高妻山 (弥勒新道) [北ア絶景 but 灼熱]
- GPS
- 08:48
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れ、高温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
戸隠連山最高峰にして日本百名山の高妻山。
2012年6月、シラネアオイという花の名前すら知らない登山初心者だったころ、途中の五地蔵山まで行ったことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-202045.html
その時はまだ山頂を目指すという意識もなく、五地蔵山で戻ってきたわけですが、それ以来なんとなく自分の中では宿題のようになっていたのでした。
そして6年後、今度ははっきりと山頂を踏むことを目標にして登ります。ですのでルートは最短の弥勒新道の往復を選択。一不動からのルートのほうが滑滝、帯岩など変化に富んでいて面白いのでしょうが、そこいらはすでに6年前に経験済み。弥勒新道を使えば未踏の六弥勒に直接出ることができます。
今回の山行の考慮点は高温対策と虫対策の2点。いつもよりも水を多く持参し、虫除けには虫除けスプレーと蚊取り線香、念のために虫除けネットも準備します。
当日は朝5時半に宿を出発。中社近くの民宿りんどうから登山口まで車で送っていただき、登山開始です。
弥勒尾根は一本調子の上り坂かと思えば、意外に水平なところも多く、距離もありました。前回登った2012年から正式な登山道となったとのことですが、全体的によく整備されており危険と思うような場所はありませんでした。
花の種類も多いようで、6年前よりは親しみを増した花たちと挨拶を交わしながら登っていきます。主に樹林帯歩きで、日陰もあり、まだこの時点では暑さはましでした。
六弥勒からは目指す高妻山の山頂がはっきりと見えるようになります。そして登山道の左手にはまだ雪の残る北アルプスがはっきりと見えてきてテンションも上がります。
七薬師、八観音、九勢至のピークを超え、高妻山に取り付きます。レコを見ると九勢至からが本当にきついと書いてあることが多いですが、九勢至からはまだ標高差300mほどありますので、「9まで来たからもう少し」と思うのではなく、「ここから新たな山に登るのだ」と思っておいたほうがよいと思います。
少々の岩場をこなして十阿弥陀、そして山頂に到着。快晴で視界はよいのですが、気温も相当上がっており太陽を遮るものがない状態ですので、長居はせず元来た道を引き返します。
身体に熱がこもった状態になってしまい、集中力が続かず、木陰でしばしば休憩を取らなければならない状態になりましたが、なんとか牧場まで戻ることができました。多めに持って行ったはずの水も二人で飲み干してしまい、バス停に戻ってからも自販機でドリンクを買って水分を大量に補給しなければいけませんでした。
灼熱の登山でしたが、北アルプスの素晴らしい光景に励まされてなんとか登りきり、積年の宿題を片付けた充実感のある山行となりました。
僕も今週末登る予定なのですが、虫はけっこーいましたか?
まぁ、ネットぐらい軽いから持っていけば良いんでしょうけどww
それより水を大量に持っていくことのが大事そうですね・・・
往復9時間を考慮するとヘタレな人間には3Lとか・・・?w
悩むところですねー
コメント有難うございます。
虫は予想より少なかったです。
それよりも水です。
私たちは2人で4リットルとゼリー飲料を飲み尽くしました。
【虫】
2010年に奥社→戸隠山→一不動→キャンプ場
2012年にキャンプ場→一不動→五地蔵山のピストン
の時は,
一不動避難小屋周辺および五地蔵山まで
小さな虫の集団が顔の周りをまとわりついて苦痛でした。
高妻山を避けていた一番の要因です。
(過去の経験では,五竜岳の遠見尾根の小遠見山も。)
ですが,焼岳の前泊の中の湯温泉で携帯蚊取りをお借りして
絶大な効果があり,それ以降使っています。
今回も虫よけスプレーと携帯蚊取りを使用。
六弥勒からなので,
一不動から五地蔵までを通らなかったこともあり,
虫は予想よりも相当少なく思いました。
トンボやあぶや小さな虫だけ。
(以前は一不動避難小屋のし尿問題もあり,ハエが多かったです。)
携帯蚊取りを使用されている方は何人かお見掛けしました。
ネットの人は全くお見掛けしませんでした。
下山後に
足の甲と耳に虫に刺された痒みを発見しましたが,
その程度ですみました。
携帯蚊取りはお勧めです。
【暑さ】
風通しのよいところを通るとき,一瞬の幸せを感じますが,
相当の汗をかき,山頂では固形物が喉を通らないくらいでした。
水分,塩分,そして喉ごしのよい糖分,ブドウ糖などがあれば,
下山時に集中力が切れたときに生き返ります。
どうぞ十分気を付けられて高妻山を楽しんで来てくださいね。
yoshiyan妻
色々と参考にさせていただきました。
虫の多そうな沢筋は止め(単にきついのを避けたとも言いますがw)
弥勒新道を往復いたしました。
おかげさまでほぼ虫に悩まされることなく、無事下山いたしました。
ボクは、小さめのクーラーボックスをザックに収め、
氷とビールを4本持ち、さらに水を2リットル・・・www
下りはビールを冷やす氷も溶けてたので飲用とし、ほぼ残りナシって感じでした!
牧場に戻る手前の渡渉ポイントで顔を何度も洗ってすっきり気分で
キャンプ場を越え駐車場へ戻ってまいりました。
真夏の山は、虫と、水分補給との戦いですねー!!
P.S.
下山後は友人とキャンプ場のバンガローに宿泊しました。
山のテントと違い、キャンプ場は楽チンですねーw
お疲れ様でした!
私たちの乏しい経験がお役に立ったと伺い嬉しく思います。
クーラーボックスに氷とビールと水2リットル!
重かったと思いますが,安心して登られたことでしょう。
実は,yoshiyan妻は膝の関節症のため
必要なもの,食料,水,雨具,アイゼンなどほとんどのものを
yoshiyanが担いでおりたため、
今回の高妻山ではyoshiyanは下山時ばててしまいました。
もっと筋トレして自分で荷物を持てるようになりたいです。
連日猛暑日が続き
暑さ対策や,登る山の変更も強いられそうですが,
お互い充実した夏山シーズンを過ごせますように
どうぞご自愛くださいね。
コメント有難うございました。
yoshiyan妻
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