大菩薩峠(恥ずかしがり屋の富士山顔を出す) #130
- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 506m
- 下り
- 505m
コースタイム
8:55上日川峠→9:20福ちゃん荘9:25→10:05大菩薩峠10:15
→10:35賽ノ河原10:45→11:25雷岩→11:35大菩薩嶺11:40
→11:50雷岩(昼食)12:20→13:00福ちゃん荘13:10→13:25上日川峠
◆大菩薩の湯(入浴14:00〜15:00)
◆市役所着19:20
天候 | 曇り〜快晴(稜線は涼風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所なし |
写真
感想
山悠会の130回目の公式山行は大菩薩連嶺へ。
この山域は、会としては初めてである。
高速道路が繋がったお陰で行動範囲がすこぶる拡大した。
だが、悲しいことに会員の年齢は毎年確実に1才ずつ増えていく。
焦らないで行こう!
伸びやかなカヤトの原の稜線から、大きな富士山を見に行こうとの目的だったが、なかなか富士山が恥ずかしがって、我々にその全貌を見せてくれない。
大菩薩嶺の往復を終え、皆で昼食を摂っている内に、前にはだかっていた雲の帯が急速に消えた。
逆光気味ではあったが、富士は遂にその姿を見せた。
南アルプスも望めれば最高であったがそれでも十分満足できた。
大菩薩は、中里介山や樋口一葉などの文学的背景があるが、難しいことは抜きにしても佳い山であることには違いない。
帰りに大菩薩の湯に立ち寄り、適度に疲れた躰を癒した後のビールの味は忘れられない。
大菩薩嶺・・・小生にとってこの山域は初めて。かねてから富士山が見える山行をしたいという皆さんの意向を受け実施となった。心配された雨は夜半前に止み、天気は急速に回復した。今回は一泊二日のルートを割愛し、初冬の富士山をゆっくり眺めようと日帰りの山行となった。車窓から見た丸川峠分岐の駐車場には数台の車が止まっていた。車は紅葉がほとんど終わった狭く急な山岳道路?を上り、8:30過ぎ上日川峠に着いた。近代登山の象徴?駐車場には既に沢山の車が止まっていた。それはそのはず、丸川峠分岐からここまで標高差が560メートルもあるのだ。清々しい雨上がり、これから大菩薩峠、雷岩を経て大菩薩嶺に登頂! 唐松尾根を下って上日川峠に戻る。カラマツ林を登山道と車道を歩き大菩薩峠に着けば絶景!親不知ノ頭や妙見ノ頭はもとより、東方彼方の奥多摩湖や雲海に埋もれる塩山や甲府方面の景色が美しい。尾根を行き振返れば、大菩薩湖の彼方にうっすらと富士山が見えていた。妙見ノ頭の下では、葉を落としたナナカマドの実が真っ赤に色づいていた。雷岩まで尾根からの南アルプスはほとんど見えなかったが、足下から広がる展望を存分に楽しみ大菩薩嶺を往復した。雷岩から大菩薩嶺まで僅かな時間、山頂を含め平坦な登山道からの眺望はなかった。雷岩に戻り刻々と表情を変える美しい富士山を眺めながら昼食を広げた。
12:20下山を開始、木々に隠れ行く富士山を惜しみつつ唐松尾根を下った。ダケカンバやカラマツ林の道を緩やかに行けば、午前中の登って行った稜線が左手に!
福ちゃん荘から上日川峠へ戻る車道、皆さん明るい笑顔に包まれていた。約4時間30分の山行だった。帰路は紅葉の雑木林に囲まれた大菩薩の湯で登山の汗を流した。なお、富士山の左手前に三ツ峠山が見えたが、いつか是非登ってみたい。里山の紅葉が美しいフルーツラインの車窓、再び富士山を眺めたい思いに馳せていた。
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