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Yamareco

記録ID: 1528688
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳・早月尾根 (残雪期が終わり、真夏の太陽が照らす)

2018年07月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:05
距離
13.3km
登り
2,262m
下り
2,256m

コースタイム

日帰り
山行
10:06
休憩
0:59
合計
11:05
3:08
38
馬場島荘
3:46
3:46
189
6:55
7:20
175
10:15
10:49
174
剱岳
13:43
13:43
30
14:13
馬場島荘
天候 晴れ ときどき 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島の駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
☆馬場島登山口〜剱岳早月小屋
とにかく蒸し暑い。長い行程にあって、熱中症や脱水症状による行動不能にならないように体調管理が必要。

☆剱岳早月小屋〜剱岳山頂
心配な雪渓の状況ですが、ここ数日だけでも一気に溶けてきたようです。
一箇所だけ雪上歩行するところがありますが、ほぼフラット。トレース有り。
残雪期は終わり、盛夏のコンディションに仕上がりました。小屋の営業も始まって、ハイシーズンスタートです。
その他周辺情報 馬場島荘は準備中とのことで、日帰り入浴もできませんでした。
登山前日の昼下がり。東京から運転開始。富山に着いて芸能人のサインがいっぱいの「すし玉」で海の幸。富山湾3種盛などなど。
2018年07月15日 19:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
7/15 19:46
登山前日の昼下がり。東京から運転開始。富山に着いて芸能人のサインがいっぱいの「すし玉」で海の幸。富山湾3種盛などなど。
翌朝、というか深夜3時。はじめて来た馬場島なので、暗闇の中では登山口がよくわからず。けっきょく見つけるまで、20分ぐらい探しまわりました。
2018年07月16日 03:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/16 3:24
翌朝、というか深夜3時。はじめて来た馬場島なので、暗闇の中では登山口がよくわからず。けっきょく見つけるまで、20分ぐらい探しまわりました。
ヘッドライトで照らしながら、日本三大急登スタートです。馬場島って、標高740mしかないんですね。。。
2018年07月16日 04:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/16 4:29
ヘッドライトで照らしながら、日本三大急登スタートです。馬場島って、標高740mしかないんですね。。。
まだうす暗いのに、とても暑い思いをしています。全国的な猛暑に加え、富山は湿気があるらしく。浮かび上がる猫又山を見上げながら、息を乱して登ります。
2018年07月16日 04:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/16 4:46
まだうす暗いのに、とても暑い思いをしています。全国的な猛暑に加え、富山は湿気があるらしく。浮かび上がる猫又山を見上げながら、息を乱して登ります。
ま、まだまだ。
2018年07月16日 05:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 5:08
ま、まだまだ。
のっけからの急坂と暑さで苦しいところですが、毛勝の山々が眺められるポイントもあって心が救われます。猫又だけでも登ってみたいものです。
2018年07月16日 05:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 5:10
のっけからの急坂と暑さで苦しいところですが、毛勝の山々が眺められるポイントもあって心が救われます。猫又だけでも登ってみたいものです。
明るくなってきました。どうもペースは上々らしいのですが、実感としてはかなりの不調。
だって、夏日にこの斜度は。。。
2018年07月16日 05:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 5:17
明るくなってきました。どうもペースは上々らしいのですが、実感としてはかなりの不調。
だって、夏日にこの斜度は。。。
展望ポイントで、立山連邦とご対面。奥大日岳〜大日岳。風が通り抜けました。
2018年07月16日 05:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
7/16 5:42
展望ポイントで、立山連邦とご対面。奥大日岳〜大日岳。風が通り抜けました。
早月尾根でも高山植物は見られます。
うーん、これはイワイチョウ?
2018年07月16日 06:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 6:05
早月尾根でも高山植物は見られます。
うーん、これはイワイチョウ?
しんどい。。。
2018年07月16日 06:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/16 6:21
しんどい。。。
うげー、吐きそうな急登。。。
こんなのが長く続くコースです。
2018年07月16日 06:29撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 6:29
うげー、吐きそうな急登。。。
こんなのが長く続くコースです。
ほんのわずかな残雪渡り。雪はほんとうに早く溶けてしまって、少ないです。
2018年07月16日 06:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 6:30
ほんのわずかな残雪渡り。雪はほんとうに早く溶けてしまって、少ないです。
心を無にしてw
2018年07月16日 06:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 6:37
心を無にしてw
無心、無心w
2018年07月16日 06:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 6:43
無心、無心w
早月小屋にやっとのやっとで到着しました。汗が滝のように流れています。
2018年07月16日 06:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 6:55
早月小屋にやっとのやっとで到着しました。汗が滝のように流れています。
コーラくださーい。
2018年07月16日 07:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:01
コーラくださーい。
ベンチに座り、目の前の風景とテーブルに描かれた概念図を見比べて。ニードル。マッチ箱。
2018年07月16日 06:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 6:58
ベンチに座り、目の前の風景とテーブルに描かれた概念図を見比べて。ニードル。マッチ箱。
コーラエネルギーで行動再開します。ひぃー。
2018年07月16日 07:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:24
コーラエネルギーで行動再開します。ひぃー。
岩の世界へ近づきます。ここまで来ると、気温も適温に。
2018年07月16日 07:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 7:31
岩の世界へ近づきます。ここまで来ると、気温も適温に。
絵に描いたような北アルプスの夏景色。
