西丹沢〜檜洞丸〜石棚山〜箒沢
- GPS
- 06:52
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
天候 | 快晴。雲ひとつ無し。風もほとんど無し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト ・西丹沢自然教室で提出できます。スタッフが記入/提出の声掛けをさかんにしていました。 ■ツツジ新道 ・よく整備されていて問題はありません。 ■石棚山稜〜箒沢 ・雪の上にトレースはありました。 ・西丹沢県民の森分岐より下の雪はほとんど溶けていました。 ・板小屋沢ノ頭では去年か一昨年に遭難事故が起きていますが、間違えやすい尾根への入り口にはロープが張られていますので安心です。 |
写真
感想
西丹沢の積雪をkazikaさんの日記速報で知り、檜洞丸へ登ることにした。せっかくなので石棚山稜を経由して静かな雪景色を楽しもう。
下山口の箒沢のバス時刻表を調べたところ、冬季は16時代のバスがないことがわかった。少し余裕を持って15:30頃までには着きたい。あまりのんびりしていられないな。
そういう考えを頭から排除しきれなかったので、登りの足取りが自ずと速くなってしまったようだ。当初の計画より40分近くも早く山頂に到着してしまった。この時点では、1ヶ月ぶりの山行で標準タイムよりずいぶんと速く歩けたことと、ゆっくりと絶景を眺めたり写真を撮ったりすることを喜んでいた。
景色を堪能した後、山頂で食事の用意を始めたのだが、登山客の賑わいを避けたくなり、予定通りユーシン・石棚分岐で食事をすることにした。急いで片付けて山頂を後にする。
西丹沢自然教室の話では「石棚方面は雪の上に踏み跡が付いていないので気をつけて」とのことだったが、踏み跡はしっかり付いていた。が、ユーシン・石棚分岐には誰もおらず、とても静かに食事を楽しめた。今日はタイカレー風ラーメンだ。餅を加えてカロリーUP、香草をを加えて風味UP。美味い!
しばらくするとソロ登山者が2名やってきた。これからユーシンへ向かうという。静かな同角山稜を越えてのユーシン。とてもソソられる。しかし、今日は安全のため計画書通りに箒沢へ降りよう。
山頂に着いたときは40分の時間的余裕があったのに、いつのまにかそんな余裕はなくなっていた。少し急ごう。
問題が生じたのはヤブ沢ノ頭を過ぎた辺りだった。右足の膝外側に違和感が生じ始めた。これは痛くなる前兆だ、速く歩きすぎたか、少しペースを落とさねば、とは思ったのだが、バスに間に合わせるためにはペースを落とすわけにはいかない。とにかく頑張るしかない。
板小屋沢ノ頭に到着したころには違和感は本格的な痛みに変わっていた。ここから下山口まで約一時間。ここからが一時間とは思えないほど長かった。道は急坂で荒れているので本当に大変。しかし、泣いても仕方ないので、とにかく頑張って歩く、歩く、歩く。
やがて沢(箒沢?)に出た。すこしホッとした。ここからは沢沿いの道を車道まで歩くだけ。普段なら大したことないのだが、ちょっとした段差を歩くだけで痛いので大変だ。沢トラバースの階段を乗り越え、堰堤脇の鉄梯子を下り、沢を渡渉して暗い杉林を抜け、キャンプ場を過ぎれば…橋の向こうの車道に西丹沢行きのバスが走ってくるのが見えた。「間に合った!」
時間的な余裕がないと精神的な余裕も体力的な余裕もなくなるということがよくわかりました。久しぶりの山行だったこともあり、頑張りすぎてしまいました。景色は素晴らしく、食事も美味しかったのですが、いろいろと反省すべき点や課題が見つかりました。
ricalojpです。
膝ですか?お大事になさってください。
膝がらみだと、キネシオロジーテープの使用が効果あります。
ricalojpさん、こんばんは。
膝は膝ですが、膝の外側〜裏側辺りの筋です。関節そのものではなく、O脚の人に多い筋肉の炎症だそうです。
過去の山行で何度も悩まされて来まして、自分のO脚を呪ったこともありましたが、今年の初秋に仙丈ヶ岳へ登ったときにfireboltさんに小さな歩幅でゆっくりと歩くことを教えて頂き、それを実践するようになってから膝が痛むことはなくなりました。
思えばそれまでは歩幅を気にせずにガシガシ歩いていました。それで筋肉が疲労し、下山時に悲鳴を上げていたようです。O脚のせいではなかったのか。
そんなわけで、このところは「ゆっくり歩く」を常に心がけていたのですが、この日はバス時刻が気になって歩調が速くなってしまい、膝の筋肉に負担をかけてしまいました。
以前にサッカーやフットサルをやっていた頃にキネシオをよく使っていましたが、今ひとつ交換を実感できず…。山でも使いましたが同様でした。違和感を感じる前から付けないと効果が薄いのかも知れません。いつもへばってから張っていましたから。
雪の丹沢、綺麗でしたね。
しかし、膝の方はちょっとお気の毒でした。
実は私もO脚で山を始めた頃は膝の痛みに悩まされたものです。
痛む場所、melonpanさんと全く同じです。
初めて買った靴はO脚が為に両踝が当たって泣きながら歩いたこともあります。
私の場合は歩き方の矯正を1年ほどかけて行いました、大分良くなったと自分では思ってますが、基本O脚に変わりはありません。
あと、高機能タイツにも助けられているところが大です。
それと・・・、痛む辺りの筋自体を強化することでしょうか。
山に行く回数が増えるたびに痛みは段々出なくなってきて、おまけに筋肉痛も出なくなりました。
今でもハードな山行の際、下山時に痛くなる前兆が現れる事があります。
melonpanさん
檜洞丸お疲れ様です。
崩落地からの富士山ポイント、
私もお気に入りです
塔ノ岳ほどではなさそうですがここも
快晴の土日は人が多そうですね。
登りは全く問題ないのですが
私も下り時は膝に気を使って歩いてます。
noborundaさん、こんばんは。
コメントが遅くなりました
筋力を強化して痛くならないようにしたいとは思うのですが、日頃無精で運動もしないで過ごしており、全然改善されません。
筋力補助にタイツが効くと聞きますが、タイツに頼る前に自力で何とかしたいという思いがあり、まだ購入していないのです。
kankotoさん
はい、あの絶景ポイントを知ったのは確かkankotoさんのレポだったと思います。富士山だけでなく、南アルプスの山々から奥多摩の山々までずっと連なって見えるので素敵です
登りも下りもとにかくゆっくりと歩くように普段は気をつけているのですが、この日はダメでした。バスの時刻を気にする山行は精神的に良くないですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する