夕張岳へ
- GPS
- 06:44
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:37
7月24日(火)
15:50 安曇野穂高発 新潟西IC経由
21:30 新潟港着
23:15 フェリー乗船
7月25日(水)
17:00 苫小牧東港入港
18:00 夕張道の駅メロード着
7月26日(木)
4:30 道の駅発
5:30 鹿島支線林道終点ゲート着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
25日17時ごろ苫小牧東港 道東自動車道夕張インターチェンジ経由 夕張道の駅メロード泊 国道 452号線を奥鹿島林道進む現在登山口まで行ける |
コース状況/ 危険箇所等 |
冷水コースで登る よく整備され登りやすい 馬の背コース下りに使ったがハード |
その他周辺情報 | 夕張メロード付近にはコンビニ あと山に入って行く |
写真
感想
2018年(平成30年)7月26日(木)
夕張岳へ 魅力たっぷり岩・花・湿原
「湿原だ 紫の花 夕張に」
北海道6座の旅へ。
本来は8座を目指し、北海道の三百名山を完登と思っていたが諦めざる得なかった。
出かける前の情報収集から
最難関のカムイエクウチカウシ山は今年の大雪、大雨により
林道の崩壊、札内川ヒュッテが雪で押しつぶされてしまったということで断念。
またニセイカウシュッペ山も林道が7月の大雨で修復中、入山禁止ということで諦めた。
夕張岳、芦別岳、オプタテシケ山、十勝岳、ニペソツ山、石狩岳の6座を目指した。
4年連続での北海道山の旅になる。
7月の後半から8月初めは比較的天気も安定しているので
6座は登りたいと強い思いで出かけた。
24日の夜、新潟港からフェリー乗船
翌25日夕刻、苫小牧東港へ降りたった。
幌尻・トムラウシを目指すS氏と同行した。
連絡を取り合い何かあった時にはということで苫小牧から別行動となった。
早速26日の夕張岳を目指し夕張メロードという道の駅へ向かった。
炭鉱閉鎖後は夕張市はメロンで有名だが、その他は静かなところだ。
閉店間際に道の駅メロードのショッピングセンターで
一つ残っていたカットメロンを購入。
本場物の夕張メロンを美味しくいただくことができた。
今日の目標はギリギリのところで達成できた。
しかし夕飯を食べるところは6時の時点で全くなく、
コンビニ弁当で済まし、道の駅メロードで車中泊、一夜を明かした。
近くには新夕張駅もあり車中泊するには便利ではあった。
私以外にも5台ほど車中泊が見られた。
さて、今回1座目の夕張岳を目指す。
道の駅から登山口への途中、シューパロ湖という大きな湖があり
朝焼けの中にシューパロ湖に浮かぶ夕張山地のごつごつしたシルエットが美しかった。
長い林道を登山口まで車で進み、ゲート手前から歩き始めた。
すぐに馬の背コースと冷水コースの分岐に出た。
どちらから登るか迷ったが、比較的楽だという冷水コースで登り始めた。
冷水コースは本当に快適で樹林帯の中緩やかな登りをあっという間に
馬の背との合流点まで行くことができた。
そこからは尾根道を登り、急登を過ぎると
大きな緑の葉が一面おおいつくす場所に出た。
表示板にシラネアオイの群生地とあり、花が咲いてれば見事な花園だろうと想像できた。
見上げると尖った前岳の岩峰が聳えていた。
さらに進み望岳台へと出た。
目の前に夕張岳の山頂らしき大きな峰が見えたが手前の熊ヶ峰だったようだ。
明日登る予定の芦別岳はその姿を見せていた。
北海道の槍と言われるだけあって、その険しさが伝わってくるような山容を見せていた。
さらに前岳をトラバースするように進むと
大きく視界が開け、夕張岳の山頂、ガマ岩など雄大な山裾が見られた。
そして足元には花の咲く湿原地帯が現われ
花咲く中、木道を行くことになる。
一番目立ったのは紫の花でシロウマアサツキだった。
北海道に咲く花はすべて見られるという夕張岳だそうだが
今日はシロウマアサツキが主役だった。
その他、ひょうたん池も草を浮かべ美しく、
蛇紋岩が露出している吹き通しと呼ばれる細尾根には
シロツメグサ、ユキバヒゴタイが見られた。
変化に富む登山道を最後ひと登りすると神社が現われた。
夕張山頂神社だ。
立派な祠と鳥居が建ち、なんとそこでシマリスが迎えてくれた。
山頂からは多くの山々が見渡せたものの
残念ながら芦別岳以外は皆目見当が付かなかった。
天気に恵まれ、気持ちよく登ることができた。
湿原そこに咲く花々の美しさ、大きな岩の山、奇岩には迫力が見られた。
朝見た山容からは湿原地帯、お花畑は想像できなかった。
それだけに魅力ある山だということを知り得た。
下山は馬の背コースを選択。
急坂の滑る道、木の根が張り慎重になる下り、起伏もあり
冷水コースに比べると厳しい道に緊張感をもって下った。
夕張ヒュッテが見えた時には安心した。
北海道1座目に登った満足感は得られた。
いいスタートを切ったと感じたのは言うまでもない。
明日は芦別岳に登るぞという気力も沸いた。
ふるちゃん
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