筑波山トレッキング(性山寺in/out)
- GPS
- 04:32
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往復ともに、山と高原地図では登山道と認識されていないバリルートです。GPSによる現在地、方角を頼りにルートファインディングできる篤志家しか辿れない道となります。登り下りされる方は、自己責任で。 |
その他周辺情報 | 下山後、実家でシャワー。 |
写真
感想
通算24度目の筑波山!筑波山にはバリルートがかなりの数あり、ここ1年、ひたすらバリルート攻略を進め、ほぼ9割方踏破しましたが、最後の未開拓ルートとも呼ぶべき、つくば市国松地区の性山寺(標高45m程)から、人跡まばらな道を登り下りし、周回登山してきました〜。
5,6年愛用しているスポルティバ社のトレランシューズ、Akashaは現在3足(+履き潰し2足)持っていましたが、最近Akasha兇日本でも発売され、新色を4足目としてゲットし、ホームマウンテンで試し履きします!
まず、入山口と思って直登した先でヤブに囲われ、早速の行き止まり。少し引き返して、急斜面を慎重にトラバースし、それらしき道を直登していくと、林道(筑波山四季の道)へ突き当り、ひと安心。が、3分も進むと、また林道から入山し、か細い道へ。でもここはちょっとした階段もあり、ほどなく、林道(関東ふれあいの道)と交差します。
林道歩くこと7分ほどで、再びとても入山口に見えないポイントより、再入山。急斜面ですが、なんとなく人跡を感じる道で、ひたすら直登します。腕時計に予め入れておいた計画済みのヤマレコMapで方角を頻繁に確認しながら、方角だけは外さないように直登します。
入山から2時間弱かけて、やっと男体山直下の立身岩まで直登でき、ホッとします。前回(今年4月)は立身岩から直下降したので、今回は逆ルートでした。立身岩まで来ると程なく御幸ヶ原へ到着します。御幸ヶ原〜男体山間は、たくさんのハイカーで溢れていました!
まだケーブルカー始業前で、どこの店も閉まっていますが、自販機でペットボトル(500mlのお茶が200円)を買えるので、持ち込んだお茶を飲み干し、新規にゲット!やはり夏は汗を大量にかきますね。ただ、今回は初めて登山に導入した首掛け扇風機のおかげで、登山自体はだいぶ快適です♪。
トイレを済ませ、男体山まで一気に直登。予報では晴れのはずが、登頂時は曇りで眺望はなし。男体山の展望台に、実写の遠景パネルが新設されていて、すこしビックリ!眺望もないので、自撮りして早々に下山開始。
まずは筑波山第3の頂・坊主山へ直行します。山頂には3人も休憩している人がいて、改めてビックリ。坊主山の山頂で人に会ったこと自体がほどんど記憶に無いので。坊主山からは、未踏のルートで下り始めます。踏み入るのに勇気が必要な道へ足を踏み入れて進むと、やはり人跡を感じられる道らしき道となり、ひたすら急降下します。年間何人も通らないと思しき道を下っていくと、登ってくる人一人とスライド。「年間何人も通らない」は間違っているかもしれません(笑)。
復路(下り)は、足を捻らないよう、フラットフッティングを心がけ、慎重に下ります。途中で林道(関東ふれあいの道)に出ますが、右にも左にも曲がらず、そのままヤブに入っていきます。今日一番の「え、ここ?まじ??」という入山ポイントです。
その後、ヤマレコMapで、1本だけか細いオレンジのドット(みんなの足跡)があるだけの道なき道を進んでいくと、明らかに道と思えないヤブ漕ぎに。やっとそれらしき道を見つけた所、そこを進むと下りたい方向と90度逸れてしまうことが地図上明らかで、ルート補正しながら、少しヤブを漕ぐと、それらしき道を見つけ、ひたすら下ります。この頃は、もう蜘蛛の巣が顔面直撃することも厭わない精神力・鈍感力を養い(笑)、とにかく手元の腕時計でヤマレコMapを見て、方角だけ外さないよう、それらしき道を下っていきます。
途中で、右に折れれば国松地区の生活道(舗装路)に出るT字路に差し掛かり、心揺れますが、最後まで山道を歩きたいと願い、迷わず直進し、斜面をトラバース。右手には人家が見え、地元の人が山菜狩りに入る以外、登山での入山者はいないのでは、と思う獣道を進みます。
眼前に、ガンガンと沢水を集めたと思われる水場があり、両腕、首、顔、頭をガッツリ洗い、超スッキリ!何より、やっとまとわりついた蜘蛛の巣が取れた気分になりました。が、この後も少し藪漕ぎが続き、再び蜘蛛の巣が顔面に・・・。でも、やっと生活道(舗装路)に出た後、駐車場目前に水道があり、そこで再び両腕、首、顔を洗い流し、再びスッキリ!そしてフィニッシュ!
性山寺から筑波山へ登ろうと思う人自体、国内にほとんどいないと推定されますが、8割方は「それらしき道」(≠道なき道)なので、蜘蛛の巣や濡れたりを気にしなければ、ルートファインディング力に加え、不屈の精神力さえあれば、行って来いできると思いますが、誰かに勧めたいか?と問われれば、「やめたほうがいいよ」とアドバイスするような登山コースだと思います。
今回の登山で、筑波山の東西南北に伸びるバリルート(ヤマレコMapのみんなの足跡)攻略は、ほぼ完遂したかと思います。将来、このレポが誰かの目に留まり、性山寺から登ろうと思った奇人変人のお役に立てれば光栄です。
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