2018年07月16日 07:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:33
絵に描いたような北アルプスの夏景色。
えーと、チシマギキョウでしょうか。
2018年07月16日 07:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:35
えーと、チシマギキョウでしょうか。
残雪を怖れてか、もともとマイナーコースなのか。北ア各所が激混みである海の日連休であっても、早月尾根は空いています。静かな山歩きができています。
2018年07月16日 07:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/16 7:45
残雪を怖れてか、もともとマイナーコースなのか。北ア各所が激混みである海の日連休であっても、早月尾根は空いています。静かな山歩きができています。
ここでストックを仕舞い、ヘルメットを装備しました。
2018年07月16日 07:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 7:46
ここでストックを仕舞い、ヘルメットを装備しました。
シャクナゲも。
2018年07月16日 07:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:48
シャクナゲも。
強烈な日差しに刺されながら、岩をよじ登ります。
2018年07月16日 07:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 7:54
強烈な日差しに刺されながら、岩をよじ登ります。
雲が太陽を隠すと、涼しくなります。
2018年07月16日 07:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 7:58
雲が太陽を隠すと、涼しくなります。
2018年07月16日 08:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 8:13
早月小屋より上で雪を渡るのは、このポイントだけ。右に寄れば、ほぼフラットです。ここ数日だけでも相当に融雪が進み、危険度がいっきに下がったのではないかと。
2018年07月16日 08:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:14
早月小屋より上で雪を渡るのは、このポイントだけ。右に寄れば、ほぼフラットです。ここ数日だけでも相当に融雪が進み、危険度がいっきに下がったのではないかと。
コバイケイソウと立山。
2018年07月16日 08:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 8:25
コバイケイソウと立山。
ずっと手を使うような岩場が続くわけではなく、小石がザラザラする程度の通常の稜線歩きもあります。
2018年07月16日 08:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 8:25
ずっと手を使うような岩場が続くわけではなく、小石がザラザラする程度の通常の稜線歩きもあります。
クルマユリの鮮やかな色。
2018年07月16日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 8:26
クルマユリの鮮やかな色。
普通の道ではありますが、疲労で右によろけ落ちないように。それと、小石の落石を追随するハイカーさんへと転がさないように。慌てずに歩くこと。
2018年07月16日 08:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:35
普通の道ではありますが、疲労で右によろけ落ちないように。それと、小石の落石を追随するハイカーさんへと転がさないように。慌てずに歩くこと。
マッチ箱の容量が、雲海に浮かぶ要塞のようです。
2018年07月16日 08:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:36
マッチ箱の容量が、雲海に浮かぶ要塞のようです。
できれば日帰りを目指したいと仰っていたハイカーさん。岩場では距離をあけて。
2018年07月16日 08:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:45
できれば日帰りを目指したいと仰っていたハイカーさん。岩場では距離をあけて。
岩峰移動で、あと700mの距離を甘くみてはいけません。
2018年07月16日 08:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:54
岩峰移動で、あと700mの距離を甘くみてはいけません。
ハイマツ帯を抜けて。でもあまり水平なトレイルではありませんが。
2018年07月16日 08:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:56
ハイマツ帯を抜けて。でもあまり水平なトレイルではありませんが。
個人的には特にリスクを感じなかった、短い鎖場。雲がキレイだな、なんて思いながら通過しました。
2018年07月16日 08:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 8:57
個人的には特にリスクを感じなかった、短い鎖場。雲がキレイだな、なんて思いながら通過しました。
天気と展望は、まだ保ってくれそうです。早朝にひろがっていたであろう雲海が、いくらか残っています。
2018年07月16日 08:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 8:58
天気と展望は、まだ保ってくれそうです。早朝にひろがっていたであろう雲海が、いくらか残っています。
岩に咲く花。
2018年07月16日 09:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:03
岩に咲く花。
エモい夏空。もののあはれ。
2018年07月16日 09:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 9:04
エモい夏空。もののあはれ。
雪を踏む必要はないので、ご安心を。ハイシーズンの路面コンディション、早月尾根では出来上がっています。
2018年07月16日 09:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:08
雪を踏む必要はないので、ご安心を。ハイシーズンの路面コンディション、早月尾根では出来上がっています。
念のための鎖。
2018年07月16日 09:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:09
念のための鎖。
ここはとても狭いですが、地面と岩を乗り上げましょう。
2018年07月16日 09:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:14
ここはとても狭いですが、地面と岩を乗り上げましょう。
白馬の方面。果てしなさを感じる、山並み。
2018年07月16日 09:21撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
7/16 9:21
白馬の方面。果てしなさを感じる、山並み。
立山からの道との分岐点まで到達。あとはラストスパートです!
2018年07月16日 09:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:25
立山からの道との分岐点まで到達。あとはラストスパートです!
進め。
2018年07月16日 09:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
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進め。
そして・・・劔岳、登頂!

