大雪高原温泉から 忠別岳（五色岳まで行こうと思ったけど…）

2018年06月15日(金) [日帰り]

• GPS: 08:31
• 距離: 14.5km
• 登り: 972m
• 下り: 963m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:31

距離 14.5km 登り 980m 下り 973m

4:42 大雪高原温泉
5:07 ヤンベ沢
7:39 高根ヶ原合流部
7:57 忠別沼
8:40 9:23 忠別岳
9:55 忠別沼
10:18 高根ヶ原合流部
12:40 12:52 ヤンベ沢
13:13 大雪高原温泉

緑岳方面への登山者はいるようだが、当日高原沼方面に行く変質者は自分のみ。
足跡も前日のものがヤンベ沢周辺まではあった。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

昨年と同じ。スタート直後以外は登山道は確認できない。
雪の上を繋ぎながら忠別岳の方向へ唯々進むのみ。
途中ヤンベ温泉の分岐は一本橋があるのでそこのルートは外せない。
そこ以外は基本雪の上だらけなので自由に歩く。
残雪なので仕方がないがスノーブリッジの踏み抜きが数回あったが、すべてその下が枯れていたので大事には至らなかった。

写真

6/15 4:23

大雪高原温泉着。
気温0℃。寒〜。
ハードシェルジャケットをスタートから着込む。

6/15 4:43

散歩の宿泊客に声をかけられた。

6/15 4:43

高原沼側のゲートの規制はまだ始まっていない。

6/15 4:50

ピンクの目印が所々についている

6/15 5:00

6/15 5:06

ヤンベの沢到着

6/15 5:07

去年と比べ微妙に捻じれた角度が違う。
今年の方が渡りやすかった。

6/15 5:24

6/15 5:30

6/15 5:35

このコースの最大の難しさはヤンベを除く2か所の沢の渡渉部分を如何に乗り切るか？にかかっている。
渡渉の後斜面が登れるか、登ったあと雪面があるか？藪漕ぎにならないか？この事でメチャメチャ悩む〜。

6/15 5:47

雪が豊富だったので去年より東側のコース取りになった。

6/15 5:52

快調に雪を繋いで進む。
去年のコースよりアップダウンが少なくて非常にいいコース取り。

6/15 5:58

坂を登って見晴らしが良くなったので高原温泉方向を振り返る。

6/15 6:01

足元を見ると

6/15 6:01

雪が多く餌の少ない所にいないとタカを括っていたが、昨日の足跡ではなく、今朝の足跡。

6/15 6:01

取り合えず、ホイッスルをビ〜ビ〜吹いて前進。

6/15 6:04

ドロ〜ンで前方確認しながら進めばかなり楽なのにと思う

6/15 6:10

1771峰出現！！

6/15 6:16

スノーブリッジ通行注意

6/15 6:18

青空も歓迎してくれた。
ここら辺では半袖T。

コース取りはこんな感じ

6/15 6:42

いよいよ急勾配

6/15 6:42

12本アイゼン装着

6/15 6:57

振り返り1枚。
ダブルストックで十分。ピッケル不要。

6/15 6:58

表面3cmほどが腐れてきたのでアイゼンの効きが少々悪い。

6/15 6:58

1771を横目に見ながら登る

6/15 7:18

天気下り坂。

6/15 7:18

坂が緩くなったところで上着を着込む。

6/15 7:39

合流部から忠別岳方向。
ここで先行者の足跡発見。
勝手に想像すると、早朝白雲小屋出発でトムラ方面か？

6/15 7:39

合流部から白雲方向
ハードシェルを着込む。
風も強く、耳が冷たい。

6/15 7:51

忠別沼

6/15 7:54

アップ

6/15 7:56

忠別沼のほとりにて

6/15 8:27

断崖がみえた。
頂上は近い。

6/15 8:41

標柱が寂しそうに立っている

6/15 8:41

この時間での周辺の視界、風などを考慮して五色岳迄足を延ばすのは止めにする。

6/15 8:42

頂上着。

6/15 8:45

朝飯が3：30だったのでかなり腹が減っていた。

6/15 8:58

五色を諦めたので時間に余裕が出る。
久々のココアタイム。

6/15 9:20

暫く粘ったが化雲の出べそを確認できなかった。

6/15 9:20

小化雲方向

6/15 9:26

帰路の時間になっても天候回復なし。

6/15 9:53

忠別沼。
往路の自分の足跡をトレースしたが、氷が割れて片足が嵌る。
運良く水が無かったのでセーフ。

6/15 10:08

数時間だが往路の時と比べてかなり雪解けが進んでいる。

6/15 10:18

目印のケルンで右折。

6/15 10:21

一応、下りも安全重視でアイゼン装着。

6/15 10:32

6/15 10:36

6/15 10:52

6/15 11:12

高原の沼全景。この中に飛び込んでウロウロするのが楽しくもあり、鬱でもある。

6/15 11:29

途中までは往路の自分の足跡を辿って来たが、融雪と動物の足跡に紛れて見失う。
スマホのGPSは途中でバグって往路のルートが消滅してしまった。
この後本当に苦労した。

6/15 12:37

ここまで辿り着くとホッとする。

6/15 12:39

お馴染みのヤンベ沢の湯煙

6/15 13:12

ゴ〜る。

6/15 14:02

途中、川沿い部分の林道の切り回し迂回路工事を施工中。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ksn2215

昨年の同時期に同じコースに来ている。
ものすご〜く楽しい山行だった。青い空と白い雪がキラキラした中をのんびり歩くのがとても気持ち良かったので今年も味わいに来た。

14日(木)の夜、宗谷管内から車を飛ばして大雪防災センターで車中泊。
17日(日)に奈井江でゴルフコンペがあるのでキャディバックも積み込んであり非常に狭い車内での車中泊。キャディバックを抱き枕にしようと思ったが企画倒れ。

何となくイマイチの目覚めの状態で登山開始。平日なので同じ方向への登山者は見当たらず。
今年も昨年とほぼ同様のコース取りで忠別を経由地点にして、五色岳まで足を伸ばしそうと企画して出発時間を早めたりしたが徒労に終わる。
昨年歩いているので、コースタイムも十分に把握済。
アイテムも12本爪アイゼンやピッケル、ダブルストックなど昨年の反省点を踏まえて用意。(ピッケルは今回使用しなかった)
昨年に比べて高根ケ原の景色が全く違っていたが、それはそれで大雪山のクールな姿なので十分楽しめた。(負け惜しみ)