【剱岳(富山・2999m)】3年ぶりの早月尾根日帰りで、1年ぶりにグレートチャリバースのcherryさんと再会!
- GPS
- 12:05
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 2,392m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富山県道333号線(剱岳公園線)、馬場島荘でナビセット 駐車場:馬場島荘に公共駐車場あり(30台、無料) トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬場島登山口〜早月小屋〜剱岳 ・登山口から1400m付近まで虫対策を無視してはいけません ・登山道は草刈りがされていました ・険しいルートながらステップやロープ、鎖があります ・2600m付近にほんの少しだけ雪渓がありますが、通行に全く支障がありません |
写真
感想
剱岳早月尾根の日帰りをはじめたのは2008年のこと。
2回ほど小屋で途中断念し「3度目の正直」で初めて成し遂げました。
以来、日本一の標高差の厳しいコースを歩けるかどうか、一年に一回の体力測定のように歩いていました。
当時は今のように登山者で賑わうこともなく、静かな山歩きに浸ることができて、苦しいはずだけど、心引き寄せられるコースです。
2015年8月を最後に、このコースを訪れる機会を逃してしまって3年。
この春富山に来て、仕事で酒席を設ける機会が激増、すっかり生活習慣が不健康になってしまったので、最後まで歩き通せないのではと思いながら登山口へ。
登山口に車を停めた途端、悲劇が待っていました。
それは、ホラー映画かと思うような大量のアブ蚊の襲来。
虫よけスプレーを探している間に刺されまくり、スプレーをしても効き目がない。
車のドアを開けた途端、案の定、アブ蚊ご一行様がご乗車。
〜無視できない虫問題に直面〜
これだけで1/10は登った感じの疲労感です。
気分的にも、刺され具合からも、マイナスからのスタート。
猛暑を見込んで飲料を余計に背負ったことも相まってスローペース、一秒一歩を心掛けながらのっしのっしと歩き始めました。
日本三大急登の早月尾根、足に力を入れて踏ん張って登っていかなければならないところがたくさんあります。
それ以外のところは、できるだけ力を入れずにゆーらゆーらと左右の足を動かすような感覚で歩くように心がけました。
・早月小屋に10時ごろ
・剱岳山頂に13時ごろ
・13時半で山頂に着けないときは引き返す
・帰りの早月小屋に15時ごろ
(ここでご褒美と残る下山の英気を養うためにコーラを飲む)
・下山は18時台
と、目安を決めて歩きました。
途中、標高2700mくらいのところでしょうか、昨年船窪小屋、平の小屋でご一緒したcherryさんに1年ぶりにお会いました。
cherryさんは、「グレートチャリバース」の人。
関東のご自宅からチャリで登山口まで行き、チャリを担いで山に登り、帰りチャリで自宅までというツワモノです。
早月小屋に泊まられる予定と伺って、後ほど小屋でお会いしましょうと言うことに。
お会いした懐かしさ、嬉しさで、それまで下がりっぱなしだったテンションは一気にあがり、その後の足取りも軽くなった気がします。
剱岳山頂で休憩のあと、早月小屋へ。
ご褒美コーラを片手にcherryさんとしばし話を…。
5分だけだった予定はオーバーして30分以上にわたってすっかり話し込んでしまいました。
小屋からの下りも長丁場でしたが、思いのほか歩けました。
途中で行き会った方と登山口までご一緒することになりました。
山形ご出身で、以前はアスリートであったらしくとても健脚な方。
後をついていき、話しながら歩いていると、おかげで下りの苦痛も忘れ楽しめました。
登山口でも虫さんたちは待ち構えてはいましたが💦
3年ぶり不安を抱えながら、猛暑の歩きでした。
体力は思ったほど衰えていなかったとホッとしたと同時に、終わってみれば楽しい山行でした。
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