赤岳(八ヶ岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,438m
天候 | 12/10晴れ、夜は曇り(月食見えず) 12/11晴れ、稜線は北からの風が強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:バス(茅野駅まで)JR(スーパーあずさ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
入山届は事前にメールで警察に提出してもらいました。 雪道です。 美濃戸口〜美濃戸まではストック (美濃戸までは車が踏みしめた部分が凍って滑ります) 美濃戸で+ゲイター 赤岳鉱泉で+アイゼン、ピッケル |
写真
感想
ゆ・き・や・ま!
昨年の谷川岳(悪天候のため肩の小屋まで)以来、人生二度目の雪山山行。
まだまだ初心者マークつき、
むしろデビュー戦と言っても過言ではないでしょう。
8月の常念岳以来、ずーーーと山を休んでいて
11/23に金時山にちょろっと行ったのみ。。
本当の復帰第一戦はこの山行になります。
しかも、八ヶ岳は私がランナーズニーを発症した
因縁の(?)山なので(いや、すごく八ヶ岳好きなんだけど)
雪と復帰の二重のプレッシャーが。。
とはいえ、無事に帰って来ました。
お天気にも恵まれ、
雪の白と空の青が最高に美しかった!
森林限界を越えたあたりから、
北風が強くなり、
文三郎道と中岳の分岐では
吹き飛ばされそうになるくらいの風が。。。
ここが今回一番きつかったです。
下から見ていて、稜線や山頂にかかった雲が
ぶわぁっと南に飛んでいくので、風が強そうだなとうすうす思ってはいたものの
実際に吹きつけられた時の力と言ったら!
あんな風、人生初です。嵐か台風かって感じ。
初心者の心は今にも折れんばかりでした。
風によろよろとしながらも
ロープで確保してもらって必死に山頂を目指します。
風のせいだけではなく
やっぱりブランクがありすぎたようで、登りは全然歩けませんでした。
バラクラバのせいか、着こんだせいか、息もすぐ上がってしまい
はあはあと肩で息をつくような感じ。
山頂直下でお昼休憩をして、
下りは地蔵尾根を下りました。
アイゼン歩行は思ったよりもうまくできていたようです。(同行者談)
自分の実感としても
楽しく下ってくることができました。
二本の前歯が頼もしい!
稜線の風は強かったですが、森に入ってしまえば静かで、
ぽかぽかの陽気と言えるようなのどかさもありました。
山頂からは富士山、中央アルプス、阿弥陀岳、茅野、諏訪湖。
蓼科方面は見えなかった気がしますが、東側も見晴らしがよかったです。
西側を見下ろすと、樹氷の森が静かに広がっていて
どこか外国の森のようなたたずまい。
行者小屋も雪をかぶってなんだか可愛らしく見えました。
阿弥陀岳や大同心小同心は雪がリッジを際立たせて
真っ青な空に白いのこぎりの歯をあてた様。かっこいいー!!
黙々と白い世界を歩いているだけで
自分まで真っ白になって行くような感覚に。
気持ちもあがりっぱなし。
私やっぱり雪好きだな、雪山好きだなって思いました。
(雪山はほとんど登ったことがなかったけど、
雪国出身だし、ボードも年に何回かやるので)
今回は、八ヶ岳が優しかったです。
いっぱい遊んでもらって幸せなひと時でした。
素敵なクリスマスプレゼントもらっちゃったな。
あ、そうだ。
美濃戸で初カモシカ見られたのも嬉しかった!
これだけ読むと、まるで自分だけで登ったかのようですが
同行の方の力がなければ
行けなかった世界でした。
本当にありがとうございました。
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