南岳〜北穂高岳〜涸沢岳 大キレットから穂高連峰を望もう
- GPS
- 53:18
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 3,052m
- 下り
- 3,135m
コースタイム
- 山行
- 11:25
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 12:05
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:04
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:05
【7/15(日)】南岳小屋6:05→長谷川ピーク8:00→北穂高岳小屋10:05→穂高岳山荘14:00幕営
【7/16(月)】穂高岳山荘5:10→白出沢出合9:00→穂高平小屋9:45→新穂高温泉11:15
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全てのコースにおいて危険 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
【7/14(土)】多少暑く感じたものの、新穂高から槍平小屋までの道程は順調、滝谷出合での渡渉に難儀するが、山の会の団結力で全員無事に渡りきる。あまりの暑さに、メンバーのほとんどが槍平小屋手前の南沢の冷たい水をガブ飲みしてしまう。
槍平小屋で小休止の後、本日の核心である南岳新道を登り始める。道は荒れているが、赤布、ペンキの目印でルートは明瞭、事前情報で確認していた槍平小屋ブログ記事のツキノワグマの糞も写真そのままに鎮座していた。
パーティを率いるSL、急登に咲く花々を愛でながら、ゆっくり着実に登っていく。「這ってでも大キレット行くんやで!!」と疲れの見え始めたメンバーに檄を飛ばす。
しばらくするとメンバーの一人が体調不良を訴える、どうも熱中症の様で、少し歩くと足がつってしまうようだ。リーダー判断で荷物を分け合い、休み、休み進んで行く。
森林限界を越え、雪渓を越え、18時過ぎ南岳小屋に到着。行動時間は12時間を超えていた。南岳に登る余力もなく、食事を摂って就寝。
【7/15(日)】本日も快晴。昨日は体調不良だったメンバーも、今日は問題ない様子。南岳小屋を出て一気に下降、いよいよ大キレットに突入。北穂高岳までの道のりが一望できる。鎖やステップが設置されており整備されているが、やはりひとつ間違えば滑落の危険もあるので慎重に歩を進める。
長谷川ピーク、最低コルを抜け、北穂直下、最後の急登に差し掛かる。見上げると北穂高岳小屋のテラスが見える。ここで飲むコーヒーは格別だった。
長めの休憩を終え、賑わう北穂高岳小屋を出発してすぐに北穂高岳山頂に出る。記念撮影後、本日の泊地である穂高岳山荘を目指す。
涸沢岳を越えてしまえば奥穂高岳とのコルに山荘がある。テン場を確保してから小屋の待合で小宴会。
【7/16(月)】早朝、山荘の裏手から出発し新穂高への帰路に就く。左手にジャンダルム、正面に笠ヶ岳、錫杖岳を見ながらの長いガレた下降路を下って行く。ガレ場の終点には荷継小屋跡があり、ここからは樹林帯に突入する。白出沢に合流後は、それに沿って進んで行き4時間弱で右俣林道に合流できた。
右に行けばもう一度大キレットを堪能できるが、時間もないので左に進路をとる。途中、穂高平小屋が営業しておりカキ氷にありつくことができた。好天の中、念願の大キレットに行くことができ、幸先よく今年の夏山のスタートが切れた。(KAW)
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