富士山：台風と富士登山競走を避けながら

2018年07月27日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,554m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:24
• 休憩: 2:25
• 合計: 11:49

5:26 富士スバルライン五合目(河口湖口)
6:00 吉田口六合目・富士山安全指導センター
6:00 吉田口七合目
7:58 東洋館
7:58 吉田口八合
9:03 白雲荘
9:39 本八合
11:35 14:00 十合目
17:15 富士スバルライン五合目(河口湖口)
17:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

マイカーは富士北麓駐車場に駐車
:駐車料1000円(自宅2:00→3:50富士北麓駐車場4:20→4:58富士山五合 目18:00→18:35富士北麓駐車場18:50→19:20富士の茶屋20:20→自宅)
:5合目までのバス往復2000円
富士山保全協力料1000円／人

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。
富士登山競走が開催されていたため、ランナー通過時は混雑がありました。

写真

7/27 4:58

おはようございます。
富士山吉田口五合目です。
世界遺産になって以来、混雑を恐れて登り控えていましたが、娘のリクエストで今日は富士山に登ります。朝日を受ける富士山の姿は、登っておいでよ、と言っているようで気持ちが上がります😃。
マイカーは富士北麓駐車場に車を停めて、このバスで五合目まで送迎してもらいました。

雲海に浮かぶ南アルプス、八ヶ岳の眺めがたまりません(＞＜)。詳しい山名は説明板で。。
聖、赤石、荒川、塩見。

塩見、農鳥、間ノ、北岳、北沢峠、仙丈、鳳凰、甲斐駒ケ岳

八ヶ岳

奥秩父方面

休憩所はテーブル、椅子、水洗トイレを自由に使えて、心強い味方でした。飲み水は汲めません。

7/30 20:04

登山口で富士山保全協力金を払いましょう(^^)。協力証とアミノバイタル、富士登山のしおりがもらえます。

ヒンヤリした空気と青空！
爽やかなスタートです

雲上散歩😊。六合目までは樹林帯をゆるゆると歩きます

程なく六合目に到着。ここからは踏ん張りきかないザレ道の、ツヅラの登りです

初小屋。
花小屋は昭和の匂いが香る味のある小屋でした。登山杖を持った登山者(外国人が多い)が焼印を押してもらっているのが富士山っぽい。

七合目上部にある東洋館。宿泊予約していましたが、お世話にならずに終わることに。。親切対応をしていただき有難かったです。

七合目にはいると岩稜登りになります。靴慣らしで履いてきたガッツリ登山靴の腕の見せどころです。

ところどころで富士登山競走の給水所が設けられていました。
雲海の上を日射しを受けながら登りますが、ユックリ登っているからか標高が高いからか、暑さの辛さはありません。
娘の口から「飽きてきた〜。もういいかな(否定的な。、)〜」と弱音が出ますが、後から思えば高山病の辛さだったのかも知れません。。

小屋が現れるたひに、休憩タイム(＞＜)

登りも半分は過ぎたようです。
ひとりだと黙々と登る富士山だけど、今日は娘と一緒なのでひとつひとつが楽しいですね〜😊💕。

本8合まで来ました。

8号五勺を過ぎる頃から歩きづらいザラ道が再び。登山競走のランナーが次々と追い抜いていきます。

7/27 11:15

ガスっちゃいました。
渋滞地獄はないけれど、ランナーいっぱいで混雑

一般登山者はランナーに道を譲りながら

殺気立つ‼
11:30まぢかでもうすぐ頂上といったスポットでは、時間制限かあったのでしょうか。それとも自己記録のためか、狭い登山道を重なり合って遡上するシャケのごとく、ランナーが押し合い圧し合いしながら登っていきます。

10合目(?)着きましたー(^^)。
ランナーでイッパイです。

休憩もそこそこにランナーの方々は下られました。御来光が拝めない昼登山だからでしょうか、登山者は想像以上に少ないです。ちなみに頂上トイレ使用料は300円です。

雲海が晴れて山中湖方面が見えてきました(^^)。娘は頭痛が酷く、夕べの寝不足が原因かとゆっくり休憩をとり、

お鉢巡りはパスして

下山

丁寧な標識。「トイレまで」の距離時間を伝えているところが笑えます。。

つづら折りが終わり、落石を避けるこんなのが出てきたらもうすぐ6合目。
5合目に着くと、頭痛と気持ち悪さで限界の娘と救護室に駆け込む。血中酸素濃度を測っていただくと、88%。高山病と診断され、早く下界に戻るよう勧められました。

7/27 19:42

下山後は富士北麓公園隣のほうとうのお店「富士の茶屋」で地元の味をいただきました。

テラス席もあり、リゾート気分も味わえるお店でした。

付録:山頂の空気の薄さを物語るペトボトル

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

taromii

楽しかったけれど、ばたばたな富士登山でした😆
1つは台風。
当初は山小屋の予約も済ませ、御来光を拝むスタンダート型の予定でしたが、台風到来で二転三転。。台風が来る前に登ってしまおう状況で、頂上に着いたところが、山で泊まっていたら翌日は強風で下れなくなると判断。結局まさかの日帰り富士山となりました。小屋にはキャンセル料を覚悟して申し出ると、台風が理由なのでキャンセル料はかからないと。。有り難くって電話口で何度も頭を下げてしまいました。東洋館の対応感謝しておりますm(_ _)m。
しかし、16:30頃六合目に下って来た時に、これから登る登山者が沢山いたのには驚きました。
2つめは高山病。
登り始めから調子が出ないとぼやいていた娘を、早朝出発の疲れと片付けてしまい登山続行。山頂では頭が痛くなりかなり辛そうなのを騙しだまし下山し、いよいよ5合目の救護所で相談すると、血中酸素濃度88%😨。高山病だと診断され、山麓に帰ってくるとスッキリ完治。。気にしなければいけないと思いながら先を急いでしまい、予防出来なかった高山病。辛い富士山になってしまった娘には可哀想なことをしてしまいました。反省点です。
3つめは富士登山競争。
トレランと登山の共生については色々言われていますが、登山者の遠慮あっての大会、の印象を受けてしまいました。自分には到底走って登るなんてできないやっかみかな。。
と色々ありましたが、何より娘と山に登ることができる幸せを噛みた富士山でした。
最後に28日に通過した台風で亡くなられた登山指導員の方のご冥福をお祈りいたします。