南木曾岳の後の同日の奥三界
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- GPS
- 15:02
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
南木曽岳から下山した後に南木曽駅の隣の田立駅に向かう。
ここから、奥三界岳の登山口である夕森温泉に向かう予定。とはいえ9キロはある。
まだ、8時半なのに既に暑い。歩き出すと汗がどんどん出てくる。
今日は夕森温泉で泊まればと思っていたが予約していないのが少し心配。
川上峠を越えて夕森温泉側に降りる。夕森温泉に着いた時はまだ11時だった。
泊まるつもりだった夕森温泉は団体客で混み合っていて宿泊不可。
この先に夕森公園キャンプ場があるが、この暑さの中とてもじゃないがキャンプする気にはならない。
まだ11時なので一気に奥三界も片付けてしまう事にした。
龍神の滝に行く道で間違えて橋を渡ってキャンプ場に入ってしまう。変だなと思いつつ、キャンプ場を進み、再び橋を渡り林道に復帰出来た。
林道を少し歩くとゲートがあり、車が10台程度は駐車出来そう。止まっている車はないので今日は誰も山を登っていないようだ。
長い林道歩きを経て銅穴の滝を過ぎると一旦沢に降りる。勢いよく歩き出したが、暑く南木曽岳の疲れもあり、足取りが重い。沢からの急登の途中で何度も足が止まる。急登を登りきってさ再び林道に出た時はかなり疲れてしまった。
此処からまた長い林道歩きが始まる。ところがこの林道、工事が続いており、ダンプとかがまたに通り過ぎる。やがて工事現場に着いた時、奥三界岳の登山口があった。地図とは違うが此処から登るようだ。登山口のすぐ隣には沢からホースで水が引かれており、暑さに耐えきれず頭からじゃぶじゃぶ。
此処までかなり時間がかかっているが、なんとか日没までに頂上往復は出来そうだ。唯、地図にないコースなので時間が読めない。
意を決して登りだすと最初は急な登りだが、直ぐに山を巻くような緩やかな登りとなった。岩とかもゴロゴロしたりして、登山道っぽくない。変な道だなと思っていた時に気がついた。『これは使われなくなった林道の跡なんだ』。
林道跡をしばらく進むと廃屋があり、そこから本当の登山口となっていた。
再び、急登が始まった。足取り重く登る。まだ400m近く登らなくてはならない。少し水がある沢を登って稜線に出たら、奥三界はまだその先。地図には高原と書いてあったので、苗場山みたいな気持ち良い頂上部を期待したのに最後まで結構登りが続いた。
頂上に着いた時はヘトヘトで展望を楽しむ余力もない。苦行にきたみたいな山行となってしまった。
日も傾きかけて来たので、急いで来た道を戻る。
上りの半分ぐらいの時間で先ずは工事現場迄戻った。ここから長い林道を経て、沢へ降りる登山道に入った時は既に薄暗くなってしまった。
急坂をヘッドライトをつけて下山。さっき、ひいひい登ったばかりなので、暗くなっても道に迷う事はないが慎重に下る。
沢を渡って夕森温泉へと続く林道に着いた時は既に8時近く、すっかり暗くなっていた。
ここから夕森公園キャンプ場まで歩いても、何処かでツェルトを張るしかなく、この時間にツェルトを張るのも面倒で、銅穴の滝のあづまやでビバークさせてもらう。滝のそばなのでうるさいが、涼しくある意味では寝やすかった。
翌日というか、深夜に滝の音で目が覚めてどうしても寝れなくなる。
夕森公園口のバスは8時近くまでなく、6時過ぎのバスがある(とこの時は思った)隣町の8キロ先のバス路線まで行く事にした。
7時過ぎると暑くなる事もその理由の一つ。
暗い中を歩き出して、キャンプ場を過ぎて下っていく。
夜が明け出すと今日も次第に暑くなって行った。
隣町のバス路線に着いて、バスの時間を見ると土日ダイヤの為、始発の時間が約40分後。
仕方ないのでもう少し歩いて少し先の稲荷橋バス停まで行って、中津川への始発バスに乗った。
コメント
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mimohiro先輩、こんばんは。
南木曽岳に続けて歩かれてたとは驚きです
暑い中のロング低山、お疲れ様でした。
ヘロヘロ丸はみているだけでも充分伝わってきます。私も先日やられたので・・・
この時期のあづまやビバーク、蚊とか虫は大丈夫だったのでしょうか?
私はニペソツ登山口でテント設営の間だけで20か所以上蚊に咬まれ、しばらくアレルギー反応出て大変だったので少し気になりました。
バス待ちを避けて8km歩くってのもサスガ先輩らしいですね
あづまやビバ−クは意外と快適でした。
滝で涼しくて、動物とかが来たら嫌だなと思いましたが、虫はおろか、タヌキさえも来ませんでした。
唯、滝の音がうるさくて、一度目が覚めたらもう寝れませんでした。
それで、涼しい朝のうちに8キロも歩いてしまいました(笑)。
ShuMaeさんのニペソツの大変な記録も読ませていただきました。
北海道は蚊が多いと聞きましたが、設営の間だけでそんなに出るのですね
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