六個山〜天上ヶ岳〜堂屋敷〜鉢伏山〜明ヶ田尾山〜戸知山
- GPS
- 11:30
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,091m
コースタイム
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:30
8:44着の『海望の丘』は『望海の丘』の間違いかと。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 - 阪急箕面線の箕面駅より乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 標識は多くあり、現在位置や進路の把握はしやすいはずです。 ただし、序盤に歩いている教学の森は分岐が多く、登山道が入り組んでおり、ややこしく感じます。 特に危険箇所はないと思うけど、山歩きにおける基本的な注意はしておきたいですね。 ■石澄滝 登山道にある標識の地点から狭めの道を下ります。 それなりに急な斜面で、少し滑りやすいので、足下に注意しましょう。 程なくして傾斜は緩み、すぐに目的の谷に出合い、右手の上流側に滝が見えます。 左岸側にもロープがあるようだけど、今回は右岸側を進んでいます。 のっぺり気味の岩場で、雨後で濡れていると滑りやすいと思われ、注意が必要。 最後は左岸に移ると、滝の直下に到着です。 帰路は谷を辿るルートを進んでおり、こちらの方が通行しやすいでしょう。 ■戸知山 本来の道は分かりにくくなっていたり、通行しにくい箇所があり。 歩き慣れていて、きちんとルートを見極められる人向きでしょうか。 なので、詳細は割愛します。 この時期は藪や下草が密な状態の箇所があり、マダニなどとの遭遇率が高そう。 訪れるのであれば、植物が芽吹く春先ぐらいまでが良さそう。 箕面の山を歩く際には、ネット上にあるハイキングマップを印刷しておくと便利です。 |
その他周辺情報 | トイレ - 箕面大滝へ至る道に複数個所など |
写真
感想
新しい登山靴を購入したのだけど、山行で履き始めるのは7月からの予定。
使用中の登山靴は滑りやすくなって来ていて、厳しそうなルートを通るのは避けたい。
こういう場合、歩き慣れたポンポン山界隈や大文字山へ行くのが手っ取り早いのだけど、これまでに歩いていない山に行きたく、候補を絞りました。
今年中に歩こうと思っていた能勢の山は次の機会とし、まずは箕面の山へ。
以下、いつも通りに長文です。
数年ぶりの箕面駅からすぐに山の方へ向かわず、西へ。
25分ほどの舗装路歩きを経て、六個山の登山口から入山。
尾根に乗って少し歩いていると、石澄滝への案内表示があり、滝からの音も伝わって来ていて、行ってみる事に。
まずまずの急斜面の狭めの道を下って行くと、傾斜が緩んだ辺りで植林帯となり、すぐに目的の谷に出合い、右奥には滝が見えています。
右岸から近づくのが良さそうなので、渡渉して、滑りやすそうな岩場を進んで行きます。
こういう所を歩かなくても良さそうとの事で箕面に来たはずなのに、などと思いつつ。
ロープの張られている所なども慎重に進み、滝の直下の辺りに到着。
高さは20mぐらいありそうで、水量は多くないものの、結構な迫力です。
多くの人が集う箕面大滝だけでなく、こちらの滝も見られて良かった。
微妙に濡れて滑りやすい岩に再び注意しつつ戻り、来た道を引き返します。
踏み跡に従って進んでいると、どうも往路とは違う方向に向かっているようで確認してみると、谷を登るルートに乗っており、こちらの方が歩きやすそうだし、その後の進行方向にも合致しているので、そのまま進みます。
一般の登山道に合流し、随分と汗をかいているので、ここで一息。
分岐に注意しつつ進んで行き、六個山山頂に到着です。
山頂は広く、休憩スペースもあります。
山頂から少し下って行くと青空展望台があり、ここからの展望は抜群。
ハート広場にて、パン休憩。
その後も分岐がたくさんあり、標識はほとんどの場合にあるのだけど、頭の中が整理できていなくて、どっちに進むべきかがややこしく感じます。
団体さんのにぎやかな声が聞こえる望海の丘を経て、予定の進路を辿って行くと、箕面大滝への道に合流します。
少し進んだ位置で道を逸れ、再び入山するはずだったのだけど、通行止めとなっているのが分かり、進路を再検討。
すぐには決まらないので、歩きながら考える事に。
以前に箕面大滝に来た時は途中まで右岸を通って行ったはずだけど、今回は左岸を通ります。
早めの時間帯のせいか、まだ観光客は思ったほど多くない。
高巻き区間を終え、渓谷らしさを間近に見るようになり、程なくして箕面大滝に到着です。
以前と変わらずに雄大で美しく、多くの人が訪れるのも納得です。
