【百名山紀行：94座目】常念岳《一ノ沢登山口から往復》

2018年08月09日(木) ~ 2018年08月11日(土)

• GPS: 11:29
• 距離: 21.5km
• 登り: 2,426m
• 下り: 2,421m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:49
• 合計: 8:26

距離 12.5km 登り 2,028m 下り 913m

8:21 一ノ沢登山口
8:34 8:35 山ノ神
9:34 9:42 王滝ベンチ
10:11 10:15 烏帽子沢
10:45 10:58 笠原沢
12:00 12:15 最終水場
13:19 14:09 常念小屋
15:35 15:48 常念岳
16:35 16:40 常念小屋
16:47 宿泊地

2日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:48

距離 9.0km 登り 413m 下り 1,543m

5:45 宿泊地
6:23 6:29 最終水場
7:16 7:20 笠原沢
7:51 7:52 烏帽子沢
8:21 8:24 王滝ベンチ
9:18 9:19 山ノ神
9:31 一ノ沢登山口
9:33 ゴール地点

■距離：21.53km
■累積標高差：±1511m
■コースタイム：6時間24分＋3時間10分

◇常念小屋：090-1430-3328　一人の場合には予約は不要とのことです。水は無料。
　http://www.mt-jonen.com/reservation/

天候

10日：歩き始めは曇っていましたが、常念乗越に着いたら晴れていました。
11日：歩き始めからガスが掛かっていました。登山口付近では小雨が降っていました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

■往路(8/09)：成瀬駅(10:01-13:21)穂高駅(14:40-15:03)アートヒルズBS
　　　　　　　===安曇野パストラルYHに前泊===
　　　(8/10)安曇野パストラルYH(8:00-8:30/タクシー)一ノ沢登山口
■復路(8/11)：一ノ沢登山口(10:00-10:30/タクシー)しゃくなげの湯＜入浴＞
　　　　　　　vif穂高BS(11:55-12:20)穂高駅(13:08-16:42)成瀬駅

◇安曇観光タクシー：0263-82-3113
　http://www.azumikanko-taxi.co.jp/030/
◇安曇野周遊バス時刻表
　http://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/02/040-03.html

コース状況／危険箇所等

■一ノ沢登山口から胸突八丁までは、沢沿いの樹林帯を進みますが、ダラダラと登って行く感じです。
■胸突八丁からは沢を離れて一気に急登が始まります。階段が至る所に出て来ますが、常念乗越までが正念場です。
■常念乗越から常念岳山頂までは、ガレ場を登って行きますので、浮石に注意です。山頂は狭く2−3人しか立てません。

その他周辺情報

◇安曇野パストラルYH：安曇野周遊バスのアートヒルズバス停から歩いて7-8分です。
　http://www2.tbb.t-com.ne.jp/azumino/
◇日帰り温泉：しゃくなげの湯　安曇野周遊バスのvif安曇野に隣接しています。
　http://syakunagenoyu.info/

