妙見山〜振野〜天台山〜光明山
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:34
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:34
ゴール地点が別表記されていますが、妙見口駅でゴールしています。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 - 能勢電鉄妙見口駅にて乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 一般の登山道は特に危険な箇所はなくて歩きやすく、標識も多めにあります。 ただし、分岐が多く、現在地の把握をしっかりとしておきたいですね。 舗装路から山道に向かう際、何度かヤマレコMAPに頼っており、地図だけだと分かりにくい所があるかも。 新滝道は斜面崩落により、通行止めとなっています。 ■その他 大堂越から振野への道。 やや急斜面の植林帯を登り、傾斜が緩むと踏み跡がはっきりしない雑木の尾根を進み、最後は笹薮となります。 無理に行くような場所ではないでしょう。 P526.8三角点への道。 鉄塔を越えると道跡がありますが、今は歩く人が少ないようで、やや歩きにくい。 こちらも無理に行くような場所ではないでしょう。 |
その他周辺情報 | トイレ - 黒川駅、妙見堂の鳥居付近、本瀧寺など |
写真
感想
新しい登山靴への切り替えは来月とするので、これまでの使用で滑りやすくなっている登山靴での山行となり、前回に続き、あまり厳しくなさそうなルートへ向かいます。
前回は箕面の山を歩いたので、もう少し奥に位置する能勢の山へ。
先日の大阪北部での地震から日が浅く、当初は天候にも不安があったので、スタート地点の妙見口駅からあまり離れずに歩くべく予定を組み、早めの撤退も可能になるようにしました。
以下、いつも通りに長文です。
初めて能勢電鉄に乗り、唯一の乗客として妙見口駅に到着し、ここからスタートです。
少しイメージと違うなと思いつつ歩き、妙見の森ケーブルの黒川駅に到着。
ケーブルには乗りませんが、駅を見ておこうとの事で、駅の横からのルートを選択。
しかし、下調べが全くできていなくて、予定の新滝道は通行止め。
ここから大堂越ルートで登るのは可能だけど、下山で使う予定なので、使いたくはない。
最後の下山で時間不足などの場合に使おうと思っていた上杉尾根ルートで登る事にし、来た道を引き返します。
登山口から登って行くと、予想通りの湿度の高さで蒸し暑く、ガスが発生しています。
昔からよく歩かれている道なのか、登山道は歩きやすく、立派な木々が点在していて、良い雰囲気。
何度かシカの姿を目撃しますが、警戒音を発する事なく、静かに立ち去って行きます。
ここのシカとは気が合いそうです?
『台場クヌギ林』との標識があり、ちょっと寄り道。
期待を膨らませると肩すかしっぽく感じるかもだけど、意図は伝わって来る尾根となっており、休憩所の少し先ぐらいで引き返します。
その後にも同様の『アカマツ林』との標識がありますが、そちらには寄らず。
程なくして妙見堂の駐車場に到着し、特徴的な建造物が見えています。
神仏習合の名残らしく、境内入口には鳥居があり、その手前にはトイレがあります。
鳥居をくぐると、三角点へ誘導する標識があり、まずはそちらへ。
すぐに三角点と対面。
間近で見ても特徴的な信徒会館の横を通り、府県境となっている山門をくぐり、妙見堂へ。
寺社巡りをしていた頃には日蓮宗の寺院はあまり参拝していなくて、どんな感じかなと思っていたけど、お見かけした妙見堂の方はきちんと挨拶をして下さり、雰囲気は良い。
本殿にて手を合わせ、いつものお願い事を。
境内を奥へと進み、再び山道へ。
雨後のせいもあってか、道は湿り気味でちょっと歩きにくいので、足下に注意して下ります。
本瀧寺を経て進むと、舗装路に出合います。
川沿いの道へ進み損ない、対向して来る車に注意しつつの舗装路歩き。
イメージしていた能勢と違うかなと思いつつ歩き、野間の大ケヤキに到着です。
山歩きをするようになり、色々な巨木を目にして来ましたが、この大ケヤキも間違いなくすごい存在感を漂わせています。
謙虚に生きてこそ、人としての存在意義が生まれ得るのかな、などと自分を見つめる機会を与えてくれるように思うのです。
まあ、その場では圧倒されているだけのような気がしますが。
お腹が鳴っているので、大ケヤキを見上げながらのパン休憩。
休憩後、木に近付いて見上げていると、他の方が何やら見入って話をされています。
そちらへ視線を向けると、フクロウらしき姿があります。
野生のフクロウを見るのは初めてで、ちょっと感動。
どうやら営巣しているらしく、近くで警戒中のよう。
長い期間、このような営みの地として存在していたんでしょうね。
これからも残って欲しい光景ではあるけど、いつまでも存在する訳ではないはずで、その後の代替候補となるべき木があるのかとか、そういう事が気になってしまいます。
まあ、その頃には自分は存在していないのだろうけど。
引き返して来て、大堂越への道へ向かいます。
しばらくは林道歩きなので、退屈さを抑え込みつつ。
山道となり、トラバース道の途中で斜面が浸食されており、大丈夫かなと思いつつ通過。
