岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳 突然のコース変更
- GPS
- 16:48
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,483m
- 下り
- 2,407m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:05
天候 | 2日とも快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【扇沢〜種池山荘(柏原新道)】歩きやすい道 【種池山荘〜針ノ木峠】アップダウンが大きい縦走路でエネルギーを結構消耗する。長野側が切れ落ちた転落注意の狭い区間が2〜3箇所あった。また、それほど危険はないものの岩場も随所にある。きつかった区間は鳴沢岳への登り、スバリ岳への長い登り返し、そして針ノ木岳の最後の急登。針ノ木岳から小屋への下りもザレ場ですべりやすい。 【針ノ木峠〜扇沢】今年は猛暑期間が長いので雪渓の延長はだいぶ短くなっていたようだ。小屋から雪渓の始まりまでのザレ場の急な下りは結構長かった。また、雪渓が終わってから大沢小屋までの左岸巻道、大沢小屋から扇沢までの道のりも長く感じた。ちなみに、雪渓はチェーンスパイクや軽アイゼンで十分だった。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ で2日間の汗を流したが、時間が20分ほどしかなかったので、カラスの行水(-_-;)。 |
写真
感想
今回は会社の仲間との登山なので、針ノ木岳と蓮華岳に1泊ピストン山行と比較的楽な計画のはず・・・だったが、出発早々にトラブル!
意気揚々と向かった扇沢の登山案内所の女性から、
「今日はどちらにお泊りですか?」
「針ノ木小屋です」
「針ノ木小屋はポンプ故障で取水できないため、食事を提供できないとのことです」「えーっ!予約してたのにそんなの聞いてないですよ」
「小屋に電話して確認してみて下さい」
小屋直通電話にかけてみたところ、これからヘリで資材を運搬する予定だが、まだ復旧の見通しが立たないため、予約客を含めて食事の提供は保証できないとのこと。
さあ、どうしよう。
選択肢は、
\霏瑤稜篥垢膿料を調達して素泊まり覚悟で予定通り針ノ木小屋へ行く
⊃縫量攵屋をキャンセルして大沢小屋に泊まる
コースを変更して種池山荘、新越山荘方面へ向かう
い△らめてこのまま帰る
せっかく夜行バスで来たのでい呂△蠧世覆い掘▲轡礇奪拭爾空くのを待ってまだ閉店中の売店を覗いてみても、まともな食料は調達できそうにないので,盖儔次
今日のメンバーならコース延長が伸びても、またアップダウンが多い縦走にも対応可能と判断し、新越山荘に予約を変更してで行くことにした。
これが結果オーライで、好天に恵まれ、すばらしい景色の縦走を楽しむことができた。また、暑さは厳しかったが、稜線に出ると富山側からの風が心地よかった。
ただ、新越山荘は針ノ木小屋のトラブルのせいか、かなり混みあっていて、2つの布団に三人で寝る羽目となった。特に我々は男性だけのグループだったので、おじさんオンリーの部屋に15人ほどが詰め込まれ、熱気ムンムンでしばらく寝付けなかった。
他の女性やカップルの部屋は我々の部屋よりは余裕があったようだ。
帰りは大町温泉郷16:25発の高速バスを予約していたが、2日目の縦走と下山に意外と時間がかかってしまい、それに間に合う最後の信濃大町行きのバス(扇沢15:30発)にぎりぎりセーフで乗車。大町温泉郷で下車して薬師の湯に寄ったが、入浴時間は正味20分ほどと、落ち着いて湯につかることもなく、またビールで乾杯することもなくバタバタと高速バスで帰京した。
予期せぬ縦走による身体の疲れより、精神的に疲れた山行でした。
ああーシンドかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する