赤岳(美濃戸〜赤岳鉱泉〜赤岳〜南沢〜美濃戸)
- GPS
- 12:57
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:15
天候 | 初日快晴、二日目台風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されたコースでした。 初級者向きが行者小屋までで、そのから先は中級者以上向きです。 南沢の登山道は雨が降ると川になります。 |
その他周辺情報 | 山小屋多いので計画が立てやすい。 |
写真
感想
夏真っ盛りの中、変化にとんだ山歩きができた。
前半は林道歩きで山歩きのスイッチに切り替え、森の香りや鳥のさえずりを聞きながらテンションが上がっていった。本格的な山道に入ると花や苔や沢などに癒されながら次の目的地(赤岳鉱泉)まで楽しく歩いた。台風前の平日とあって赤岳鉱泉は人がまばら。庇下のテーブルでゆっくり昼食。
行者小屋で最後の休憩をとり岩場が続く地蔵尾根に向かった。地蔵尾根はお地蔵さんが二体いるので「地蔵尾根」と思っていたが、岩肌を見て名前の由来が分かった。溶岩が岩柱のように何本も地表に現れ、まるで地蔵が立っているように見えたことから「地蔵尾根」と言うようになったのではないだろうか?(たぶん)。地蔵尾根の登山ルートは急な岩場だったが、各所にハシゴや階段が設置されている。ザレ場はつづら折りに道が整備され歩きやすい(初心者向きではない)。
稜線に出ると今まで見えなかった野辺山や清里側が見えた。足元には小ぶりのコマクサが咲いていて癒された。
1日目の予定は赤岳展望荘までだったが、翌日の天候を考えて荷物を山小屋に置き山頂まで行くことにした。山頂までのルートはきつかった。身軽になったとはいえ、足のかかりが少ない岩場は非常に登りづらい。手がかりも少なく、チェーンがあるだけなので危険だと感じた。上を見ると一生懸命チェーンを握って登っている方々もいたが、初心者にお勧めできないと感じた。
山頂からの眺めは最高だった。雲は多かったが南アルプスや富士山(頭だけ)も見えた。登山者が少なかったため、穏やかな風を受けてのんびり過ごすことができた。
2日目は台風が近づいていたので早めの下山だった。小雨ではあったが、森の香りと涼しい風に癒されながら楽しい時間を過ごしながら、美濃戸まで下山できた。
tsukudasatさんこんにちは!ご無沙汰しております。
北岳のアドバイスありがとうございました。今年は結局キタダケソウはお流れ。また来年にでもキタダケソウかタカネマンテマの季節に行きたいと思います。
地蔵尾根、私もお地蔵さんがいるから、と思ってました。お地蔵さまがたくさんいらっしゃるから、かもしれませんね。
確かに赤岳と地蔵の頭の間は下ってくるときも逆層になっていて、フリクションはよく効くのですがビジュアルがコワいですよね。子供の方がスタスタ下りて行くのをよく見ます。
展望荘から地蔵の頭を少しだけ横岳方面に行ったところから見る赤岳のシャープさが素晴らしいんですよね。もしご覧になっておられないようでしたら次回はぜひ!ツクモグサやウルップソウの季節、を外せば比較的空いているかと思います。
スカっと抜けた蒼天の日と涼やかな小雨の日と、2日間でバリエーション多彩で楽しめましたね。おつかれさまでした!
fickleさん こちらこそご無沙汰してます。
今回、初めて八ヶ岳に入りましたが、思いのほか良かったです。「南八ヶ岳が本格的な山行が楽しめる」と言われている理由が少しわかりました。今回の南八ヶ岳は王道ルートで登りましたが、テン泊や縦走または苔森散策なども楽しめることが分かったので、次回の楽しみが1つ増えました。
それから赤岳のシャープビューは見ませんでした。残念。
地蔵の頭から直接赤岳方向に向かってしまったため横岳方面には行きませんでした。赤岳のシャープビューを知っていたら横岳方向に寄り道したはずです。でも、横岳の登山ルートを見ましたが、その時「次回は横岳側から縦走しよう!」っと決めました。(笑)
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