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記録ID: 1546257
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【剱岳(富山・2999m)】3年ぶりの早月尾根日帰りで、1年ぶりにグレートチャリバースのcherryさんと再会!

2018年08月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:05
距離
15.1km
登り
2,392m
下り
2,387m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:45
休憩
1:20
合計
12:05
距離 15.1km 登り 2,393m 下り 2,390m
5:53
42
スタート地点
6:35
187
9:42
9:55
145
12:20
12:21
6
12:27
12:53
6
12:59
13:00
110
14:50
15:29
120
17:29
29
17:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●馬場島登山口
富山県道333号線(剱岳公園線)、馬場島荘でナビセット
駐車場:馬場島荘に公共駐車場あり(30台、無料)
トイレあり
コース状況/
危険箇所等
馬場島登山口〜早月小屋〜剱岳
・登山口から1400m付近まで虫対策を無視してはいけません
・登山道は草刈りがされていました
・険しいルートながらステップやロープ、鎖があります
・2600m付近にほんの少しだけ雪渓がありますが、通行に全く支障がありません
登山口の石碑「試練と憧れ」
見るのは2015年8月以来3年ぶり
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登山口の石碑「試練と憧れ」
見るのは2015年8月以来3年ぶり
登山口には慰霊塔があります
手を合わせました
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登山口には慰霊塔があります
手を合わせました
剱岳の諭
剱岳(やま)に祈る
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剱岳(やま)に祈る
菩薩像の下にはカエルが。
「無事に帰る」という意味でしょうか
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菩薩像の下にはカエルが。
「無事に帰る」という意味でしょうか
本日のルートです
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本日のルートです
試練のはじまり!
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試練のはじまり!
標高1000mの松尾平で休憩ベンチがある
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標高1000mの松尾平で休憩ベンチがある
1000m地点の標識。
以降200mごとに標識が設置されている
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1000m地点の標識。
以降200mごとに標識が設置されている
一服杉付近は杉の巨木が立ち並ぶ
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一服杉付近は杉の巨木が立ち並ぶ
標高1200m地点
樹林帯のジグザグの坂道の途中にある
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標高1200m地点
樹林帯のジグザグの坂道の途中にある
標高1400m地点
ここで少し景色が見える
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標高1400m地点
ここで少し景色が見える
標高1600m地点
展望が開けてきて日が差し込んできた
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標高1600m地点
展望が開けてきて日が差し込んできた
標高1800m地点
ここを上がると赤谷山が見える展望地に出る
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標高1800m地点
ここを上がると赤谷山が見える展望地に出る
標高1800m地点
トレラン特急に追い抜かれました
この尾根をトレランだなんて…
(この後もっと凄い人と再会)
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標高1800m地点
トレラン特急に追い抜かれました
この尾根をトレランだなんて…
(この後もっと凄い人と再会)
1920.7m峰三角点をタッチ
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1920.7m峰三角点をタッチ
標高2000m地点
ここから小屋までの1kmが長いこと、長いこと
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標高2000m地点
ここから小屋までの1kmが長いこと、長いこと
早月小屋が見えてきた!
奥には剱岳があんな遠くにあるのか(;'∀')
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早月小屋が見えてきた!
奥には剱岳があんな遠くにあるのか(;'∀')
早月小屋
ここでゆっくりめの休憩をとる
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早月小屋
ここでゆっくりめの休憩をとる
早月小屋から見える景色
いつか泊まってみたいと思いつつ通過してしまう
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早月小屋から見える景色
いつか泊まってみたいと思いつつ通過してしまう
奥にあるのが剱岳、遠いなあ
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奥にあるのが剱岳、遠いなあ
立山も見えます
標高2200m地点(早月小屋)
まだ800m上がらないといけないのかぁ
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標高2200m地点(早月小屋)
まだ800m上がらないといけないのかぁ
標高2400m地点
頑張って歩いたけどまだ0.8kmか
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標高2400m地点
頑張って歩いたけどまだ0.8kmか
標高2600m地点
あと400m
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標高2600m地点
あと400m
標高2600m付近
雪渓が残っていました
雪渓を雪を脇の下と首の後に入れてクールダウン
剱岳もご多分に漏れず暑い!
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標高2600m付近
雪渓が残っていました
雪渓を雪を脇の下と首の後に入れてクールダウン
剱岳もご多分に漏れず暑い!
チャリ担いでいる人が下りてくる
去年船窪小屋、針ノ木古道、平の小屋でご一緒したcherryさん?!
まさかの1年ぶりの再会!
帰り、早月小屋でしばしおしゃべりしました
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チャリ担いでいる人が下りてくる
去年船窪小屋、針ノ木古道、平の小屋でご一緒したcherryさん?!
まさかの1年ぶりの再会!
帰り、早月小屋でしばしおしゃべりしました
標高2800m地点
ずっと一人で登って下りると思っていただけに、思わぬ再会にテンションが上がり、足取りも軽くなった?
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標高2800m地点
ずっと一人で登って下りると思っていただけに、思わぬ再会にテンションが上がり、足取りも軽くなった?
ここからは鎖場など難所の連続
その前にトマトでリフレッシュ
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ここからは鎖場など難所の連続
その前にトマトでリフレッシュ
剱岳山頂ついたどー!
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剱岳山頂ついたどー!
帰り、来た道を振り返る
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帰り、来た道を振り返る
標高2600m付近の雪渓
帰りも脇と首筋に雪を詰めてクールダウン
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標高2600m付近の雪渓
帰りも脇と首筋に雪を詰めてクールダウン
早月小屋まで戻ってきました
cherryさんとしばしおしゃべり
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早月小屋まで戻ってきました
cherryさんとしばしおしゃべり
5分と思っていたら、時間の経つのも忘れて30分も話し込んでしまいました。
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5分と思っていたら、時間の経つのも忘れて30分も話し込んでしまいました。
一服杉
映っているのは途中から下山までご一緒した方です
ものすごい健脚でした
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一服杉
映っているのは途中から下山までご一緒した方です
ものすごい健脚でした
ゴール!
二人で万歳三唱(写真撮れず)
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ゴール!
二人で万歳三唱(写真撮れず)

