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Yamareco

記録ID: 1506592
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ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山(裏磐梯から):梅雨の合間に花の稜線へ

2018年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:09
距離
11.1km
登り
999m
下り
979m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:53
合計
6:00
距離 11.1km 登り 999m 下り 995m
7:44
50
8:34
8:47
12
8:59
3
9:02
7
9:09
9:10
11
9:21
24
9:45
10:10
16
10:26
8
10:34
57
11:31
11:42
31
12:13
12:16
7
12:46
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
裏磐梯スキー場への案内から入ると直ぐにダート。未舗装の割には道幅は広いし、路面も良い。
裏磐梯スキー場駐車場は何箇所かある。分岐を左に曲がった所の駐車場は大きいが、少し遠くなる。ここに停めてしまった。右に行って直ぐ左とスキー場のセンターハウス前にも駐車場あり。
八方台と違って登山者は多くは無いので、駐車場の心配はない。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はなし。裏磐梯側は登山者は少ないが、登山道の状態はたいへん良い。往路の火口原はだだっ広い場所なのでマークを追って行く。
朝の裏磐梯スキー場駐車場(一番下)。
朝の裏磐梯スキー場駐車場(一番下)。
裏磐梯スキー場のセンターハウスと後ろには櫛ヶ峰〜磐梯山。かなり遠いよね。
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裏磐梯スキー場のセンターハウスと後ろには櫛ヶ峰〜磐梯山。かなり遠いよね。
火口原分岐。ここでは火口原に向かう。磐梯山に向かうと銅沼経由中ノ湯方面に行くことになる。
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火口原分岐。ここでは火口原に向かう。磐梯山に向かうと銅沼経由中ノ湯方面に行くことになる。
火口原分岐から山道に入ると、直ぐにシダも多いうっそうとした林の中を行く。
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火口原分岐から山道に入ると、直ぐにシダも多いうっそうとした林の中を行く。
途中、右側には沼がある。
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途中、右側には沼がある。
岩の多い道になると、少しで、
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岩の多い道になると、少しで、
火山の眺望が広がる。磐梯山側。
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火山の眺望が広がる。磐梯山側。
櫛ヶ峰の側。
ウラジロヨウラク
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ウラジロヨウラク
火口原に出る。櫛ヶ峰から磐梯山へ続く尾根。
火口原に出る。櫛ヶ峰から磐梯山へ続く尾根。
火口原から磐梯山方面。鋭い岩峰が目立つ。
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火口原から磐梯山方面。鋭い岩峰が目立つ。
樹林帯に入り、急登が始まる。U字型の鉄製の手すりがある。これは珍しいが、急登では役に立つ。
樹林帯に入り、急登が始まる。U字型の鉄製の手すりがある。これは珍しいが、急登では役に立つ。
稜線に出ると、早速バンダイクワガタが咲いている。
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稜線に出ると、早速バンダイクワガタが咲いている。
稜線に出て櫛ヶ峰。
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稜線に出て櫛ヶ峰。
稜線に出て磐梯山方面。
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稜線に出て磐梯山方面。
檜原湖がきれいに見える。
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檜原湖がきれいに見える。
櫛ヶ峰分岐から磐梯山。
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櫛ヶ峰分岐から磐梯山。
櫛ヶ峰分岐から櫛ヶ峰。
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櫛ヶ峰分岐から櫛ヶ峰。
分岐から楽しい稜線歩き、磐梯山が近づく。
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分岐から楽しい稜線歩き、磐梯山が近づく。
稜線上はバンダイクワガタが多い。こんなに小さいとは思わなかった。
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稜線上はバンダイクワガタが多い。こんなに小さいとは思わなかった。
マルバシモツケ。
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マルバシモツケ。
コウリンタンポポ、外来種なんだけど。
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コウリンタンポポ、外来種なんだけど。
新鮮なタニウツギ。
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新鮮なタニウツギ。
アカモノでした。
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アカモノでした。
岩峰とツツジ。
ハクサンチドリ
ミヤマキンバイ
たわわなウラジロヨウラク。
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たわわなウラジロヨウラク。
ミヤマオダマキ。きれいだった。
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ミヤマオダマキ。きれいだった。
磐梯山山頂と猪苗代湖。
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磐梯山山頂と猪苗代湖。
磐梯山山頂から櫛ヶ峰への稜線。
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磐梯山山頂から櫛ヶ峰への稜線。
磐梯山山頂から猪苗代湖。
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磐梯山山頂から猪苗代湖。
磐梯山山頂の祠。
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磐梯山山頂の祠。
磐梯山山頂から檜原湖。下の草地が裏磐梯スキー場。
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磐梯山山頂から檜原湖。下の草地が裏磐梯スキー場。
山頂から下って磐梯山を振り返る。
山頂から下って磐梯山を振り返る。
弘法清水の標識。
弘法清水の標識。
裏磐梯への分岐。
裏磐梯への分岐。
途中、沢沿いを下る。沢床が赤い。この水は飲めないよね。
途中、沢沿いを下る。沢床が赤い。この水は飲めないよね。
ほとんど樹林帯で眺望はないが、一部開けた場所もある。
ほとんど樹林帯で眺望はないが、一部開けた場所もある。
櫛ヶ峰が見える。
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櫛ヶ峰が見える。
これが銅沼だな。
これが銅沼だな。
銅沼の畔から櫛ヶ峰〜磐梯山。
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銅沼の畔から櫛ヶ峰〜磐梯山。
銅沼の畔から櫛ヶ峰から左。
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銅沼の畔から櫛ヶ峰から左。
もう一つ沼が左にある。
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もう一つ沼が左にある。
裏磐梯スキー場のリフトトップに出た。ここでも檜原湖が見える。まだここから標高差200mの下り
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裏磐梯スキー場のリフトトップに出た。ここでも檜原湖が見える。まだここから標高差200mの下り

