記録ID: 1520783
全員に公開
アルパインクライミング
ヨーロッパ
エルブルス 世界七大陸4座目
2018年06月30日(土) ~
2018年07月10日(火)

体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:08
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,349m
- 下り
- 2,342m
コースタイム
天候 | 吹雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
下記行程のメリット 関西から安価に最短時間で到着・帰国も最短 9:30KIX-KE-ICN-SU-SVO-SU-MRV23:30 ミネラルボディエにて一泊 ミネラルボディエからクルマで三時間で登山口へ 帰国時 13:00MRV-SU-SVO-MU-PVG−MU-KIX12:10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
サドル(コル)5370mから5570mまで標高差200mの斜面トラバースがある 登攀時はFIXロープを利用するが下山時はピッケル利用のみ 高度感のあるトラバースなので少々怖い |
その他周辺情報 | ロシアでは英語は殆ど通用しない 現地の多くの場所でクレジットカードが使える エルブルスの多くの箇所で携帯電話の電波が入る SIMカードはモスクワシェレメチボ空港でクレジットカードにて購入可 |
写真
モスクワシェレメチボ空港でバゲージを一旦ピックアップ
ターンテーブルの前にいてもナカナカ出てこない
待ちに待って出て来たら足跡付きのドロドロ状態で出てきた
バゲージクレームタグもご覧の通りドロドロ
この後、国内線Bターミナルへ合計50キロの荷物を持って移動
シャトル移動などはカートも使えない場所もあり、苦労の多いシェレメチボ空港だった
ターンテーブルの前にいてもナカナカ出てこない
待ちに待って出て来たら足跡付きのドロドロ状態で出てきた
バゲージクレームタグもご覧の通りドロドロ
この後、国内線Bターミナルへ合計50キロの荷物を持って移動
シャトル移動などはカートも使えない場所もあり、苦労の多いシェレメチボ空港だった
ミネラルイェボディ空港23時30分到着
深夜クタクタになって到着
ここでもなかなかバゲージが出てこない
ホテルの送迎車にてホテルへ行くのだが、送迎車が駐車代をケチって空港外にクルマを停めてた
重たいバゲージを持って5分程度歩く
深夜クタクタになって到着
ここでもなかなかバゲージが出てこない
ホテルの送迎車にてホテルへ行くのだが、送迎車が駐車代をケチって空港外にクルマを停めてた
重たいバゲージを持って5分程度歩く
長距離列車
24時間近くかけてモスクワから走ってきたのだろうか?
ここで30分近く停車して次の駅へ向かって行った
EP1M旅客列車用機関車
2000年代製造の機関車BoBoBoの日本でもお馴染みの動力方式
24時間近くかけてモスクワから走ってきたのだろうか?
ここで30分近く停車して次の駅へ向かって行った
EP1M旅客列車用機関車
2000年代製造の機関車BoBoBoの日本でもお馴染みの動力方式
2TE25k
M 2×2648キロワット(3600馬力×2)軸エンジンを搭載
CC-CC12軸配置のバケモノのような電気式ディーゼル機関車
2000年代に、入ってから製造されたDL
アメリカののGEジェネシスより馬力も迫力もあります
M 2×2648キロワット(3600馬力×2)軸エンジンを搭載
CC-CC12軸配置のバケモノのような電気式ディーゼル機関車
2000年代に、入ってから製造されたDL
アメリカののGEジェネシスより馬力も迫力もあります
テェルスコル
エルブルスの登山口テェルスコル
登山ガイドのお迎えでミネラルイェボディを15時前に出発
アグレッシブな運転で、約3時間で到着しました
日本とほぼ同じ気温だが送迎車にはエアコンが無く蒸し風呂状態
エルブルスの登山口テェルスコル
登山ガイドのお迎えでミネラルイェボディを15時前に出発
アグレッシブな運転で、約3時間で到着しました
日本とほぼ同じ気温だが送迎車にはエアコンが無く蒸し風呂状態
下山は200ルーブル払ってリフトに乗るか?と聞かれたので、「歩く」と答えたが、僕以外全員リフトを選択
えっ?皆んな歩かないの!?と訊ねたら、「おまえ独りで歩いて降りろ」と…
ロシアで一人は嫌なので僕もリフトにて下山
えっ?皆んな歩かないの!?と訊ねたら、「おまえ独りで歩いて降りろ」と…
ロシアで一人は嫌なので僕もリフトにて下山
下山後、ホテルで装備品についてミーティング
アイゼンの装着方法やグローブの使い方を一から説明
半分のメンバーが装備品を借りる。アイゼンの装着も初めてらしい…
お客の立場としてはトテモ気が楽なのだが…
さてどんなエルブルス登山になるのやら?
