大雪山(旭岳-黒岳-北鎮岳-比布岳・周回)
- GPS
- 12:47
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 2,325m
コースタイム
- 山行
- 11:46
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 12:48
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者用の無料駐車場があるので利用させてもらった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ロープウェイの始発は6:30らしいが山頂でご来光を眺めたい場合は当然始発前に自分の足で登るか前泊する必要がある。 ・全体的に危険個所はないが道がたくさんあるので分岐間違いに注意すること。 ・全体的に残雪多く花もまだこれからといった感じに見えた。(この辺は地元の大雪山に詳しい方のレコを参考にしてください) ・自分と同じルートを辿る場合、核心部はピウケナイ沢の渡渉となる。靴を脱いで渡れば濡れずに済むが自己判断で。 ・ヒグマがいないかとドキドキしながら歩いたが見つけられなかった。(ちょっと遠巻きで見てみたかった) |
写真
感想
北海道旅行も大詰め。
利尻、礼文と歩いてみたものの完全燃焼と呼べるような山行はまだしていない。
12日は大雪山系も晴れ予報が出たのでこれはチャンスとばかりに稚内から旭川まで車を走らせた。
問題はルートだ。
初大雪なのでとりあえず旭岳は踏むとして、そこからどうするか。
地図を見る限り大雪山は典型的な「主峰の先が素晴らしそうな山」に見える。
白山でいうところの大汝峰を含む北部白山、朝日連峰でいうところの大朝日岳〜以東岳といった感じか。
本来なら白雲岳〜トムラウシまでビックにテン泊周回を予定していたが晴れそうなのは12日だけらしいので日帰りロングに切り替えよう。
そうなると左の旭岳から右の黒岳まで周回してみようか、ということになった。
前夜のうちにロープウェイ乗り場まで向かい車中泊。
到着が遅くなったので3時間ほどしか寝られない。
0時に起床して0時半スタート。
空には天の川が輝いていた。
ロープウェイをバイパスする登山道はあまり歩かれていないのか特に下部は下草がうるさかった。
カッパズボンを履いて靴が濡れるのを防ぐ。
ロープウェイ山頂駅から本格的な登山道になるが富士山や岩手山のような溶岩のザレた道だった。どうせ真っ暗で何も見えないのでちょうどいい。
旭岳に登頂するとまだご来光前だった。
ちょっと早く着き過ぎたが旭岳から奥がメインルートなので別に気にしない。
裏旭を過ぎて間宮岳あたりでガスが晴れて素晴らしいご来光を拝むことができた。神様どうもありがとうございます!
北海岳を過ぎるまでの区間はあまり花は咲いていなかったがクジャク岩周辺のキバナシャクナゲとエゾコザクラはすごかった。
黒岳に登ると前日黒岳の小屋に泊まったという3人のお父さんと会った。
東京、埼玉から来られたようだ。
皆さん70を超えているようだがその中の一人はなんと83歳!
去年剱岳の池の平まで歩いたようだ・・・凄すぎる、頑張ればこの年まで山に登れるんだと勇気をもらった。
その後は北海道第二の高峰である北鎮岳〜比布岳へと周回。
黒岳から北鎮岳の区間と裾合平(すそあいだいら)〜ロープウェイの区間では数人の登山者と会ったが他は皆無、人気の大雪山だがほぼ貸切という贅沢な山行になった。
それにしてもおそるべし大雪山。
スケールの大きさが桁違い。
正直、本州の山が全部ちっぽけに感じてしまった。
敢えて雰囲気が近い場所を挙げるなら北ノ俣〜黒部五郎〜三俣蓮華までの黒部源流域くらいかな。
大雪山なら毎年テント担いで訪れたいと思った。
遠征しなくても近場の山でも十分と考えている自分ですが(主に経済的理由w)、遠征してでも登りたい山はいくつかあり、利尻山、大雪山もその中のひとつ(ふたつ?)です。具体的な計画を立てているわけではなく、ヤマレコで漠然と歩くコースを妄想しているだけですが。
新潟からフェリーでのアクセスは参考にさせてもらいます。車にチャリを積んでいこう!でも、北海道はリタイヤしてからかな?
ご来光登山はさほど興味ないのですが(夜は寝るものと・・・)、sanchanのレコを読むと朝日に照らされる雲海やモヤの山風景を見たくなりますな。
レッズさん、こんにちは。
僕も北海道はいずれ・・・とのんびり構えていましたが心変わりしました。
できるだけ早いうちに行っておくべきです!
リタイア後に行ったら多分「もっと若いうちに登っておけばよかった」と後悔するでしょう。それほどまでに素晴らしい山旅でした。
本州の山とは別物と考えた方がいい、少なくとも自分はそう思いました。
夜は寝るもの・・・大多数の人はそう考えているでしょうし、本来マナー的にもそれが正しいと思います。しかし普通では見られない景色を楽しめるというのも確かな事実。
その時、その場所によって臨機応変に最高の景色を楽しみたいですね。
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