10歳児と行く大台ケ原〜堂倉滝ピストン
- GPS
- 08:14
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜日出ヶ岳:整備された登山道。 日出ヶ岳〜粟谷小屋:シャクナゲの花を抜けて尾根道を下っていきます。長い階段や急な下りもありますが、時々ゆるいところがあり、小屋〜滝ほどハードではありません。 粟谷小屋〜堂倉滝:1時間ほどですがきつい下り。鎖場もあり。ヒルに警戒しましたが、幸いいませんでした。 |
写真
感想
大杉谷から日出ヶ岳、今回でルートがつながりました。改めて、山深く、そして、ハードなコースだと感じました。
今回のコースは帰路が延々と登るため、メンタル的にきつい山行だと思っていましたが、かなりきつかったです。皆、よく頑張ったと思います。堂倉滝と粟谷小屋の間が急なので、帰路のスタートがかなり厳しく感じました。Junが相当バテていたと思いますが、なんとかついて来てくれてました。面白かったのは、Junが粟谷小屋の休憩後、元気になったところです。少し急登はありますが、堂倉滝〜粟谷小屋ほどではなく、また、尾根伝いに歩けることもあり風通しも良くなるので、火照りが収まっていたことが、回復の理由かもしれません。
去年の秋に大杉谷~堂倉滝(桃の木山の家泊)までピストンしたので「いつか大台ケ原から堂倉滝を歩きたいね」と思っていたのが実現しました。
3連休初日に奈良・五條市でモンベルのラフティングツアーに参加することになったので、その夜大台ケ原で車中泊して星空も堪能し、翌日堂倉滝へ。
2年ほど前に粟谷小屋1泊で行ってみようと計画して、母子の体調不良で中止したコースです。ほかの方のレコで調べてみると15Km越えという記録もあり、「日帰りでは無理か?」と悩みましたが、オットが手書きで計画を作ると12kmと出たので「ペース配分に気をつければ行けるかな?」ということで決行です。
場合によっては滝まで下らずに小屋で引き返すことも考慮しつつも「ランチ休憩は滝で涼んだほうが、帰りも頑張れるし、小屋で引き返したらただしんどいだけかも」という思いもあって、なんとか滝まで往復できるよう、行動食もしっかり用意して出発です。
夏でも涼しいイメージの大台ケ原ですが、この日の予想最高気温は25℃。最低気温も18℃。長時間行動するにはかなり暑いので、しっかり睡眠をとって6時に出発。
日出ヶ岳から下り始め、延々と続く道。
親のほうは覚悟を決めて・・でしたが、Junは「帰りはここを登るの?」と。
やっとの思いで滝に着き、ランチ休憩時も帰りのしんどさが気になります。体力・気力ともに往路の倍は覚悟です。
そんなわけで、コーヒーを飲んだりちょっとお昼寝したい気持ちをおさえて、早々に帰路につきます。「下山」でなく「登山」スタートです。
滝周辺が涼しかったせいか、出発してからは暑さが堪えます。なんとか粟谷小屋までたどり着いて、休憩し、元気を取り戻したJunはその後まさかのハイペース。
オットが「ばてるからゆっくり!」と声をかけ、こまめに休憩を取りながら、最後までペースは落ちず。最後は親のほうがやっとの思いでついていく状態でした。
なんとか暑い中、8時間歩ききりました。
翌日は予想通り親2人は全身筋肉痛(上半身はラフティングから)Junはいつも通りケロリとしていました。
これで大杉谷から大台ケ原まではつながりました。
よく頑張ったねーと言いあいながら、「また行こうね!」とは言えないハードなコースでした。
<Junの感想>
暑くて長くて大変でした。滝の近くでロープを持って登る人たちがどうやって登ったのか見たかったです。
(堂倉滝のところで男性2人がハーネスやカラビナをつけて準備していたのがとても気になり、Junは「見て行きたい!」と言ったのですが、帰りの時間が気になり見ることができませんでした。お尋ねしたら滝を登るわけではない・・・とのことでしたが今でも気になっています)
コメント
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Junくん、この長距離を、後半が登りで歩いてこれるんですねえ、すごい。
沢まで下りていく道は、風が通りにくくて辛いですよねえ。
しかも、また行こうねとは言えないハードコースとは……
我が家は、まだ行くのは控えときます。
我が家は最近こまごまとしたことがあって、山はお休み中です。
夏休みには復活できると思いますが、この酷暑でどこに行くか悩んでいます。
kozacktさま
おっしゃるとり、あまり人にはおすすめできないコースです。
すれ違った、地元のベテラン風の方も「下りだからと甘く見て行こうとする人が多い」と言われてました。
夏の関西のお山は暑いからどうやって遊ぼうか悩みますね。
アプローチにはかかりますが、先日レコにもあげた「シワガラの滝」は夏におすすめ!
この時期なら沢まで山装備で、沢に出たら水着+サンダルで楽しめそうです。
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