乗鞍岳(畳平までエコーライン利用)



- GPS
- 06:45
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 481m
- 下り
- 480m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 6:42
天候 | 快晴一時霧、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
乗鞍観光センターから定期バスで畳平へ(往復2500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
観光地化していますので危険箇所はありません。但し、頂上直下には岩稜帯もあるので、それなりの装備は必要です。 |
その他周辺情報 | 車中前泊はR19の道の駅”木曽福島”を利用しました。シャワートイレ完備です。 8/3(金)、8/4(土)は乗鞍高原の民宿を利用しました。1泊8500円+入湯税150円(大人のみ) |
写真
感想
同窓のK氏ご夫妻と乗鞍高原(民宿)2泊の休暇を楽しみました。
K氏たちは山をやらないので、初日にわが家だけ剣が峰へ登りました。
8時の定期バスに間に合うように、R19の道の駅・木曽福島で前泊し、乗鞍観光センターを目指しました。上高地乗鞍スーパー林道は崩落があり白樺峠までしか通行できないと知り、奈川渡経由となりましたが、8時の定期便に間に合いました。
金曜日なのに8時の便は3台となりました。肩の小屋口から雪渓を見ると、同じジャージの体操服を着た児童生徒が修験者の行列のように登山道を進んでいます。私たちは終点の畳平まで乗りましたが、このまま剣ヶ峰へ向かうと学校登山の団体とガッチンコしてしまいそうなので、時間差攻撃としました。
まずは、魔王岳へライチョウとの出会いの期待もありましたが、天気が良すぎで空振りに終わりました。しかし、コマクサの大群落は感動モノでした。
その後は、鶴ヶ池を左に見ながら大黒岳と富士見岳の鞍部まで進み、富士見岳経由のルートを進みましたが、持って行かれそうなくらいの強風でした。いつになく嫁はんの体調が思わしくなく、ペースは全く上がりません。亀の歩みで富士見岳頂上に辿り着いたというのが正解です。
富士見岳を下りて肩の小屋へ着いたら既に11時30分。ここで昼食としました。今回はジェットボイル持参で湯を沸かそうとしましたが、観光センターで買ったペットボトルを嫁はんが持っている筈ですが、見つかりません。自販機に置きっぱなしにした可能性が疑われました。
私が空のナルゲンボトルを持っていたので、肩の小屋で水を分けてもらおうとしましたが”飲用不可”とのことで、500mlのペットボトルを200円で購入しました。観光センターは120円でした。
昼食はセブンプレミアムの鶏雑炊とカニ雑炊をスープジャーを器にして食しました。最近、このパターンを始めましたが、風があっても熱いまま冷めにくいので助かります。この後、コーヒーでフルーツケーキを食べたりして、約1時間を肩の小屋で過ごしました。
剣ヶ峰へ向かいましたが、やはり嫁はんのペースが上がりません。結局、1時間半掛けての登頂でした。直下の頂上小屋で記念のバッチと登頂証明書がセットになっており(1000円)購入しました。私が「藤色を」と云うと、小屋番さんは「久しぶりに藤色という言葉を聞いた。」と云っておられました。
ピンバッチで、すぐに嫁はんの帽子に取り付けようとしましたが、ピンで穴を穿つ最中に留め具を落としてしましました。嫁はんに何を云われるか一瞬凍り付きましたが、簀の子の隙間に発見して、胸をなぜ下しました。
4時5分発の定期バスに間に合うようにと、復路は砂利道の車道を素直に辿りましたが、肩の小屋から摩利支天への分岐までの登りが嫁はんには堪えたようでした。あとは下りなので何とかバスには間に合いました。
泊りは山小舎ではなく民宿です。5時にチェックインし、K氏夫妻と合流しました。6時に食事と指定されていました。それまでに温泉に入れとのことなので温泉に直行です。乗鞍高原の温泉は白濁の硫黄泉と透明の温泉と二種類ありますが、ここは白濁の硫黄泉でした。湯けむり館と同じ源泉のようでした。
ここでも私のルーティンは、洗髪→ボディ洗い→入浴の順です。内湯は熱いのでルーティンの間ずっとホースで水を湯船に流し続けた結果、適温になっていました。後から教えられましたが、内湯から続く外湯(露天)は少し温度が低いとのことでした。
食事は民宿と思えないくらいの豪華さでした。設備こそ山小舎並みでしたが、食事の差は歴然としていました。
翌日は、観光センターが既に満車だったので、K氏夫妻と三本滝まで車で行きタクシーで畳平を狙いましたが、タクシーはおらず、定期バスにて畳平を目指しました。
観光センターからでも三本滝からでも料金は2500円(往復)で一緒です。
二日目の畳平は土曜日なので観光客で賑わっていました。まずは、お花畑を一周して、昨日行かなかった大黒岳へと向かいました。K氏夫妻は乗鞍のベテランで過去に大黒岳でライチョウを見た経験があるとのことで、期待が募りました。
大黒岳の休憩所に辿り着いたのが正午前で、先客はバズーカを構えた方がお一人だけです。行動食の”おかき(あられ)”を食べながら、その方にライチョウについてお聞きしたりしました。K氏の奥様がおかきを紙に包んでその方に渡すと、名刺を持ってお礼に来られました。
その名刺は熊の手の写真をそのまま名刺にしたもので、”澤井俊彦”とありました。
私は、「中国人が見ると美味しそうと云いますよ。」と軽口を叩いてしまいましたが、ツキノワグマやライチョウの生態に関して色々とレクチャーしていただきました。
後で、K氏がスマホで検索すると、結構有名な写真家で、作品が一杯見られると教えてくれました。確かに名刺の写真も出てきました。代表作のようです。
大黒岳から乗鞍スカイラインへの下りでライチョウに逢えるかもとのことで、ピストンではなく縦走することにしましたが、結局、ライチョウには逢えずじまいでした。
しかし、このルートは人も少なくいい雰囲気なので、次回は逆ルートで、大黒岳→富士見岳→肩の小屋→剣ヶ峰と歩きたいと思います。
それでは、また。
拝読いたしました、お元気そうで何よりです。先月の30日、無理やり連休にして、天蓋山に行ってきました。名古屋からは日帰りは無理な山で、どうせ一泊なら他の山となり、なかなか名古屋方面からは足が伸びない山です。幸い、高山に第二kuma山荘が確保でき、ここで前泊して7時から登り始めました。素晴らしい好天で、剣から白山まで360度の視界が素晴らしく久々に満足出来る山行でした。
翌日は仕事を片付け、8月1日から中国、4日に帰国して5日は梨園の直売場の整備、翌週から出張の有様で、夏季休暇もなんとなくだらだら仕事をしている有様です。
ブログ拝見いたしました。
海外出張お疲れ様です。
天蓋山は全く知りませんでした。標柱は田部井淳子さんの揮毫なんですね。
私たち夫婦は田部井さんのNHKでの番組が教科書でした。
その影響もあって、”一歩一歩進めば必ず頂上に着く”となってしまいました。
私は盆は呉への帰省を予定しています。
コメントありがとうございました。
それでは、また。
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