気になる箇所はそこだけで、程なくして大堂越に到着。
団体さんが休憩中で何やら話されていますが、こちらは汗だくで、ふらふら。
団体さんは妙見堂方面へ向かわれ、こちらは汗を拭った後、振野へ。
「振野?」っていう感じですが、P547.2三角点のあるピークの山名なのです。
まずまずの急斜面の植林帯を登り、傾斜が緩む辺りからは雑木の尾根になります。
倒木があったり、笹薮には踏み跡はほぼなかったりで、予想よりも歩きにくい。
前回の山行でマダニの被害に遭っているので、またかと思いつつ進みます。
平坦に近いような尾根を進み、振野山頂に到着です。
特に何もないので、少しの滞在だけで引き返します。
大堂越に戻り、マダニに取り付かれていないかをチェックすると、タオルにくっ付いているのを発見。
やはり油断ならない存在です。
峠道は沢沿いの道となっており、退屈せずに歩く事ができ、まずまず良い感じ。
最後は落石に注意な道となり、妙見の森ケーブルの黒川駅に到着。
朝に通った道を歩いて行くと、結構な数の人とすれ違います。
スタート地点の妙見口駅に帰還し、これでゴールなら良いのだけどと思うけど、まだ予定半ばなので、先へ。
長い舗装路歩きを終え、天台山の登山口に到着、標識には『吉川峠』と書かれています。
林道から山道になりますが、広葉常緑樹や植林帯が多く、ルートは暗めで雰囲気は悪い。
道が粘土質なのに加え、マウンテンバイクの進入の影響か、中心部が掘られていて歩きにくくなっています。
暗い気分のまま進み、植林帯の中の天台山山頂に到着です。
違う方向に進みそうになりますが、すぐに気付いて光明山方面へ。
舗装路に出合い、目印はないけど、ヤマレコMAPを参考にして、すぐに再入山。
すぐに標識があり、安心して植林帯の明瞭な道を進みます。
引き続き特筆すべき箇所はなく、光明山山頂に到着し、昼食です。
標識に注意しつつ進み、三角点に立ち寄ります。
振野と同様、ここもあまり進みやすくないけど、もう慣れているので、突っ切ります。
何とも地味に三角点があり、最初で最後の訪問でしょうか。
引き返して来て、舗装路に合流。
少し先から初谷ルートへ進みます。
3人組かなという人達とすれ違い、すぐ先からは何度も渡渉するようになります。
降雨のあった影響か、下るに連れて渡渉の難易度が上がるけど、特に問題なし。
最初の堰堤の手前からは林道となり、このルートの楽しさはここまで。
下って行くと河原が広がるようになり、この辺りはバーベキューテラスとなっているようで、子供連れの家族が楽しんでおられるよう。
『大阪みどりの百選』の石碑があり、親しみやすい自然が存在しているのが分かります。
舗装路となり、往路でも歩いた道を辿り、妙見口駅に帰還し、この日も無事にゴールです。
北摂の山巡り紀行の第二弾で、前回の箕面に続いて、今回は能勢の山へ。
そんな紀行だとは知らずに歩きましたが、前回以上に地味な山行だったかな。
雰囲気の良いルートとそうでないルートのギャップがあるかなという感じ。
その辺りを把握しておきたいとの思いもあって、うろうろするようなルートを組んだので、当初の目的は達したと言っても良さそう。
これまでお世話になった登山靴での山行は、今回で一応は最後。
この靴に至るまでは苦難があったし、色々な山で苦楽を共にして大きなケガなどなく歩き続けられた事を改めて感謝したいですね。
次回からは新しい登山靴で歩きますが、同じモデルなので、これまで通りに歩く事ができるはず。
最初の山行はあそこしかないかな?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
羨ましい〜〜〜です、見られたなんて!
おまけにばっちり写真まで!
こんにちは、vgさん。
先週のマダニ、どうだったかなの少々気になっていましたが
大丈夫の様で良かったです。
しかし油断大敵な奴ですね。
先日、私はブトに噛まれたくない!と気を付けていたのに
最後の最後、何か虫に刺されたようで痛痒いです。
耳の後ろ、首の上あたりで自分の目で見えないところと
額の上、髪の生え際、二か所も
刺されたところが、赤くなって少ししこりになっています。
犯人、いや犯虫はどいつだろう…
次回の山行、あそこしかない…、
どこなのか予測しておこう
下調べをしていなかったので、まさかフクロウを見られるとは思わず、驚きでした。
他の方がすでに見つけていたので、どこにいるか分かったけど、それがなければ、きっと見つけられなかったはず。
そういう意味ではラッキーでしたね。
時間が止まっているかのようにじっとしていたので、焦らずに撮影できました。
接写では苦労させられるカメラだけど、今回は30倍ズームが役立ってくれました。
マダニによる感染症には罹らずに済んだようです。
ただ、今回も取り付かれているのを発見したし、引き続き警戒が必要ですね。
顔の周りを飛び交う虫も本当に嫌ですよね。
僕も何度か知らない間に痛痒くなってしまっていた事があります。
各種の虫除けを駆使して、できるだけ遠ざけるしかないのかな。
もうしばらくは我慢しつつの山行になりそう。
あそこじゃなくて、あそこですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する