息子と行く平ヶ岳
- GPS
- 12:46
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,840m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 12:44
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下台倉山まではかなりの急登です。 下りが滑りやすいです。 ロープがあるので時々使いました。 |
その他周辺情報 | 鷹ノ巣バス停前に清四郎小屋があります。 私たちは素泊まりだったので一人4500円でした。 温泉ではありませんが、ご主人が作った露天風呂があります。 下山後は銀山平の白銀の湯に入りました。 |
写真
感想
長年、行きたい、行かなくてはと思っていた特別な思い入れのある山「平ヶ岳」
やっと行くことができました。
うちからはあまりにも遠い。
車で行くのは無理。
電車やバスでも行きにくい。そこで松本に住む次男を誘って一緒に行きました。
30日に高速バスで松本へ。
31日に息子が運転する車で登山口の鷹ノ巣まで行き、清四郎小屋に泊まりました。
コースタイムで11時間以上、ゆっくりと休んでから登ろうと思いました。
炎天下での登りはきついと思い、3時50分スタート。
水分は一人4リットル用意し、そのうち私の下山分の1.5リットルを息子に持ってもらいました。
ありがたいことに雲の多い天気。
風はありませんでしたが、カンカン照りを想定していたのでずいぶん楽でした。
下台倉山まではかなりの急登ですが、私は急登は好きなほうです。
一歩ごとに確実に標高が上がって行くことを感じられます。
この急登を登った後は少々の登りは登りとは感じられませんでした。
途中で下って来た人がいました。
2時半から登ったそうです。
上も曇っているが、涼しくて気持ち良かったとのことでした。
上では晴れていることを期待したのでちょっとがっかりしました。
池ノ岳に着くころには青空が広がり出しました。
突然平らな姫池のある湿原に出た!という感じでした。
この先中ノ岐林道から登って来た人たち10人以上にすれ違いましたが、その方たちは12時半までに登山口に戻らないといけないということで、すれ違ったあとは静かな平ヶ岳になりました。
木道を進むと、思ったより早く三角点に着いたのでちょっと拍子抜けしました。
記念撮影をしてから、さらに林道の先まで行きました。
そちらが山頂のようです。
三角点のある所は木々で展望はありませんが、山頂は広い湿原で気持ちのいい場所でした。
至仏山が近くに見え、先週登った笠ヶ岳もよく見えました。
越後駒ヶ岳と中ノ岳には雲がかかっていましたが、少しずつ雲も取れてきました。
荒沢岳がかっこよかったです。
それからたまご石にも行きました。
その先の池塘の雰囲気が素敵でした。
ゆっくりしたいところですが、日帰り登山、下山しなくてはいけません。
ここでテント泊できたらどんなにいいかなあと思いました。
昔のテント場の跡がいくつかありました。
今のような百名山ブームでテントが許されたら大変なことになってしまうんでしょうね。しかたありません。
登りでは見えなかった燧ヶ岳や会津駒が綺麗に見えてきました。
急登は好きだけど急な下りは苦手で嫌いです。
登っている時も、果たしてここはどうやって下るのだろうか?と思うところがいくつもありました。
途中まで先に行っては待っていてくれた息子は下台倉からは「ゆっくり下ってね。」と言ってさっさと下ってしまいました。
登山口に着いたら、私が1時間50分かかった下りを50分で下ったそうです。
最後の下りを終えて林道に出たときはほっとしました。
でも、その林道も思ったより長かったです。
国道が見えた時はやっと終わったと思いました。
長年の夢だった平ヶ岳登山、息子のおかげで登ることができました。
登山を再開してよかった、きつい登山を経験しておいてよかったと思いました。
しかし、この息子、松本に住んでいながら滅多に山に行かない。
今年は先週日帰りで登った仙丈岳が初登山だったとか。
そんなんで平ヶ岳日帰りできちゃうのね。
いや、子供の頃にしっかり鍛えておいたからでしょう。
途中で会った中ノ岐林道から登ったという方は、「鷹ノ巣からは若い人でないと登れないよ。」と言っていました。
確かに他の方々も中高年の方ばかりでした。
62歳、鷹ノ巣から登るギリギリの年齢だったのかな?
標高差1200m、往復距離23Km、この暑い最中きつい山登りでしたね。頂上は山名の通り平地で気持ちいい所です。紀南からはあまりにも遠く歩く距離が半端ではないこの山はよう行けません、みて楽しませて頂きます。お疲れさまでした。
sskamosikaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この山は日帰りで登るのもきついけれど、うちからのアプローチのほうが大変でなかなか行かれませんでした。
松本経由で行かれるとわかって息子を誘いました。
登りは曇ってくれたので助かりました。
それでも往復で3.5リットル飲みました。
登りで晴れたら4リットルじゃたりなかたりなかったかも知れません。
そして12時間以上かかったのに、一度も尿意を感じませんでした。
すごい汗をかいたんですね!
ここの、核心部は、最初の急登2時間と、水!
水場が、枯れているんで、担がなければならない。私も、日帰りだったけど、9月で、4ℓ位持って行ったかな?しかし、この暑さで、行くとは、天晴です。
テントは、池ノ岳の先のデッキなら、OKですよ!私もまた行こうと思うんですが、遠いのが、難点…確か不眠不休で登って、帰りに、居眠り運転で、縁石乗り上げた、記憶があります。ツボさんが、行ったなら、テント担いで、行こうかなと思いました。やはり、私には、こういうヒリヒリするような山があっている気がします。
お疲れ様でした。
tetsuareiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
緒事情で登るなら8月1日にしたいと思いました。
以前檜枝岐村のHP見たらそこでテント泊いいみたいでしたが、魚沼市の張り紙ではね。
テント担いで行ってそこがいっぱいだったらどうしますか?