初登頂にして素晴らしい天気。雲が少しあるところが好みです。
日本百名山89座目。
2018年07月16日 09:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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そして・・・劔岳、登頂!

初登頂にして素晴らしい天気。雲が少しあるところが好みです。
日本百名山89座目。
立山連峰の大スケール!
2018年07月16日 09:28撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 9:28
立山連峰の大スケール!
すごい高低差を感じます。劔尾根、小窓尾根、北方稜線はチャレンジャーたちの世界。
2018年07月16日 09:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 9:24
すごい高低差を感じます。劔尾根、小窓尾根、北方稜線はチャレンジャーたちの世界。
立山からの縦走路。こちらはカニの縦・横など順番待ちがあるのでしょうか。
2018年07月16日 09:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 9:25
立山からの縦走路。こちらはカニの縦・横など順番待ちがあるのでしょうか。
このラインも険しい。
2018年07月16日 09:27撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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このラインも険しい。
自分が登ってきた早月尾根。こちらはとにかく長い。
2018年07月16日 09:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 9:25
自分が登ってきた早月尾根。こちらはとにかく長い。
はるか遠くには、八ヶ岳、富士山、南アルプスの山影が視認できました。ここは富山なのに。
2018年07月16日 09:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:37
はるか遠くには、八ヶ岳、富士山、南アルプスの山影が視認できました。ここは富山なのに。
槍・穂高の気配。
2018年07月16日 09:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 9:37
槍・穂高の気配。
ながく全国各地の名峰を共に登頂してきた相棒、『ヤマノススメ』の雪村あおい。再版分の人形が届いたので、この初代は劔岳で有終の美を飾ることになりました。連れ回しすぎて、髪の塗装が痛んでいます。ほんとうにお疲れ様。
2018年07月16日 09:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 9:47
ながく全国各地の名峰を共に登頂してきた相棒、『ヤマノススメ』の雪村あおい。再版分の人形が届いたので、この初代は劔岳で有終の美を飾ることになりました。連れ回しすぎて、髪の塗装が痛んでいます。ほんとうにお疲れ様。
雲海の時間にギリギリ間に合うタイミングでの登頂でした。大展望、堪能できました。これより長い長い下山に向かいます。
2018年07月16日 09:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 9:51
雲海の時間にギリギリ間に合うタイミングでの登頂でした。大展望、堪能できました。これより長い長い下山に向かいます。
さっそく雲海が崩れて、上昇してきたり。この後、晴れたり曇ったり。ただし、常に暑い午後に向かいます。
2018年07月16日 10:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/16 10:01
さっそく雲海が崩れて、上昇してきたり。この後、晴れたり曇ったり。ただし、常に暑い午後に向かいます。
南からも、いつか登れる機会が得られるのでしょうか。今はただ、早月尾根日帰りピストンという唯一の選択肢に集中するのみ。ゴールをめざします。
2018年07月16日 10:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:04
南からも、いつか登れる機会が得られるのでしょうか。今はただ、早月尾根日帰りピストンという唯一の選択肢に集中するのみ。ゴールをめざします。
急登、こんどは下ります!!
2018年07月16日 10:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/16 10:06
急登、こんどは下ります!!
ボロボロコロコロと崩れやすい道なので、しばらくペースは上げられません。花見をしながら、適切なペースで小屋まで粘りましょう。
2018年07月16日 10:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:14
ボロボロコロコロと崩れやすい道なので、しばらくペースは上げられません。花見をしながら、適切なペースで小屋まで粘りましょう。
岩の襞。
2018年07月16日 10:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:16
岩の襞。
刻まれ、折り畳まれている自然世界。
2018年07月16日 10:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:20
刻まれ、折り畳まれている自然世界。
雲がせり上がってきました。すると先行していたハイカーさんからライチョウ発見の声が。
2018年07月16日 10:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:26
雲がせり上がってきました。すると先行していたハイカーさんからライチョウ発見の声が。
下山途中のライチョウ、その 
道の真ん中で砂浴びしてたので、なかなか先に進めませんでした(笑)
2018年07月16日 10:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:31
下山途中のライチョウ、その 
道の真ん中で砂浴びしてたので、なかなか先に進めませんでした(笑)
曇りぎみに。こうなるといよいよライチョウ出現率が上がります。
2018年07月16日 10:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 10:59
曇りぎみに。こうなるといよいよライチョウ出現率が上がります。
下山途中のライチョウ、その◆
目元がキリリ。雄々しい表情でした。
2018年07月16日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/16 11:06
下山途中のライチョウ、その◆
目元がキリリ。雄々しい表情でした。
小屋に帰還。このタイミングがいちばんガスっていました。2本目のコーラ、くださーい。
2018年07月16日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 11:50
小屋に帰還。このタイミングがいちばんガスっていました。2本目のコーラ、くださーい。
あとはもう、ひたすらひたすら歩き続けました。再び晴れて、樹林帯は蒸風呂状態。積極的な水分補給を心がけました。急な熱中症、行動不能にならないようにセルフコントロールすることが、成功への重要ポイント。
2018年07月16日 12:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 12:48
あとはもう、ひたすらひたすら歩き続けました。再び晴れて、樹林帯は蒸風呂状態。積極的な水分補給を心がけました。急な熱中症、行動不能にならないようにセルフコントロールすることが、成功への重要ポイント。
つらい。山のなかで夏バテみたいな具合に。登山口、低すぎるし。
2018年07月16日 12:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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7/16 12:53
つらい。山のなかで夏バテみたいな具合に。登山口、低すぎるし。
終盤、ようやく斜度がやさしくなりました。あとは気力をキープして、足を運ぶのみ。。。
2018年07月16日 14:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/16 14:08
終盤、ようやく斜度がやさしくなりました。あとは気力をキープして、足を運ぶのみ。。。
無事、下山。早月尾根の日帰り、たいへんでした。試練と試練と試練でした。
でも、素晴らしい天気と達成感でした。ありがとう劔岳。
2018年07月16日 14:08撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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7/16 14:08
無事、下山。早月尾根の日帰り、たいへんでした。試練と試練と試練でした。
でも、素晴らしい天気と達成感でした。ありがとう劔岳。