写真

8/10 8:17

一ノ沢登山口。宿からタクシーで4700円でした。登山届を出して出発します。

8/10 8:39

山ノ神で安全登山を祈願します。

8/10 9:35

ヤマハハコ

8/10 9:37

ミヤマトリカブト
この花を観ると秋を感じます。

8/10 9:37

登山地図には「王滝」となっています。今日は曇っていますが湿度が高く既に汗びっしょりです。

8/10 10:08

ミヤマシシウド

8/10 10:11

烏帽子沢。沢の向こうに見える階段を登って行きます。

8/10 10:24

キオン

8/10 10:46

イワオトギリ

8/10 10:57

ピンぼけのソバナ。

8/10 10:59

笠原沢。標高が1900mですので600m弱登ってきたことになります。

8/10 11:03

何度か沢を渡りますが、沢が近いと涼しく感じます。

8/10 11:17

オヤマリンドウ。

8/10 11:26

水量は多いようです。

8/10 11:32

ソバナ、ここには群生していました。

8/10 11:33

オオバギボウシ

8/10 11:35

右手の岩から湧水が滴り落ちています。このコースは、水には困りません。最後は沢水があります。

8/10 11:38

コース上で見かけたのは、この一輪だけでした。クルマユリ。

8/10 11:42

いよいよ胸突八丁です。ここからが正念場です。一気に高度を上げて行きます。

8/10 11:56

高度感のあるトラバースが続きます。小学生の女の子が下って来ますが、今回は小学生低学年の方を沢山見かけました。

8/10 12:07

最後の水場ですが、チョロチョロしか流れていません。小屋泊ですので水は小屋で無料で分けて貰えます。

8/10 12:18

登って来た沢ですが、沢とはここでお別れですが、ここからがきつかったです。

8/10 12:30

第一から第三までありますが、流石に休みたくなる気持ちが判ります。

8/10 13:17

常念乗越に到着しました！槍は雲の中です。

8/10 13:18

常念岳。

8/10 13:18

横通岳。

8/10 13:19

先ずは小屋にチェックインします。

8/10 13:34

部屋にザックを置いてからラーメンを頂きますが、美味しいラーメンでした。

8/10 13:42

ラーメンを食べていたら槍が見えるようになりました。

8/10 14:08

いよいよ常念岳山頂を目指します。標高差400mの登りです。

8/10 14:14

小屋が小さくなりました。

8/10 14:24

この先槍はずっと姿を見せていました。

8/10 14:34

イワツメクサ

8/10 14:34

横通岳の方面ですが、右側から雲が湧き出しているのがよく判ります。

8/10 14:38

トウヤクリンドウ

8/10 14:57

8/10 15:40

無事山頂到着！これで94座目達成！

8/10 15:45

山頂からの展望です。しばし展望を楽しんでから夕食の時間が気になりますので下山します。

8/10 16:41

17時前に無事着きました。夕食はハンバーグでした。

8/11 4:37

翌朝のご来光は不発でしたが、既に蝶に向かって歩き始めている人もいます。

8/11 4:38

所々に明かりが見えています。

8/11 5:16

本来ならばこの方向に陽が登る予定でした。

8/11 5:47

5時から朝食を頂き下山を開始しますが、この時には槍は見えていませんでした。

8/11 5:50

常念岳の見納めです。

8/11 5:51

常念乗越を後にします。

8/11 6:29

最後の水場通過。下りはあっという間に着きました。既に登って来ている方とすれ違いました。

8/11 6:33

ミヤマトリカブト

8/11 6:44

胸突八丁付近だけで見かけました。センジュガンビ。

8/11 6:47

胸突八丁通過。この先からは、登って来る人と沢山すれ違いました。

8/11 9:08

登りの時には、この標識は目に入りませんでした。

8/11 9:18

山の神に無事の下山を報告します。

8/11 9:33

10時にタクシーを予約していましたが、無事下山出来ました。下山後はタクシーでしゃくなげの湯に。今回もお疲れ様でした。

撮影機器：

SH-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

町田の熊

予定していた山行が連続して台風の影響で流れましたので、急遽出かけて来ました。百名山の残りの山はアプローチが大変なので、アプローチが一番簡単な常念岳を往復して来ましたが、一ノ沢登山口まではタクシーでの往復となりますので一人では多大な出費です。贅沢な山行になってしまいました。やっぱりこの山は、縦走で歩きたい山ですね。

最初は別なタクシー会社に、朝のタクシーの迎えを頼んだら10時以降になるとの返事でびっくりして、別のタクシー会社に頼んだらこちらも8時とのことでした。一ノ沢登山口には自家用車でない限りはタクシーで入るしかないので、止む無く8時でお願いしました。このために、小屋に着いてからの常念岳往復が夕食の時間ギリギリになってしまいました。

胸突八丁までは単調な道が続きますが、胸突八丁から一気に状況は変わります。沢を離れて斜面を一気に登って行きますが、その後トラバース気味の道を進み、最終水場を過ぎた付近から更に斜度が増して来て、常念乗越に着くまで続きます。小屋に一旦チェックインしてから常念岳山頂を目指しますが、17時の夕食時間を気にしながら歩いていました。山頂はとても狭く2−3人しか同時に立てないほどの狭さでした。

この日の小屋は空いていましたが、部屋が暑くてなかなか眠れませんでした。それと山頂でご来光を見るために、3時過ぎから準備する人たちのざわめきで、なかなかゆっくりとは眠れませんでした。翌日は4時過ぎに起きて5時に食事をして6時前に出発して、10時に予約していたタクシーに間に合うように下りましたが、すれ違いで結構時間が取られましたが、それでも20分ほど前には着くことが出来ました。タクシーでしゃくなげの湯に向かい汗を流して帰宅しましたが、何となく慌ただしい山行でした。取りあえず、これで百名山も94座目までたどり着きました。年内に何とか完登したいものです。

（参考までに）
■山行記録_2018年（44回）
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-157532
■日本百名山登頂計画＆履歴_2013年-2018年
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-111830