牛の寝通り
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:10甲斐大和駅-8:53小屋平(石丸峠入口) 帰りバス 16:45都民の森バス停-17:54武蔵五日市 |
写真
感想
紅葉の頃に牛ノ寝通りをのんびり歩こうと思っていたのですが、体調を崩したり急な用事が入ってしまったりで何度か延期しているうちにすっかり晩秋になってしまいました。紅葉の時期は過ぎてしまいましたが落ち葉を踏みながら歩くのも楽しそうかもと思って歩いてきました。
天気予報では晴れることになっていましたが、行きの電車から見える空はどんよりとしていてとても晴れるとは思えません。前日の大雨のような天気にならなかっただけマシかと思っていたのですが、甲斐大和の駅を降りると青空が広がっていました。山の上はまだ霧がかかっていましたがそれも見る見る無くなって行きます。この分なら石丸峠からの景色もすっきり見えるかとおもって、バスを降りてよろこんで歩いていきました。ですが、ちょっとそれは欲張りすぎでまだ下のほうは霞んでいます。それでも青空の見える石丸峠はいつも通りの気持ちいい場所でした。
石丸峠を過ぎ牛ノ寝分岐から降り始めると今まで聞こえていた風音がぱったり聞こえなくなり奇妙な静けさのなかを歩いていきます。ひとくだりして傾斜が緩やかになると、期待通りすっかり落葉して隣り近所の尾根が良く見えるようになっていました。ぽつんぽつんと残っている紅葉した木をながめたりしながらぼんやりと歩きます。松姫峠まではお散歩気分です。
牛ノ寝通りはのんびり歩けてとっても良いのですが、松姫峠を過ぎると林道になってしまうのがどうも困ってしまうところです。なので今回は奈良倉山から一旦県道18号(上野原丹波山線)のほうに降りてから三頭山に向かうことにしてみました。お昼を過ぎてしまったので県道に降りるまでの尾根にはもう日が差してこずにちょっと暗めで、植林帯に入ってしまうとかなり暗くなってしまいどんよりとした雰囲気でした。途中から作業道っぽいみちをたどり、里っぽい雰囲気がしてすこし降りると長作公園のあずまやにたどり着きました。ここから先は道標ありなのでほっと一休みです。すっかりヤブに覆われてしまったアスレチック施設を通り抜けると長作観音堂の脇に降りてくることができました。
観音堂から県道を上野原のほうにちょっと歩くと「音無の滝、古観音」の指導標がありそこから沢沿いのみちを進みます。住居やわさび田の脇を抜け音無の滝が近づいてくると徐々に紅葉している木々がでてきました。音無の滝のあたりは、紅葉のちょうど見頃となっていたのでまた一休みです。沢沿いにもうすこし進み、尾根がたわんでいる箇所で尾根にのりました。最初のうちこそ黄葉の見頃で喜んで歩いていましたが、徐々に傾斜がきつくなりなかなか足が前にでなくなります。今日は緩〜くあるくはずじゃなかったっけ?という疑問がよぎりますが、三頭山に登り返すことにした時点でこうなることはわかっていました... それでもなんとか神楽入ノ峰までたどりつくと、あとは日が陰ってすっかり寒くなったなかをとぼとぼと都民の森バスまで歩きました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する