感想

剱岳早月尾根の日帰りをはじめたのは2008年のこと。
2回ほど小屋で途中断念し「3度目の正直」で初めて成し遂げました。
以来、日本一の標高差の厳しいコースを歩けるかどうか、一年に一回の体力測定のように歩いていました。
当時は今のように登山者で賑わうこともなく、静かな山歩きに浸ることができて、苦しいはずだけど、心引き寄せられるコースです。

2015年8月を最後に、このコースを訪れる機会を逃してしまって3年。
この春富山に来て、仕事で酒席を設ける機会が激増、すっかり生活習慣が不健康になってしまったので、最後まで歩き通せないのではと思いながら登山口へ。

登山口に車を停めた途端、悲劇が待っていました。
それは、ホラー映画かと思うような大量のアブ蚊の襲来。
虫よけスプレーを探している間に刺されまくり、スプレーをしても効き目がない。
車のドアを開けた途端、案の定、アブ蚊ご一行様がご乗車。
〜無視できない虫問題に直面〜
これだけで1/10は登った感じの疲労感です。

気分的にも、刺され具合からも、マイナスからのスタート。
猛暑を見込んで飲料を余計に背負ったことも相まってスローペース、一秒一歩を心掛けながらのっしのっしと歩き始めました。
日本三大急登の早月尾根、足に力を入れて踏ん張って登っていかなければならないところがたくさんあります。
それ以外のところは、できるだけ力を入れずにゆーらゆーらと左右の足を動かすような感覚で歩くように心がけました。

・早月小屋に10時ごろ
・剱岳山頂に13時ごろ
・13時半で山頂に着けないときは引き返す
・帰りの早月小屋に15時ごろ
(ここでご褒美と残る下山の英気を養うためにコーラを飲む)
・下山は18時台
と、目安を決めて歩きました。

途中、標高2700mくらいのところでしょうか、昨年船窪小屋、平の小屋でご一緒したcherryさんに1年ぶりにお会いました。
cherryさんは、「グレートチャリバース」の人。
関東のご自宅からチャリで登山口まで行き、チャリを担いで山に登り、帰りチャリで自宅までというツワモノです。



早月小屋に泊まられる予定と伺って、後ほど小屋でお会いしましょうと言うことに。

お会いした懐かしさ、嬉しさで、それまで下がりっぱなしだったテンションは一気にあがり、その後の足取りも軽くなった気がします。

剱岳山頂で休憩のあと、早月小屋へ。
ご褒美コーラを片手にcherryさんとしばし話を…。
5分だけだった予定はオーバーして30分以上にわたってすっかり話し込んでしまいました。

小屋からの下りも長丁場でしたが、思いのほか歩けました。
途中で行き会った方と登山口までご一緒することになりました。
山形ご出身で、以前はアスリートであったらしくとても健脚な方。
後をついていき、話しながら歩いていると、おかげで下りの苦痛も忘れ楽しめました。
登山口でも虫さんたちは待ち構えてはいましたが💦

3年ぶり不安を抱えながら、猛暑の歩きでした。
体力は思ったほど衰えていなかったとホッとしたと同時に、終わってみれば楽しい山行でした。

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3/5
体力レベル
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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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