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Yamareco

記録ID: 1545778
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳 突然のコース変更

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月05日(日)
 - 拍手
jasper00 その他5人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:48
距離
23.6km
登り
2,483m
下り
2,407m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:51
休憩
1:14
合計
7:05
距離 11.1km 登り 1,596m 下り 506m
6:24
7
スタート地点
6:31
6:33
65
7:44
7:50
58
8:48
30
9:18
9:20
40
10:00
11:00
99
12:39
12:43
46
13:29
2日目
山行
7:47
休憩
1:55
合計
9:42
距離 12.4km 登り 887m 下り 1,927m
5:45
41
6:26
6:40
49
7:29
7:51
100
9:31
9:53
13
10:06
37
10:43
11:26
37
12:03
12:12
121
14:13
14:18
69
15:27
ゴール地点
天候 2日とも快晴☀
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往復ともさわやか信州号
コース状況/
危険箇所等
【扇沢〜種池山荘(柏原新道)】歩きやすい道

【種池山荘〜針ノ木峠】アップダウンが大きい縦走路でエネルギーを結構消耗する。長野側が切れ落ちた転落注意の狭い区間が2〜3箇所あった。また、それほど危険はないものの岩場も随所にある。きつかった区間は鳴沢岳への登り、スバリ岳への長い登り返し、そして針ノ木岳の最後の急登。針ノ木岳から小屋への下りもザレ場ですべりやすい。

【針ノ木峠〜扇沢】今年は猛暑期間が長いので雪渓の延長はだいぶ短くなっていたようだ。小屋から雪渓の始まりまでのザレ場の急な下りは結構長かった。また、雪渓が終わってから大沢小屋までの左岸巻道、大沢小屋から扇沢までの道のりも長く感じた。ちなみに、雪渓はチェーンスパイクや軽アイゼンで十分だった。
その他周辺情報 大町温泉郷 薬師の湯 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/
で2日間の汗を流したが、時間が20分ほどしかなかったので、カラスの行水(-_-;)。
稜線(種池山荘)から蓮華〜針ノ木岳
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稜線(種池山荘)から蓮華〜針ノ木岳
これから行く岩小屋沢岳方面
これから行く岩小屋沢岳方面
昨年はあまり顔を出してくれなかった爺ヶ岳が今日はくっきり
昨年はあまり顔を出してくれなかった爺ヶ岳が今日はくっきり
鹿島槍もくっきり
鹿島槍もくっきり
こんなに絶景だったんだね
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こんなに絶景だったんだね
ミヤマリンドウ
種池山荘付近にたくさん咲いてた
ミヤマリンドウ
種池山荘付近にたくさん咲いてた
ウサギギク
ヤマハハコ
ミヤマシシウドの向こうに蓮華〜針ノ木岳
ミヤマシシウドの向こうに蓮華〜針ノ木岳
ニッコウキスゲ
ミヤマカラマツ
種池山荘と爺ヶ岳を振り返る
種池山荘と爺ヶ岳を振り返る
タカネナデシコ
鹿島槍ヶ岳
立山〜剱岳
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
イワツメクサ
岩小屋沢岳山頂に着いた
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岩小屋沢岳山頂に着いた
これから歩く稜線が一望できる
右から新越岳、鳴沢岳、赤沢岳、スバリ〜針ノ木岳
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これから歩く稜線が一望できる
右から新越岳、鳴沢岳、赤沢岳、スバリ〜針ノ木岳
新越岳付近から岩小屋沢岳を振り返る
新越岳付近から岩小屋沢岳を振り返る
今日の宿泊地、新越山荘が見えた
今日の宿泊地、新越山荘が見えた
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
新越山荘に到着
今日は混雑で2枚の布団に3人らしい
新越山荘に到着
今日は混雑で2枚の布団に3人らしい
2F談話室から剱岳の夕景が見られる
2F談話室から剱岳の夕景が見られる
夕焼けに映える剱岳のシルエット
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夕焼けに映える剱岳のシルエット
1日目の終わり
【2日目】再び談話室から朝の剱岳
【2日目】再び談話室から朝の剱岳
剱岳拡大
小屋の正面から針ノ木岳〜鳴沢岳の稜線
早朝は各山頂に少しガスがかかっていた
小屋の正面から針ノ木岳〜鳴沢岳の稜線
早朝は各山頂に少しガスがかかっていた
蓮華岳〜針ノ木岳
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蓮華岳〜針ノ木岳
そろそろ出発の準備
そろそろ出発の準備
針ノ木岳山頂のガスがとれてきた
針ノ木岳山頂のガスがとれてきた
物音がしたと思うとニホンザルの群れが松ぼっくりをむさぼっていた
物音がしたと思うとニホンザルの群れが松ぼっくりをむさぼっていた
食べるのに夢中
鳴沢岳山頂
最初はガスがあったが・・・
鳴沢岳山頂
最初はガスがあったが・・・
すぐにガスはとれた
赤沢岳〜針ノ木岳にかけてのすばらしい稜線
すぐにガスはとれた
赤沢岳〜針ノ木岳にかけてのすばらしい稜線
針ノ木岳拡大
赤沢岳拡大
立山〜剱岳をずっと眺めながらの稜線歩き
立山〜剱岳をずっと眺めながらの稜線歩き
鳴沢岳〜赤沢岳間は比較的歩きやすいが、写真のような岩場もある
鳴沢岳〜赤沢岳間は比較的歩きやすいが、写真のような岩場もある
赤沢岳山頂
立山がだいぶ近くなってきた
立山がだいぶ近くなってきた
ここで初めて黒部湖が見えた
ここで初めて黒部湖が見えた
スバリ岳まではかなり下ってからの上り返しがきつそう
スバリ岳まではかなり下ってからの上り返しがきつそう
五竜から白馬も見える
五竜から白馬も見える
スバリ岳までは長い縦走路
スバリ岳までは長い縦走路
イワヒバリが珍しく近くにとまってくれた
イワヒバリが珍しく近くにとまってくれた
スバリ岳への登りはきつい
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スバリ岳への登りはきつい
きれいなすじ雲
明日は天気が下り坂?
きれいなすじ雲
明日は天気が下り坂?
立山連峰の上にもすじ雲
立山連峰の上にもすじ雲
やっとの思いでスバリ岳
やっとの思いでスバリ岳
黒部ダムが見えた
黒部ダムが見えた
針ノ木岳まではまだまだ
針ノ木岳まではまだまだ
立山〜劔は何度も撮ってしまう
立山〜劔は何度も撮ってしまう
劔と赤沢岳
たどってきた稜線
左から赤沢岳、鳴沢岳、新越岳〜岩小屋沢岳、爺ヶ岳
遠方に鹿島槍以北の後立山連峰
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たどってきた稜線
左から赤沢岳、鳴沢岳、新越岳〜岩小屋沢岳、爺ヶ岳
遠方に鹿島槍以北の後立山連峰
針ノ木岳への最後の急登は厳しい
針ノ木岳への最後の急登は厳しい
最終目的地の針ノ木岳にようやく到着
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最終目的地の針ノ木岳にようやく到着
スバリ岳も厳しい山だった
スバリ岳も厳しい山だった
蓮華岳は女性的な山容
蓮華岳は女性的な山容
手前に北葛岳〜七倉岳、遠方は餓鬼岳方面?
手前に北葛岳〜七倉岳、遠方は餓鬼岳方面?
船窪〜不動岳への続く稜線の向こうに、左から野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳
船窪〜不動岳への続く稜線の向こうに、左から野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳
北側の稜線
黒部湖の向こうに立山連峰
黒部湖の向こうに立山連峰
遠方に槍ヶ岳
針ノ木岳まで来て初めて見えた
遠方に槍ヶ岳
針ノ木岳まで来て初めて見えた
針ノ木峠へ下る
だいぶ下ってから振り返る
だいぶ下ってから振り返る
針ノ木小屋がようやく見えた
針ノ木小屋がようやく見えた
針ノ木峠に到着
ポンプトラブルのため泊まり損なった針ノ木小屋
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ポンプトラブルのため泊まり損なった針ノ木小屋
北葛〜七倉岳へ続く稜線はアップダウンが激しい
北葛〜七倉岳へ続く稜線はアップダウンが激しい
七倉〜船窪〜不動、南沢岳方面
七倉〜船窪〜不動、南沢岳方面
小屋から下り始めるが、雪渓の頭部はまだ見えない
小屋から下り始めるが、雪渓の頭部はまだ見えない
雪渓のノドの部分は融雪がだいぶ進んでいた
雪渓のノドの部分は融雪がだいぶ進んでいた
雪渓の末端
7月1ヶ月間の猛暑の影響で意外と雪渓区間は短かった
雪渓の末端
7月1ヶ月間の猛暑の影響で意外と雪渓区間は短かった

