82.甲武信岳「大河の一滴」毛木平反時計回り
- GPS
- 09:48
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:48
天候 | 晴れ(山頂部強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、マップコードは665 130 108*20。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行きの千曲川源流は木等にマーキングがあって、迷う心配がなかったです。 帰りの三宝山、武信白岩山、大山はそれぞれの山の登り返しがきつかったです。鎖場、ハシゴも有。 |
その他周辺情報 | 登山後の立ち寄り湯は、アクアリゾート清里 天女の湯 入浴料:780円 入浴料は少々高めなれど、帰路上にあったので、こちらにしました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
携帯トイレ
|
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感想
第82座 「大河の一滴」
6月29日に関東甲信地方の梅雨明けが発表された。例年よりも一ヶ月も早くて、そのニュースを見た時、目と耳を疑ったほどだ。まぁ、仮にその後、まとまった雨が降り出せば梅雨明け宣言も撤回される可能性もあるので、僕は早過ぎる梅雨明けを真に受けないようにしようと思った。
甲武信岳を登るのは「梅雨の晴れ間」を狙うつもりでいたのだが、まさか早過ぎる梅雨明けのタイミングで登ることになろうとは思わなかった。登山予定日を6月30日か7月1日のどちらかと考えていたのだが、予報が良い後者の日に登ることにした。
6月30日は土曜日で休みだったので、朝早く部屋の掃除を終わらせて、そのままの流れでパッキングをした。それが終わったのがだいたい昼頃。その後昼寝をして16時に自宅を出発。中央道の駒ヶ岳SAでわさび乗せソースかつ丼を食べて、諏訪湖SAで夜景を見て、登山口の毛木平駐車場に着いたのは21時35分であった。駐車していたクルマは10台前後。既に先に来た3人ほどの登山者が車座になって酒を呑んでいた。僕もコンビニで買った缶ビールを呑んで早々と寝ることにした。
しかし、久々の車中泊のため、あまりよく眠れぬまま空が明るくなった。少しづつではあるが、クルマが駐車場に入って来るようになった。駐車場が満車になるのは時間の問題だろうと思った。僕は3時頃に観念して起きて、朝食を食べて身支度を整えて、4時20分頃に毛木平を出発した。
登山口から森の中を歩くのだが、空気がひんやりとして気持ちが良かった。登り始めて一時間が経過した5時25分頃にやっと一本を立てた。前から心配されていた左踵の痛みはまだないようだった。この辺りは西沢という沢の横をたどりながら登って行く。6時にナメ滝を通過。7時10分には「千曲川・信濃川源流標」と書かれた木の柱のところまで来た。ここまでは緩やかな登りで、いい感じで登れているなと感じた。
源流地標からは急な登り坂になった。それを登り切ると主稜線に出た。稜線をたどって進んで行くと、右側の木々がない場所があって、真っ先に目に付いたのは、威風堂々としてそびえていた富士山だった。山頂部の雪はなくなっていた。考えてみれば、この日から山梨県側からの夏山登山が解禁されてるので、多くの登山者が山頂を目指して登っているはずだった。ここまで来れば甲武信岳山頂はもうすぐだろう。
8時15分、甲武信岳山頂に到着した。既に数名の登山者がいて景色を眺めていた。
ここからは金峰山の向こうに南アルプスの鳳凰山? 甲斐駒、仙丈や、八ヶ岳連峰も見えた。ここで記念撮影をして、甲武信小屋に立ち寄って山バッチを購入。巻き道を通って、三宝山、武信白岩山、十文字小屋へと続く道を通ることにした。
甲武信岳山頂の手前で懸念していた左踵が痛くなり出して、歩くのも辛いと感じるようになった。その上、この登山道は三宝山、武信白岩山、大山とピークがあって、その直前の登り返しが辛く感じた。その上、大半が木々に覆われているので縦走しているという感じがなかった。武信白岩山や大山を降りる時に鎖場があったりして降るのに難儀した。僕にとって、この辺りが一番辛くて核心部だったのではないかと思った。その上、ハエかアブか多く飛び回って文字通り五月蠅(うるさ)いと感じた。
やっとのことで十文字小屋に着いたのは12時10分頃。甲武信小屋からここまでが長く感じた。ここからは毛木平に向かって、つづら折りの登山道を降って行く。もう今回の山旅も終わるかなと思ったあたりで水場があって、ここで顔を洗って、水を飲んだ。今回の山旅もあと少しで終わる。よし、頑張ろうと思った。
14時5分に毛木平駐車場に到着。やはり、登山時間も10時間もかかってしまった。今年に入ってからは5時間程度で終わっていたが、今回はその倍はかかったことになって、やはり長丁場の登山になると左踵が痛くなるなと感じた。近々、整形外科へ相談せねばと思った。それでも、長丁場の登山を無事に終われて良かったと感じた。
毛木平駐車場を後にして、帰路上にある、アクアリゾート清里 天女の湯に入浴してサッパリして、長坂ICから高速道に入ったら、飯田山本ICから中津川ICまでの区間がトラックが横転したことによる事故のため不通となっているとの情報を得た。僕は駒ヶ岳SAのサービスカウンターで迂回路を教えてもらって、飯田ICで降りて、国道256号線の山道を通ったのだが、ここでも道路工事による信号待ちの渋滞にはまって、ここでも辛い山越えとなった。
この山越えを通して、恵那山トンネルの有難さを痛感した。
中津川ICで再び中央道に入ったが、恵那峡SAから小牧JCTまでは下り坂やカーブが多くて、特に夜間は苦手だった。何とか東名の小牧ICに出て、一宮市にある自宅にたどり着いたのは22時過ぎだった。
今回ほど無事に帰宅出来たことを嬉しく思ったことはなかった。
登山も疲れたけど、それ以上にクルマの運転が辛かったと感じた今回の山旅であった。
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