完全予約制のテント場ならいいですが。
会津駒のように完全予約制の小屋ができればいいけど、今の状況では泊まるのはどうかなと思います。
百名山ブームで登る人が多くなりすぎている気がいます。
まあ、プリンスルートからテント泊の人はいないと思いますが。
今回会ったワンゲルの人たちは平ヶ岳から至仏山方面に下った先でテント泊すると言っていました。
そこならいいのかな?
松本から平ヶ岳、ビックリしました。
水5.5L担いでこの時期の平ヶ岳とは恐れ入ります。
一番気の置けない心強いポーター随行で万全の体制でしたね
やっぱり姫池と玉子石…平ヶ岳に欠かせぬアイコン、登山道の随所随所で真正面に聳え立つ燧…秋にまた行きたくなってしまいます。
今度は山頂ちゃんと踏まないと(笑)。
12時間44分、ツボさんのレコじゃあ見た記憶ない山行時間ですが、草紅葉の頃に歩けば写真目一杯撮っても12時間は余裕で切れると思います。
この時期の平ヶ岳は結構樹林抜けて歩くところ多いですから本当にタフじゃないかと…。
も一度山歩きの楽しさ思い出してもらって、今度はテント歩荷してくれるようになるのが最高の親孝行だなんて思ってるんじゃないでしょうか(笑)
tomhig さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ふっふっふ。
もしかしたらtomhig さんなら気づくかなと思いましたが、けっこう意外だったでしょ?
息子は最近はそんなに山に行っていないけど、小中学生の頃はよく一緒に登りました。
最初は私のほうが速かったけど、すぐに息子のほうが速くなりました。
それで、泊りはテントその他の重しをつけました。(笑)
なんのかんのと言ってもハードな山歩きは息子と行くのが気兼ねがいりません。
今回は運転手にポーターをしてくれたけど、以前は私がずっと運転していたからね。
そして息子はずっと寝ていたから。
今回は助手席で気兼ねなく寝ました。(笑)
いろいろな意味で一生忘れられない登山になりました。
mayutsuboさん、お疲れさまでした。
この時期鷹ノ巣から登られたのは流石です。しかも12時間超えとは。
僕は昔丹後山から入り3日目でようやく平ヶ岳に到着しました。平ヶ岳は簡単には登れない山なのです。だからプリンスルートが許せない。永遠の山であってほしいんです。
息子さんが頼りになっていいですね。うちなんか二人ともダメです。頼りになる時が来るのでしょうか。
naga4687さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
体力に自信がないけど百名山を完登したいという人にはプリンスルートはありがたいんでしょうけど、ただ山頂踏めばいいってものではないと私は思います。
登りたいなら登れるように努力して登ることに価値があると思います。
今迄も自分なりにきつい山登りを年に何回かしてきました。
平ヶ岳に登ることが一つの目標でした。
今年は赤石岳に椹島から一日で登れたことが自信になりました。
naga4687さんも昔丹後山から縦走されたんですね。
うちの夫は昔夏に巻機山から縦走したり、中ノ岳や至仏山に縦走したそうです。
22年前に亡くなった夫が大好きな山だったんです。
一緒に登ろうと言っていたのに結婚してすぐに妊娠したので登れず仕舞いでした。
8月1日、夫の23回忌の命日の日にやっと息子と登ることができました。
そうなんですか。
特別な思い入れとは、ご主人の命日かつ一緒に行きたかった山ということですね。それはそれは思い出深い1日になりましたね。
僕も思い入れのある山です。3〜4月に鳩待か丹後山から再訪を毎年狙っているところです。
去年丹後山に登った時に平ヶ岳に行く道を少し歩いてみようと思ったけど、すごい藪で一歩も歩けませんでした。
昔はマシだったのかな。
今回たまたま至仏山に行くというK大学のワンゲルに会いました。
帰ってみたらHPがありました。
どんな様子だったか今度メッセージしてみようかと思いました。
naga4687さんもまた縦走できるといいですね。
平ヶ岳も「半端ない」ロングコースで日帰りとはすっごいですね!
頼りになる息子さんと一緒だから、より安心して歩けましたね。
だけど帰路は「置いてけぼり?]状態で大変でしたね。
展望がいい!平ヶ岳の雄大な山容は例えようがないですね。
燧ケ岳もきれいです!
mayutsuboさんらしいとっても素晴らしい山行を見せていただきました。
s_fujiwaraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
昼に返信したはずなのに・・・
長年の夢だったので登れて嬉しかったです。
何しろ関西、というよりもうちからのアプローチが大変!!!
息子は最初は私より1時間以上遅れてスタートすると言っていましたが、とりあえず最初は一緒に登ってくれました。
苦手な急な下りは一人のほうが焦らずゆっくる下れてよかったかな。
中学からそんな感じでした。
自分の体力があるうちに登れてほっとしています。
なんのかんのと私もあっちこっちに体の不調が出てきています。
今回も鎮痛剤飲んで登りました。
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