岩殿山
- GPS
- 03:57
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 467m
- 下り
- 468m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
大月発13:33 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩殿山登山口までは車道歩き。 山頂までほぼ階段。。 途中ふれあい館以降はトイレなし。 ふれあい館前の丸山は444.4m。。。 あらゆる場所に指道標あり。 熊出没の標識がいくつかあるし、 何か他の動物も出てくる恐れがあるので熊鈴必携かも。 浅利集落から大月駅まで、車道歩き。 うまく行けばバス便あり。 ただし1時間に1本あるかないか。 私はうまくいかなかった人。。 集落に下りて10分くらいのところに商店と自販機あります。 中央道をくぐってすぐ、新しい道(?)が開通していてまっすぐ行けます。 そのため、駅までの時間は山と高原地図上のコースタイムよりもかなり短縮できました。 |
感想
2週間前、物見山〜日和田山でカメラトラブルに見舞われ、
今回、万全を期して出かけたつもりが、充電したはずのバッテリーが。。切れてる?
写真はナシです(涙)。
岩殿山への階段は、山の片面だけをつづら折りに登るので、
どこを切っても金太郎のごとき、どこでも富士山ビュー!
風の強い冷え込んだ朝、富士山はくっきりと雄々しく、美しかったです。
写真に残せない悔しさを追いやって、
心のシャッターを押しながら、富士山の姿を刻みつけて歩きます。。
このあたりはいくつかのグループで賑わっていましたが、
筑坂峠分岐から兜岩方面に入ると、人っ子ひとりいない。。
混む日は渋滞するらしい鎖場は、おかげで慌てることなく登れました♪
ドキドキして臨んだ兜石の最初の鎖場。。
あれ?足場も十分にあって、楽々。。たのしいぃっ!8(≧▽≦)8
伊豆ヶ岳の男坂と比べたらあっけないくらい。。
見る前は緊張していたトラバース箇所も、あれれ。。怖くない♪
あっという間に通り過ぎ、次の鎖もスイスイ♪
わざわざ掘ったような小さな足場がいくつもあって登りやすいです。
兜岩から稚児落としは、すぐ着くのかと思ったら、案外歩かせられるんですね。
途中トラロープのザレた急斜面を登って行くと、上の方でボコッと鈍い音が。。
今まで人に会わなかったし、誰かに追いつくほどの速さで歩いていたわけではなし、
逆方向から来た人がすべって尻もちでもついたかな?と思っていたら、
道沿いの斜面の木の枝が揺さぶられて、ザワザワ音を立てているじゃないですか!
何かが下って行く様子。。何かは良く見えません。人じゃないです!
心臓バクバクさせながら、熊鈴の位置を変えて、さらに音が出るように工夫。。
リンリン歩いて行くと、ふたたび横の斜面でザワザワと音が。。
と、2〜3m前の茂みを、こげ茶色の物体が走り抜けて行きました。
速すぎて、子熊なのか、猪なのか、他の動物なのか、わからなかったけど、
子熊だったら親が近くにいるだろうし。。。
今回これが、崖よりも岩場よりも何よりも、一番コワかったです。
気を取り直してしばらく行くと、目の前が開けて。。とうとう稚児落としへの道。
断崖を眺めながら崖沿いの尾根を歩きます。
そして。。。だ〜れもいない稚児落としの頂上に出ましたぁ!!
この風景、独り占め。。なんという贅沢!
怖くて崖っぷちから下をのぞくことなどできません。。
とはいえ、一番高くなっている岩の上に立ってみる。。。
上がってきた尾根道下の崖の灰色と、鮮やかな紅葉の対比がすてき。。うっとり。。
だけど、悲しい歴史を思うと、複雑な気持ちでした。。
しばし遠い昔の出来事に思いを馳せて佇む。。
さて、ここでのお昼ご飯。。
風が強くて強くて、コッヘルもカップも飛ばされそうな勢いなので、
稚児落とし上での煮炊きは自粛。。
シーフードヌードルミニと食後のコーヒーはあきらめて(; ;)、
おにぎりと予備に持って行ったアンパンを水で流し込むしかなかったです。。
なぜか座っているとかえってコワくて、立って食べました(笑)
稚児落としから浅利集落への下りは、確かにザレてて歩き辛かったのですが、
それまでの道と少し違って、変化があって良かったかな、と思います。。
高所恐怖症は、また少し克服できたかな?崖下をのぞけるようになったら完璧!
次回こそはバッテリーをしっかり確認して、さわやかな富士山の写真を取りたいです。。
また戻って来よう。。。
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