐって降りれば易しくなります。

6/9 9:18

鎖場の向かいの岩場（熊野岳）
左下にハシゴがあります。まっすぐ登ってから左の方へ抜けて行きます。

6/9 9:27

前の写真のハシゴの手前のトラバースです。ここは鎖を掴まなくても抜けられます。

6/9 9:40

イワカガミ
岩場の影に咲いていました。

6/9 9:50

ミツバオウレン
鋸山の直下にたくさん咲いていました。

6/9 9:54

六林班峠との分岐にきました。鋸山山頂の脇にあります。

6/9 9:55

9:55 鋸山
見晴らしの良い山頂です。

6/9 9:57

鋸山から庚申山
鎖場を下っている人が見えました。

6/9 10:38

10:38 不動沢のコルから鋸山
ここからの鋸山が最も急峻に見えます。

6/9 11:13

皇海山直下の銅剣

6/9 11:15

11:15 皇海山
出発から7時間掛かりました。10分ほど休憩しました。

6/9 12:02

12:02 不動沢のコル
行きは何人か休憩しておられたので、帰りに撮りました。

6/9 12:25

シャクナゲ
庚申山から鋸山を経て、不動沢のコルまでよく咲いていました。皇海山ではほとんど見掛けませんでした。

6/9 12:41

鋸山から赤城山

6/9 12:44

12:44 鋸山から男体山と太郎山
男体山と太郎山はこの日は雲が掛かっていなかったようです。

6/9 13:19

蔵王岳から男体山と太郎山

6/9 13:19

蔵王岳から皇海山

6/9 13:20

蔵王岳から袈裟丸山

6/9 14:15

御岳山
行きは標識を見逃していました。

6/9 14:30

14:30 庚申山から日光白根山
この日はここまで雲が掛かりっぱなしでしたが、ようやく晴れました。

6/9 15:04

岩屋の下を通り抜けていきます。

6/9 15:49

鹿が草をモグモグしてました。熊鈴鳴らして歩いているのに逃げません。お腹に仔がいるようです。

6/9 16:20

沢沿いの道を下ります。
林道を歩いて17:24頃、駐車場。
今日も1日お疲れさまでした。

6/9 17:33

かじか荘前の登山口標識
備前楯山も栃木百名山ですよね。登れる機会があったら良いなあ…。

6/9 17:33

かじか荘庚申の湯
シンプルな構成の新しい施設でした。下山後にお勧めです。

6/9 23:05

日傘嫁と我が娘へのおみやげ
ラスクとチーズタルトケーキです。

6/3 10:22

娘レコ 6/3 町内運動会
かけっこで走っています。相変わらず遅いです。

6/8 18:51

娘レコ
疲れてしまって、日傘嫁の枕で寝てしまっています。

猫レコ
なついている野良猫が道端で顔かきかきしてました。

花レコ カーネーション
自宅の鉢のカーネーションが今年も咲きました。

5/29 6:59

花レコ ビヨウヤナギ
雄しべが目立つ好きな花です。

花レコ アマリリス
通勤で前を通る家の方が今年も咲かせてくれました。

花レコ 黄色いユリ
これも去年もあった花で咲くのを狙っていました。

花レコ クレマチス
この花は初夏と秋に咲きます。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

AQUOS PHONE ZETA SH-01F シャープ

装備

個人装備

山行計画に記載

感想

Reynard

皇海山。日本百名山ということで、かなり前から登る候補に挙がっていました。
最も登られている月が6月というかなり珍しい山です。
登るならば庚申山からのクラシックルートから登りたいと思っていました。
しかし、日帰りで帰るにはギリギリです。かなり入念に調査しました。
六林班峠を経由するコースは笹薮が生い茂っているということで除外、
鋸尾根を往復するコース取りとなりました。

庚申山は、思ったよりも険しい山です。
慎重に登り下りする必要があります。
コウシンソウを探しながら歩きましたが、ヤマレコの情報通り、
頂上近くの岩場で見ることができました。

鋸山は見晴らしが良いです。皇海山とセットで登る山としてお勧めです。
鋸尾根の鎖場ロープ場ハシゴ場は、サポートが十分にあり、
気を付ければ大丈夫かと思います。
不動沢のコル側の方にもロープ場があります。慎重に通過しました。

皇海山は山体が大きく、百名山に相応しい山容です。
山自体は普通で淡々と体力勝負で登る登りやすい山です。
花は意外と少ないです。

2018/6/19 動画を追加しました。