しばし見入りつつ撮影し、ベンチにて進路の検討です。
予定のルートを保持する事にし、先へ進みます。
観光客に混じって舗装路を歩き、百年橋を渡り、再入山、自然研究路2号線を進みます。
良く整備された道で、急階段の登りがあるぐらいで、基本的に歩きやすい。
小ピークに近い辺りから左へ下って行くと、小高くなっており、そこが天上ヶ岳山頂です。
役行者の墓所のようで、その横には像も安置されています。
その場の雰囲気を感じ取りたいのだけど、先着者さんが喫煙中のため、そそくさと撤退。
次に寄ったのは、三角点のある堂屋敷山頂です。
ここからの下山は舗装路と出合う形になるので、最後が崖や壁になっているのではと危惧していたけど、関電の巡視路が通っており、問題なしでした。
舗装路を歩いた後、みのお記念の森を回り込むような道へ。
きれいな広場があり、誰もいなくて静かなので、ここで昼食にします。
自然研究路6号線と接する辺りから雰囲気の良い道となりますが、送電線の下に位置する辺りはむき出しの地面となっていて、鉢伏山山頂はその向こうです。
山頂を辞して先へ進もうとすると、受け入れがたい事実に直面。
引き返すべきかと悩むも、とりあえず予定通りに進む事に。
その先の分岐から明ヶ田尾山まではピストンで、明ヶ田尾山山頂では先着者さんが休憩中。
引き返して来て、何となく京都北山の大尾山を思い出させるようなルートを下り、登山口に到着、ここからはしばしの舗装路歩き。
道中は里山の風景が広がっており、田んぼにはオタマジャクシがたくさん泳いでいます。
三角点に寄り道し、戸知山方面へ。
戸知山の登り口に到着、近くに気になる掲示があるけど、『山と高原地図』にも載っているルートなので、林道を進んで行きます。
すぐ先で林道が半分ぐらい崩落していたり、草木が繁茂していて、嫌な予感がします。
その後は植林帯となり、林道は大回りをして進むので、ショートカットを試みるも、うまく行かず、余分に時間を費やして疲れただけかも。
通常の道を進んで行くと、最初の標識を発見。
その後も標識と目印らしき白テープはあり、それを辿るように進みますが、この時点で微妙に分かりづらい。
本来の道を見失ったり、軌道修正したり。
ゴルフ場との境界を進んだり、藪に出合って逃れたり、トラバース道を進むようになり、最後はフェンス沿いの道となり、すぐに戸知山山頂に到着です。
言葉にしにくいような苦労で、心身共に疲れました。
山頂には地形図にも記載の電波塔があり、そちらの方が標高が高いのかもだけど、そちらまで行く気力はなく、山名板のある所で満足しておきます。
山頂からは少し展望もあり、これまでの労力へのささやかなご褒美と言う感じ。
再訪はないだろうなと思いつつ、来た道を戻ります。
下りでも少し苦労したものの、何とか登り口に帰着。
ここからの進路が未定だったのだけど、とある事情もあるので、往路を部分的に端折りながら引き返す事にします。
舗装路歩きを経て、明ヶ田尾山の登山口から入山。
その明ヶ田尾山山頂には寄らず、鉢伏山山頂に到着。
ここからが問題の区間となり、足下に目を凝らしつつ進みます。
昼食を食べたみのお記念の森の広場、堂屋敷、天上ヶ岳と辿って行きますが、収穫はなし。
自然研究路2号線の後半で軽装の外国人のペアとすれ違い、こんな時間にこんな所までと少し心配になるけど、こちらも心の余裕はあまりなし。
箕面大滝の前にはまだ多くの人がいて、こちらも少し休憩。
下って行く道すがら、まだまだ人が滝方面へと向かって行き、人気のほどを再認識。
通行止めの表示のある場所まで確認しに行ったものの、結局は見つからず。
時間と疲労度を考慮し、教学の森へは向かわず、箕面駅に向かいます。
どういう風にレコをまとめれば良いかなどと考えているうちに箕面駅に到着し、ゴールです。
初めて本格的に箕面の山を歩きましたが、時期的なものもあってか、花はほとんど見られず、全体としては地味な印象。
歩くのであれば、やはり紅葉の時期が良いのかな。
本文ではきちんと書いていないけど、この日は扇子を落としてしまい、非常に後味の悪い山行になってしまいました。
前回からの反省が全くできていなくて、情けない。
地図に関しては対策をしたのだけど、扇子はどうすれば良いのか、まだ答えは見つからず。
これだけで終われば、まだ良かったのだけど、帰宅後にマダニに吸血されているのを発見。
見つけた時はマダニだとすぐに分からず、もしやと思った瞬間に指に力が加わってしまい、結果として無理にはがすような形になってしまいました。
マダニの媒介する病気が発症する場合、潜伏期間を経てからとなるようなので、しばらくは様子を見る予定。
現時点では、特に体調に問題はなし。
戸知山は草木が繁茂している所があったので、あそこで取り付かれたのかな?
