焼岳〜西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳（Part-2）

2018年07月31日(火) ~ 2018年08月01日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,253m
• 下り: 2,503m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 11:00

4:10 西穂山荘
5:20 西穂独標
5:55 ピラミッドピーク
6:20 チャンピオンピーク４峰
6:50 7:00 西穂高岳
7:25 P１
8:30 間ノ岳
9:10 逆層スラブ
9:40 天狗岩
10:10 10:30 天狗のコル
12:20 12:40 ジャンダルム
13:00 ロバの耳
14:00 馬の背
14:20 14:30 穂高岳
15:10 穂高岳山荘
15:10 宿泊地

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:10

6:30 穂高岳山荘
8:45 荷継ぎ沢
9:30 白出大滝
9:40 9:50 重太郎橋
11:00 11:50 白出小屋
12:30 12:50 穂高平小屋
13:20 小鍋谷ゲート
13:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉・中尾温泉・うちのペンションをベースに。宿泊者は、登山口まで送迎してくれます。

コース状況／危険箇所等

西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳の間は、急な上り下りの連続。白出沢の下りは、今年は残雪少なく、雪渓は巻いて通れる。

その他周辺情報

新穂高温泉・中尾温泉・うちのペンションには、立派な露天風呂の温泉あり

写真

7/31 4:08

西穂山荘を朝4時に出発。月と火星が綺麗に見えていました。

7/31 4:37

東の空が白んできました。富士山も見えています。

7/31 5:07

焼岳と乗鞍岳に朝日が当たり始めました。

7/31 5:17

昭和42年8月1日、松本深志高校の生徒11名が落雷の犠牲となった場所です。丁度私たちが登っていた翌日が事故から51年目にあたり、いまでも慰霊祭が執り行われていたようです。

7/31 5:20

西穂独標（11峰）から、これから登っていく尾根方向を望んで。

7/31 5:22

大小のピークが連なる縦走路。右奥の一番高いのが、ジャンダルム

7/31 5:23

西穂独標には、学生時代の30年ほど前に一度来たことがありました。ここから先は、未踏ルートです。

7/31 5:24

西穂独標からのパノラマ

7/31 5:26

焼岳・乗鞍岳方向の眺め

7/31 5:34

ようやく尾根上にも日が当たってきました。

7/31 5:39

9峰

7/31 5:54

8峰

7/31 5:55

ピラミッドピーク（8峰）

7/31 5:57

やってきたルートを振り返って

7/31 6:01

7峰

7/31 6:05

6峰

7/31 6:08

たぬき岩

7/31 6:09

たぬき岩（アップ）

7/31 6:18

チャンピオンピーク（4峰）

7/31 6:19

4峰

7/31 6:20

鎖のない細いトラバース路

7/31 6:51

朝日を浴びて

7/31 6:53

ようやく西穂高岳に到着。ここからが困難なアップダウンのはじまり。

7/31 7:10

やってきたルートを振り返って。

7/31 7:10

上高地方面の眺め

7/31 7:24

P1

7/31 7:33

7/31 8:29

7/31 8:40

ジャンダルムを背景に

7/31 9:06

逆層スラブ

7/31 9:19

逆層スラブは、登りは手掛かりがあるため、何とか鎖に頼らなくても登っていけます。

7/31 9:21

とはいえ、なかなか急な登りです。

7/31 9:32

ルート上からは、笠ヶ岳がずっときれいに見えていました。

7/31 9:37

天狗岳山頂にて

7/31 9:41

ジャンダルムを背景に

7/31 10:02

天狗岳から天狗のコルへの急な下り

7/31 10:07

天狗のコルにて、昼食休憩

7/31 10:08

天狗のコル直下には、古い崩れかかった石室がありました。

7/31 11:08

狭いルンゼの登り

7/31 11:10

ジャンダルムへの長い登り

7/31 11:25

今回のルート上には、ここを含めて、2か所テントを張れそうな場所がありました。

7/31 11:53

やせたトラバースルート

7/31 12:04

ようやくジャンダルムが目の前に迫ってきました。

7/31 12:09

ジャンダルムへの登り

7/31 12:19

とうとうやってきました、ジャンダルム頂上！

7/31 12:20

ジャンダルム頂上にて記念撮影

7/31 12:28

空飛ぶ天使が出迎えてくれます。

7/31 12:34

この天使像は、2014年の夏にChokomaka Clubの方が設置してくれたもののようです。

7/31 12:44

ジャンダルムの東壁を降りるのは危険すぎるので、元来た場所に一度降りてから、南壁を巻いて通ります。

7/31 12:55

ジャンダルムを反対側（奥穂高側）から眺めると、とても登れそうには見えません。

7/31 12:59

ロバの耳の難所

7/31 13:00

フランス語で「衛兵」を意味するジャンダルム。西穂高岳を守っているのでしょうか。

7/31 13:21

ロバの耳からの急な下り

7/31 13:57

最後の難所・馬の背

7/31 13:59

幸いにして、霧が出てきたおかげで下があまり見えず、高度感を感じずに乗り切ることが出来ました。

7/31 14:01

馬の背の最上部

7/31 14:18

とうとう奥穂高岳山頂が目の前に見えてきました。

7/31 14:21

奥穂高岳山頂にて

7/31 14:51

あとは、穂高岳山荘への下りを残すのみ。

7/31 15:03

山荘への長い梯子の下り

7/31 15:10

穂高岳山荘到着。11時間の行程、お疲れ様でした。

7/31 15:15

難関ルートをクリアしたあとのビールは、最高でした。

8/1 4:44

翌朝の日の出を待ちます。

8/1 4:44

山荘が赤く染まってきました。

8/1 4:44

月も見えています。

8/1 4:55

8月1日のご来光

8/1 4:58

今年の雪渓は小さかったです。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

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念願の西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳ルートを踏破することが出来ました。噂にたがわぬ難コースで、鎖や梯子はほとんど見当たらず、基本的に岩の出っ張りを頼りに3点支持のフリークライミング技術が要求されます。ただ、岩は一般的にしっかりとしているので、安定感はありました。間ノ岳付近は浮石が多く、落石に注意が必要です。逆層スラブは、登りは何とかなりますが、下りはなかなか困難そうです。ジャンダルムは、西側からの上り下りにはそんなに困難はありません。ロバの耳〜馬の背の間が、本ルートの核心部と言えそうです。次回はぜひ、逆からのルートに挑戦したいと感じました。素晴らしいコースを同行していただいた山仲間にも感謝です。