感想

今週末は梅雨の中休みか、東北地方は晴れの予報である。天気が良ければ、磐梯山の稜線上は眺望良好で、花も最盛期だと思うので、磐梯山に裏磐梯スキー場から登ってみることにした。急登はあるが、それをこなして一気に眺望が広がるはずなので、登りは火口原コース、下りは銅沼コースとした。

裏磐梯スキー場への道は国道から未舗装2辧Iも広く路面状態も良い。普通の車でも20〜30/ hで行ける。スキー場手前に分岐あり、左に行くと大きな駐車場があるが、少し遠くなる。そこに停めたが、朝は10台程度、帰りも同じ位だった。分岐を右に行くとスキー場のセンターハウスに出る。そこと手前にも駐車できそうである。さらに登ってリフトの手前辺りに停めている車もあった。

車道の分岐まで戻り、スキー場へ向かい、リフトの横を通ってゲレンデを登っていく。道ははっきりしているし、傾斜は緩い。2つ目のリフトの横になると傾斜はやや急になる。この辺りに火口原コースへの分岐が道の左側にある。磐梯山への表示で真っすぐゲレンデの道を行くとリフトトップを経て、銅沼に向かってしまうので注意。火口原への道はうっそうとした樹林帯の山道に入る。途中右に沼が見えたりするが、暗い樹林帯を緩く登っていく。暫く登って、道に岩が多くなってくると、間もなく眺望が広がり、さらに広い火口原に出る。櫛ヶ峰から磐梯山までの稜線や火口壁が迫力がある。ここを登るのだが、何処を登るのか判らない程、急に見える。火口原は広いので、サインを追って樹林帯の登山道に出る。ここから樹林の中の急登が始まる。急な所にはU字形の鉄製の手すりが付けられている。こういうのは珍しいが、登りでは役立つ。櫛ヶ峰分岐の標高は1475なので、300 m位の登りである。分岐に近くなると木が無くなり、眺望が広がる。櫛ヶ峰分岐は眺望が素晴らしい。櫛ヶ峰や磐梯山が近づいてくる。この辺から固有種であるバンダイクワガタの花が出てくる。ここの稜線上では、かなり広い範囲に分布している。

櫛ヶ峰分岐からは稜線歩きである。バンダイクワガタの他に、ハクサンチドリやアカモノ、これは下の方からあるウラジロヨウラクなどきれいに咲いている。数は少ないがミヤマオダマキも見つけた。これは大柄で素晴らしくきれいだった。道は登りになり、お花畑経由の道と合わさり弘法清水に着く。ここから登山者の数がぐっと増える。今日のハイライトは終わったようなものだが、弘法清水から磐梯山山頂までも結構登りがあるのを忘れていた。樹林の中の道をしばらく登り、急に樹林が切れ、岩がゴロゴロしている場所に出ると、もう山頂である。磐梯山山頂は独立峰だけあって、素晴らしい眺望である。南西には会津若松の街、南には広大な猪苗代湖、東には安達太良山、北には桧原湖、小野川湖、秋元湖や裏磐梯もきれいである。今日は天気が良いし、山頂には多くの人である。

さて、下ることにするが、先ずは弘法清水小屋まで、その後は真っ直ぐ中ノ湯方面へ下る。以前、八方台から来たことはあるのだが、中ノ湯まではずっと樹林帯のトラバースや急な下りだった。中ノ湯まで出て裏磐梯へ下ると思っていたのだが、中ノ湯の直前に分岐があり、右に下って行く。少し急な下りもあるが、しばらく下ると沢沿いに出て沢を渡り、道は平坦になっていく。途中、銅沼の畔に出る。火山湖特有の赤と水の青、その向こうに櫛ヶ峰と素晴らしい眺望である。道はあまり起伏は無く、スキー場のリフトトップに着く。後はゲレンデの道をスキー場、そして駐車場まで下った。

裏磐梯からのルートは、急登の後、稜線歩きで素晴らしい眺望と稜線上に咲く花々を楽しむことができる。八方台のルートよりやや長いが、是非お勧めしたい。

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