記録ID: 155096
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積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
雲取山 (小袖から)
2011年12月10日(土) [日帰り]
hidekazu
その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 07:54
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 1,879m
コースタイム
6:24駐車スペース-8:40七ツ石小屋-10:57雲取山山頂-14:18駐車スペース
天候 | ・快晴、微風 ・出発時(6:00頃)の気温約-3℃。山頂避難小屋の気温(11:20頃)0℃。帰着時(14:20頃)の駐車場の気温約+2℃。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・都心方面からのR411は早朝は凍結箇所はなし。但し、路面温度は氷点下に近く、場所によっては凍結していたかもしれない。国道から小袖方面の道は路傍に雪があり、朝昼問わず路面は一部凍結していた。今日の時点では夏タイヤでもアクセス可能だったが、そろそろスタッドレスタイヤなどの利用が無難。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口周辺から昨日降ったと思われる雪が見られた。雪の下の登山道は多くの箇所で凍結していて滑りやすく登りにくい。特に七ツ石小屋直下の登りは比較的傾斜が急なため、軽アイゼンがあった方が安定して安全と感じた。実際に七ツ石小屋でアイゼンを付けて登ったが、それ以降は山頂まで傾斜が緩いのと、凍結箇所が少なかったため、アイゼンの必要性はあまり感じなかった。積雪は多いところで20cm程度。 ・天気良く、風弱く、気温高かったため、下りの時間帯では日向の雪はほとんど融けていた(一部ドロドロ)。しかし、日影や樹林帯では登山道が凍ったまま融けず、大変滑るため歩きづらかった。標高が高くても低くても、凍結箇所は随所で見られたため、行動終了まで本当に気が抜けなかった。(集中を切らすと大概滑る。) ・ピッケルが必要な箇所はまだ見られなかったし、我々を含むほとんどの登山者は持参していなかった。積雪の多い傾斜地はダブルストックで歩くと安定感が増すので勧められる。なければ枯木の枝でもないよりはずっと安定して歩き易い。(同行者のコメント。) ・登山道は全般的に緩やかで急傾斜地は少ないが、ブナ坂に上がるまでは片側が切れ落ちた斜面が多い。この時期氷で滑って滑落しないよう注意が必要。 ・山頂の避難小屋はきれいで快適。トイレの使用も可能。 ・山頂から雲取山荘方面はトレースも少なくラッセルが必要な状況だった。 *GPSデータの精度に一部難あり。 |
写真
撮影機器:
感想
・期せずして新雪の雲取山を日帰りでピストンすることになった。念の為ザックに入れておいた軽アイゼン(6本爪)を使用したが、すれ違った人を見る限り使っている人は少なかった。
・終日快晴で風弱く、行動開始直後は寒さを感じたが、体が温まった後は比較的快適だった。富士山も良く見えた。
・朝のうちは登山者も少なかったが、時間が経つにつれて多くの登山者とすれ違った。秋山のシーズンは終わりに近いと思うが、それでも多くの人が登る人気の山であることを改めて実感。テント泊、小屋泊、軽装、重装備。色々な人がいた。天気が良かったことも影響しているだろう。
・歩行距離20km以上と日帰りとしては長いと思うが、足下や景色の変化が多く、歩いていて退屈しなかった。季節が晩秋で落葉し、樹林帯であっても見通しが効いたのも影響しているだろう。
・雪がなかったらもう少し早く歩けただろうが、後半は飽きていたと思う。
・雪や凍結箇所が多く滑るため、思った以上に行動時間が長くなった。日帰りで頂上ピストンを狙う場合は、早出を心掛け、装備の準備も怠りなく。
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