忠別岳 天人峡温泉コース
- GPS
- 33:24
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,237m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は、北海道百名山狙いの会員外2名と忠別岳に行ってきた。
天人峡温泉では、古い建物を解体中で今営業中の旅館は一軒のみ。登山口手前の公共駐車場から工事フェンス横を歩いて登山口へ。開始からつづら折りの急登で縦走装備の歩荷で息切れする。三十三曲り(涙坂)を一気に上がり滝見台から羽衣の滝を見ながら一服。その後は、緩やかな森林浴で第一公園へ。ここは、木道がしっかりしており歩きやすいが次の第二公園には木道が無く、ぬかるみ地帯に苦戦する。
高度を上げると次第に気温も下がり紅葉が進む。ポン沼まで順調に来たので一日目で忠別避難小屋まで行くことにする。忠別小屋の水場が心配なのでポン沼の水を汲む。ポン沼は幅10m程と小さいが、幸いにも前日の雨と無風のお陰で綺麗な上水を得ることができた。
小化雲岳を通過するとガスで周りの山は見えなくなった。化雲岳を少し過ぎた所にも大きな沼があったが知らなかった。この辺の木道は、古くボロボロに傷んでいるので歩くのに注意が必要だ。五色岳の山頂は山頂標識が無く、なだらかな地形で山頂感が無い。
その後本日一番の下りがあり140mほど高度を落とす。一旦登るが忠別避難小屋分岐から激下りとなる。8月下旬では小屋横に雪渓があったそうだが、今はどこにも見当たらない。ポン沼から水を持ってきて正解だった。小屋には先行者の2グループだけだったので、2階を広く使わせて頂いた。
二日目の小屋出発時の気温は-3℃位だったと思う。周辺の植物は霜で真っ白になり、あちこちに霜柱ができていた。ガスで周囲の山は見えないが、上空にの一部に青空が見えた。小屋分岐を過ぎると視界が良くなり化雲岳・五色岳方面から滝雲が流れ込む。ブルーバックの忠別岳を見ながら爽快に登る。
山頂からは、紅葉めく旭岳・北鎮・白雲・緑岳が一望できた。下山中、五色岳手前から再びガスで、化雲岳を過ぎたころで視界が回復した。日中でも化雲岳山頂の気温は1℃と寒い。小化雲岳の手前で振り向くと、一時だけトムラウシが顔を出してくれた。
移動距離40辧行動時間21時間弱と秋の大雪山を満喫できた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する