アイゼンの装着方法やグローブの使い方を一から説明
半分のメンバーが装備品を借りる。アイゼンの装着も初めてらしい…
お客の立場としてはトテモ気が楽なのだが…
さてどんなエルブルス登山になるのやら?
登っていると遠くにリフトが見えていたので、そこへ行くのかと思って登っていたら途中のピークで行動終了
あの…売店ないの??
ロシア語から英語への通訳かってくれていた少女にきくと
「今日は売店ないわよ? あっ伝え忘れてた!」
昨夜ロシア語でブリーフィングがあったが、ロシア語の判らないので、ブリーフィング後に「今日と同じ装備でOK」
とだけ聞いていた
あの…売店ないの??
ロシア語から英語への通訳かってくれていた少女にきくと
「今日は売店ないわよ? あっ伝え忘れてた!」
昨夜ロシア語でブリーフィングがあったが、ロシア語の判らないので、ブリーフィング後に「今日と同じ装備でOK」
とだけ聞いていた
高度順応三日目
午前中、100リッターのザックに登頂までの荷物を詰めこむ
出発前、ホテル玄関に「ハウルの動く城」が続々と集まる
殆どの人は泊まり掛けの登山経験は無さそうだ
ピッケル等が飛び出し危険なザックの人だけ僕がパッキングし直す
午前中、100リッターのザックに登頂までの荷物を詰めこむ
出発前、ホテル玄関に「ハウルの動く城」が続々と集まる
殆どの人は泊まり掛けの登山経験は無さそうだ
ピッケル等が飛び出し危険なザックの人だけ僕がパッキングし直す
ひとりあたり700ルーブル(1200円)を払って荷物を運んでもらう
ホンとは乗れたハズなのだが、定員オーバーで乗れず五分程度山を降りた所にあるキャンプ場まで歩く…
こんな距離で1200円も払うんだったら自分で担いで行ったら良かった
ホンとは乗れたハズなのだが、定員オーバーで乗れず五分程度山を降りた所にあるキャンプ場まで歩く…
こんな距離で1200円も払うんだったら自分で担いで行ったら良かった
アタックザックの装備を整えてアイゼン無しで4060mまで一気に登る
ガイドは高所順応登山のハズなのだが飛ばして歩く
登った所は山小屋の火事跡で、鉄筋コンクリートの土台だけが虚しく残っている
ここで30分ほど休憩
下山時はグリセードも駆使して駆け降りるように一気に降りた
夕食はガイドの手作りロシア料理…
あぁ日本食が食べたい
ガイドは高所順応登山のハズなのだが飛ばして歩く
登った所は山小屋の火事跡で、鉄筋コンクリートの土台だけが虚しく残っている
ここで30分ほど休憩
下山時はグリセードも駆使して駆け降りるように一気に降りた
夕食はガイドの手作りロシア料理…
あぁ日本食が食べたい
途中何度か休憩をとりながら4700mまで登る
さてロシア語の全く出来ない俺
そして英語も殆ど通用しないロシア
昨夜ミーティングがあり、その後に「明日の行動は二時間 昼御飯はキャンプ場で食べる」
とツアー参加者からお互いカタコトの英語で教えてもらった
二時間は信用出来ないので、4時間分と思って行動食を用意
実際は10時間…シャリバテバテ😖
さてロシア語の全く出来ない俺
そして英語も殆ど通用しないロシア
昨夜ミーティングがあり、その後に「明日の行動は二時間 昼御飯はキャンプ場で食べる」
とツアー参加者からお互いカタコトの英語で教えてもらった
二時間は信用出来ないので、4時間分と思って行動食を用意
実際は10時間…シャリバテバテ😖
希望者のみ更に上へ行くことに
ロシア語が判らないので出発直前に教えてもらう
5名のみで4953mまでサクッと登る
目の前にエルブルス又耳峰の東峰(5,621m)の頂上が見える
一気に東峰へ登ろうぜ‼と提案したがあえなく却下
ロシア語が判らないので出発直前に教えてもらう
5名のみで4953mまでサクッと登る
目の前にエルブルス又耳峰の東峰(5,621m)の頂上が見える
一気に東峰へ登ろうぜ‼と提案したがあえなく却下
今日も気合いを入れてさぁ行こう!
きっと散歩がてら頂上も夢じゃない
等と思いながら長時間行動にあわせて食料も準備万端!
さて、いつ出発するの?
よくよく聞いてみると、今日は休息日
明日未明の出発に逢わせてお休みらしい…
なかなか歯車が噛み合わない💦
きっと散歩がてら頂上も夢じゃない
等と思いながら長時間行動にあわせて食料も準備万端!
さて、いつ出発するの?