感想

今回は会社の仲間との登山なので、針ノ木岳と蓮華岳に1泊ピストン山行と比較的楽な計画のはず・・・だったが、出発早々にトラブル!

意気揚々と向かった扇沢の登山案内所の女性から、
「今日はどちらにお泊りですか?」
「針ノ木小屋です」
「針ノ木小屋はポンプ故障で取水できないため、食事を提供できないとのことです」「えーっ!予約してたのにそんなの聞いてないですよ」
「小屋に電話して確認してみて下さい」

小屋直通電話にかけてみたところ、これからヘリで資材を運搬する予定だが、まだ復旧の見通しが立たないため、予約客を含めて食事の提供は保証できないとのこと。
さあ、どうしよう。
選択肢は、
\霏瑤稜篥垢膿料を調達して素泊まり覚悟で予定通り針ノ木小屋へ行く
⊃縫量攵屋をキャンセルして大沢小屋に泊まる
コースを変更して種池山荘、新越山荘方面へ向かう
い△らめてこのまま帰る

せっかく夜行バスで来たのでい呂△蠧世覆い掘▲轡礇奪拭爾空くのを待ってまだ閉店中の売店を覗いてみても、まともな食料は調達できそうにないので,盖儔次
今日のメンバーならコース延長が伸びても、またアップダウンが多い縦走にも対応可能と判断し、新越山荘に予約を変更してで行くことにした。

これが結果オーライで、好天に恵まれ、すばらしい景色の縦走を楽しむことができた。また、暑さは厳しかったが、稜線に出ると富山側からの風が心地よかった。

ただ、新越山荘は針ノ木小屋のトラブルのせいか、かなり混みあっていて、2つの布団に三人で寝る羽目となった。特に我々は男性だけのグループだったので、おじさんオンリーの部屋に15人ほどが詰め込まれ、熱気ムンムンでしばらく寝付けなかった。
他の女性やカップルの部屋は我々の部屋よりは余裕があったようだ。

帰りは大町温泉郷16:25発の高速バスを予約していたが、2日目の縦走と下山に意外と時間がかかってしまい、それに間に合う最後の信濃大町行きのバス(扇沢15:30発)にぎりぎりセーフで乗車。大町温泉郷で下車して薬師の湯に寄ったが、入浴時間は正味20分ほどと、落ち着いて湯につかることもなく、またビールで乾杯することもなくバタバタと高速バスで帰京した。

予期せぬ縦走による身体の疲れより、精神的に疲れた山行でした。
ああーシンドかった。

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
柏原新道-爺ヶ岳-新越山荘
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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