感想

初めての剱岳でした。

今夏、ついに乗りこむ計画が立ちましたが、チャンスは二回のみ。
その一回目。
太平洋高気圧の大いなる支配を見定め、タイトなスケジュールながらも日曜午後から東京を出発し、富山まで運転することに決めました。

海の日三連休で、室堂方面からは登山道大渋滞と鎖場順番待ちは間違いなしです。
私らしい剱岳初登頂とはどういうものだろう?
その問いの答えは、クラシックルートである早月尾根日帰りピストンでした。
雪解け直後でまだ静かな山歩き。
ひたすら歩くことを諦めなければ、その努力のぶんだけ山頂は近づいてきてくれる。

実際、このルートはその想いに応えてくれるものでした。
歩きごたえ、じゅうぶん。
登山口の標高が低いので、下半分は富山の湿気で蒸し風呂耐久戦でしたが、森林限界からは涼しい風とともに適度な岩場登りを楽しめました。
雪解けが早く進んだおかげもあり、雪渓滑落の不安も払拭されて、ただ「歩く」ことに没頭できたと感じます。

まったくラクな道ではなく、以前の甲斐駒・黒戸尾根と同等かそれ以上に苦しく、コースタイムも同じぐらいかかりました。
それでも、山頂から富士山までが見渡せた時、そして歩き通して下山できた時、その苦労は報われたと思います。

これで日本百名山は89座目。
本州は、奥穂高岳を残すのみ。
気を引き締めて、安全に、今夏のこの目標を目指したいと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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