男体山の前衛峰、大島山(三等三角点大島255m)

2018年08月11日(土) [日帰り]

• GPS: 02:40
• 距離: 6.6km
• 登り: 254m
• 下り: 245m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:29
• 合計: 2:34

距離 6.6km 登り 254m 下り 254m

12:51 一乗院入口の駐車場
12:58 0:00 一乗院裏の墓のある登山口
13:06 0:00 一乗院墓地最奥部
13:28 0:00 祠
13:44 14:01 大島山頂上255ｍ
14:08 14:10 林道沼田新田酒寄線
14:23 14:33 林道起点
15:25 一乗院入口の駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

つくば市上大島にある真言宗豊山派一乗院の入口にある「上大島常設区広場」の駐車場に置かせていただいた。

コース状況／危険箇所等

上大島の集落からは男体山と坊主山の稜線部を除いてすっぽり隠してしまわんばかりの、小鉢を伏せたような堂々とした山容。つい6日前にこの山を下ったところ、シノダケの藪に心身を消耗したばかり。今回は一乗院の裏手から登ったところ、神社や祠のある、信仰の山らしい登山を味わうことができた。
ただし、頂上までは、そのほとんどが藪でさらに踏み跡もないので、それなりの覚悟が必要である。
頂上にあるはずの三等三角点は下見も含め随分探したが見つからなかった。私の見落としの可能性もあるため、大島山の頂上を踏んだ方は、その有無についての情報を教えていただければ幸いである。
下りは頂上から林道沼田新田酒寄線までは赤テ-プと踏み跡に助けられて比較的楽に下れた。
蜜柑園が点在する酒寄の集落の下りは見晴らしが良くて飽きない。

写真

8/11 12:46

上大島地区の一乗院入口には上大島常設区広場がある。すでに何台かの車が停まっていたので、私も置かせていただいた。

8/11 12:47

この駐車場から出発。目的の大島山が大きい。

8/11 12:58

一乗院の裏手にある墓地の間を抜けていく。

8/11 13:02

立派な稲荷神社が現れてびっくり。

8/11 13:02

茶吉尼天堂と書かれたお堂

8/11 13:06

さらに登ると、一乗院の墓地の最上部に着く。ここまでの階段がgoogle地図上の謎の記号なのだろうか。

8/11 13:07

道は途絶える。あとは踏み跡に見えなくもない薄い藪を探しながら登る。

8/11 13:15

快適な登りもあれば

8/11 13:21

濃いシノヤブもある。

8/11 13:26

大きな岩が出てくると踏み跡があって

8/11 13:26

赤ペンキの石の杭が現れ、

8/11 13:28

女の文字が読み取れる祠が置かれていた。
(入口のお堂にも尼の文字があった)

8/11 13:31

さらに踏み跡を辿ると

8/11 13:33

イノシシのぬたばのような水たまりと
最後の藪漕ぎを経て

8/11 13:57

大島山の頂上に着いた。起伏に乏しい頂上は広く、薮に覆われている。あるはずの三角点は6日前の偵察も含め随分探したが、ついに見つけられなかった。写真はGPSの三角点に最も近い場所に置かれていた、朽ちた測量杭。

8/11 14:00

下りは、赤テ-プと踏み跡に導かれて

8/11 14:09

林道に出た。

8/11 14:11

林道沿いにあった赤い木の実。

8/11 14:14

林道沿いに数多い。○○ウツギか。

8/11 14:18

林道沼田新田酒寄線の標識

8/11 14:20

蜜柑園コースの入口。

8/11 14:20

入口の反対側を少し下ると、こんな立派なお宮があった。

8/11 14:21

林道酒寄線との合流点で坊主山を仰ぐ。

8/11 14:39

蜜柑園からつくば市と桜川市を結ぶ橋を望む。

8/11 14:42

白いサルスベリの花

8/11 15:01

赤いサルスベリの花

8/11 15:02

関東ふれあいの道の標識、旧酒寄駅の方向を指している。

8/11 15:22

上大島の古い街並み。

8/11 15:23

上大島の民家の屋根越しに覗く大島山。駐車場の近くで。

8/11 15:34

帰路に望む男体山と大島山と上大島の街並み。

撮影機器：

u790SW,S790SW OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 カメラ

感想

山とハム

30年ほど前から登頂を狙っていた山。地元の人から登る道はないと聞いてはいたが、薮が邪魔をし、やっぱりと思った。
低いが堂々とした山体はどこか憎めない。
なお、大島山の呼称ははたまたまそう呼ぶ人がいるが、俗称かもしれない。他の呼び名はあるのかご意見を仰ぎたい。