よくよく聞いてみると、今日は休息日
明日未明の出発に逢わせてお休みらしい…
なかなか歯車が噛み合わない💦
7月6日23時30分 出発
5000ルーブル(約9000円)を支払い雪上車に迎えに来てもらい標高3670m山小屋から標高4700mまで送ってもらう
因みに更に追加料金を払うと0時すぎ出発で標高5000mまで(8名くらい)
そして払うのが嫌なら20時から歩く(4名)
ロシア語の出来ない僕はyes、yesと皆のお勧めのママ4700mコース
5000ルーブル(約9000円)を支払い雪上車に迎えに来てもらい標高3670m山小屋から標高4700mまで送ってもらう
因みに更に追加料金を払うと0時すぎ出発で標高5000mまで(8名くらい)
そして払うのが嫌なら20時から歩く(4名)
ロシア語の出来ない僕はyes、yesと皆のお勧めのママ4700mコース
颯爽と下山します
サドルへのトラバースも僕以外全員ショートロープでゆっくりゆっくりと降りる
僕は誰とショートロープするのだろうか?と待っていると
ガイドが「ケイジは先に独りで降りれるだろ??」
というコトでサドルまで単身で他のメンバーを一気に抜いてさっさと降り、サドルにて皆が下山する前にインスタントパスタを作り食べた
サドルへのトラバースも僕以外全員ショートロープでゆっくりゆっくりと降りる
僕は誰とショートロープするのだろうか?と待っていると
ガイドが「ケイジは先に独りで降りれるだろ??」
というコトでサドルまで単身で他のメンバーを一気に抜いてさっさと降り、サドルにて皆が下山する前にインスタントパスタを作り食べた
5000mまで降りるとたまたま雪上車がいた
あぁコレで降りれる!
と思い、雪上車の前で荷物の整理をしていると、ガイドが客を引き連れ歩きだした
他の客曰く「ベリーエクシペンシー」
先頭集団で歩いていると、次々と追い抜いてゆく雪上車やスノーモビールに我がツアー客が乗っている
「俺も乗りたい」
と思ったが「ケイジは元気だから」と徒歩下山チームに勝手に割り振られていたのだった
独り元気なので先に降りたいのだが、他のメンバーが
ケイジ独りで歩くな、一緒に行くぞ
と先に降ろしてくれないので、バテバテのメンバーとゆっくりゆっくり降りる
因みにガイドは次の「仕事があるから」と先に降りてしまった…
俺も彼について行きたかった
あぁコレで降りれる!
と思い、雪上車の前で荷物の整理をしていると、ガイドが客を引き連れ歩きだした
他の客曰く「ベリーエクシペンシー」
先頭集団で歩いていると、次々と追い抜いてゆく雪上車やスノーモビールに我がツアー客が乗っている
「俺も乗りたい」
と思ったが「ケイジは元気だから」と徒歩下山チームに勝手に割り振られていたのだった
独り元気なので先に降りたいのだが、他のメンバーが
ケイジ独りで歩くな、一緒に行くぞ
と先に降ろしてくれないので、バテバテのメンバーとゆっくりゆっくり降りる
因みにガイドは次の「仕事があるから」と先に降りてしまった…
俺も彼について行きたかった
歩いて山小屋まで下山してみると雪上車等で一時間以上先についた皆は下山の用意が完了済
もう一日予備があり、即下山すると想定していなかった僕は荷物がそのまま
荷物をまとめてると、山小屋出発は最後になってしまった
もう一日予備があり、即下山すると想定していなかった僕は荷物がそのまま
荷物をまとめてると、山小屋出発は最後になってしまった
有料ロッカーも有るが殆どの人は利用せず プールサイドに荷物を置いて泳ぐ
水着の無い僕は、荷物番をかってでた
荷物番をしながらプールサイドのベンチで寝そべる
ロシア人しかいないプールで独りアジア人が寝そべっている光景はトテモ浮いている
水着の無い僕は、荷物番をかってでた
荷物番をしながらプールサイドのベンチで寝そべる
ロシア人しかいないプールで独りアジア人が寝そべっている光景はトテモ浮いている
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
ポール
ハーネス
ヘルメット
ロープスリング
|
---|
感想
5月16日にエベレスト登頂
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1496934.html
身体が高度順応できている間に世界七大陸で登れる山…というコトで急遽エルブルスに登るコトに
グーグルのロシアサイトから検索して見つけたロシア人向けエルブルス登山ツアー
ガイド勿論ほとんどの人は英語は喋れず
言葉の壁が最大の障壁でした
日本に置き換えると「日本人向け富士山登山ツアーに日本語の喋られないロシア人が一人参加」というようなもの…
ラッキーなコトに、ツアーの参加者がフレンドリーでボディーランゲージで僕は乗り切るコトができた
登山そのものは、厳冬期赤岳を登れる程度のスキルが有れば大丈夫かと感じる
今回、私は高度順応が出来ていたので頂上で小走りしても平気なくらいトテモ楽に登コトができた
この期間中、ワールドカップモスクワ大会とだだ被り…航空券が高くつきました
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