欲張り過ぎてへろへろ(観音峯-稲村ヶ岳-山上ヶ岳)
- GPS
- 09:12
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,770m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:07
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
0820の急行バス。全員座れるように増発されます。 帰り:洞川温泉泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道がわかりにくい箇所はありません。稲村の一部にのみ鎖、ロープ、梯子があります |
その他周辺情報 | 大峯ホテル丸文 |
写真
感想
せっかくの連休なので、泊まりがけでどこかに行こうと思い、その山容が気になっていた稲村ヶ岳を目指すことにしました。ただ、素直に洞川温泉から行けばいいのに、観音峯を越えて稲村に登り、そこから山上ヶ岳に回ろうという欲張り企画。ただ、予定通りなら22kmになってしまうため、体力も時間も持つのかどうか不安が。さらに、翌日は吉野駅まで帰るはずなので、消耗しすぎるわけにもいきません。一応、稲村ヶ岳に行ってから稲村小屋まで、1430までに戻って来れれば山上ヶ岳挑戦。1430を過ぎたらそのまま下山という予定にしました。
往路は奈良交通バス。吉野口始発の急行で、満席になると増発されます。観音峯登山口まで50分くらい。バスが登山口を通過するので慌てましたが、冬も少し行き過ぎてから止まったことを後で思い出しました。
冬に来た時にはそこそこ寒かったのが、今日は暑い。いきなり汗だくになりながら、展望台まではほぼ一気に登りました。ここは山火事が起こったところですが、下生えはかなり戻っています。山頂には3グループ。冬に来た時は寒さのあまりさっさと撤退しましたが、今回は先に進みます。
法力峠から稲村ヶ岳への登山道に合流。しかしなんだかこの辺から妙にしんどい。水も食料もそれなりにしっかり摂っていたのに、それでも脱水だったのか、単にオーバーペースだったのか。また、下山してくる人とも時々すれ違うようになり、このまま山上まで回れるのか不安も感じ出します。
稲村小屋前で大休止。2回目の昼食も摂って、いざ稲村へ。まず大日岳に登ることにしましたが、最初で「こりゃいかん」と感じて、道端にポールもザックも置いて身ひとつで登りました。戻ってから稲村山頂へ。天気はもう一息で、霞も多かったため、眺望は残念。
さて、稲村小屋に戻ったら、1430のリミットまではまだ時間があります。下肢の疲労感に不安を感じつつも、山上に行くことに決定。レンゲ辻まではまあなんとかかんとか。ここには女人結界門があり、入れない女性パーティと写真を撮りあって登りにかかったのが、ここからがとにかく大変。脚は限界、心臓ばくばくで、水はどんどん消費するし、階段のたびに休むし。這う這うの態で山頂まで辿り着くも、余裕ゼロで、本堂も修行者多数だったこともあって寄りつかず。西の覗きもちょうど父子連れが挑戦なさるところでしたが、写真を撮っていいものかどうかわからなかったし、登拝に関係ない人間がうろうろするのも不謹慎に思えたため、あまり寄りませんでした。
さて、ここから下山なんですが、基本下り一辺倒だからなんとかなるかと思ったら、ザレ道ガレ道で、なかなか膝には辛い下りでした。1500mlの水もほとんど飲み干して、途中にあった「お助け水」が本当に有り難かったですね。女人結界門を過ぎても洞川温泉までだらだら車道を歩きます。後で思えば、ごろごろ水を汲めばよかったのですが、そういう知恵もなく、そろそろ日暮れが近づく洞川温泉に到着。
この時点で食欲も怪しかったので、翌日はDNSを覚悟しました。しかし、部屋にあったポットのお湯を湯呑み5-6杯も飲み、温泉にゆっくり浸かるとやっと人心地がつき、夕飯の一人鍋もそこそこ食べることができました。さて、翌日は出走ができるのでしょうか。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2128609
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