色々な意味で本当に疲れる山行となり、まだ暗い気分を引きずったままだけど、次の山行までには切り替えておくようにしよう。
コメント
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またやっちゃいましたね…、落とし物
こんにちは、vgさん。
扇子は無意識にポケットに入れた、つもりで
失くしやすいんですよね…。
こうなると、もう全てからだとひも付きにするしか…
まあ、それは大袈裟にしても、ポケットに入れる時、再確認!
(落としやすい場所ではなく、しっかりしまうを心掛け)
リュックに入れた時、再確認!
休憩した後、出発時に再確認!
これで結構解消されるのではないかと思います。
と、偉そうな事は言えませんが、そういう確認を怠った時、
結構やっちゃってます、私も
それより、マダニの方が気になるね…。
何ともなければいいけれど、気になるなら早めに皮膚科か内科へ。
あ!
鵜は羽根をあんな風に拡げて乾かしてるのだそうですよ。
そうそう、地震も大丈夫でしたか?
まあ、こうやってレコをアップされてるので
問題ないのだとは思っていますが…。
もう笑っちゃうしかないぐらいの頻度で落とし物をしてしまっていて、恥ずかしい。
でも、笑うのは無理ですねぇ。
前回の地図と同じで、ウエストポーチに入れていて、iPadを取り出す時に落としてしまったよう。
紐を付けるのは、以前にボールペンでやっていたのだけど、ストレスに感じる部分があるので、できれば避けたい感じ。
ポーチの中に仕切りがあるので、そちらに入れてみようかと。
これまではその仕切りの方には充電池やメモリカードの予備などを入れていたのだけど、ザックに入れても問題ないので、移動させてみます。
その上で再確認をしっかりするぐらいでしょうか。
マダニには気を付けていたつもりだけど、不十分だったようです。
皮膚へ進入しやすそうな辺りにハッカ油をスプレーしておくなど、また調べてみた上で、効果が期待できそうな対策を施してみます。
今年は暑いのを我慢して、Tシャツの上に長袖のボタンダウンのシャツを着ているのだけど、結局は腕まくりをしている事が多く、これも改善の余地がありそう。
藪っぽい辺りを歩く時ぐらいは腕まくりを止めておかないと。
ただ、真夏に今の服装だと、暑さで倒れてしまいそうだけれど。
ちなみに、現時点では特に体調に変化はなく、きっと大丈夫だと思いたい。
きちんと調べた事はないけど、あんな感じで羽根を広げている鵜を見た事があり、羽根を乾かしているんだろうと思っていました。
人がたくさんいる所であのポーズなので、見られているのを意識してやっているかのようでした。
今回は地味な写真が多くなりそうだったので、密かに感謝しつつ写していました。
お心遣い、ありがとうございます。
heheさんは大丈夫でしたか?
地震については、我が家への被害はほとんどなしです。
自室に大量にCDなどがあるので、とんでもない事になっているのではと心配していたけど、帰宅後に確認してみると、少し散らかった程度で問題なしでした。
早めの出勤ですでに勤務中でしたが、当日の業務は停止となり、早退しました。
JRも阪急も動いておらず、約10kmを1時間40分ぐらいで歩いての帰宅になりました。
途中の駅の非日常な情景や、自分と同じように徒歩で移動する人々。
全てが淡々と進行していて、日本という国の特質を改めて感じたような気がします。
身近で起こってみると、日頃からの備えの必要性など、色々と考えさせられますね。
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