槍ヶ岳、横尾-槍沢-槍-南岳-大キレット-北穂高-涸沢-横尾の周回

2018年08月17日(金) [日帰り]

• GPS: 12:12
• 距離: 28.0km
• 登り: 2,583m
• 下り: 2,582m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:09
• 休憩: 2:01
• 合計: 12:10

距離 28.0km 登り 2,583m 下り 2,584m

3:57 横尾 (横尾山荘)
4:28 4:29 槍見河原
4:36 4:37 一ノ俣
4:44 二ノ俣
5:07 槍沢ロッヂ
5:30 赤沢岩小屋（ババ平）
5:57 槍沢大曲り
6:27 6:34 槍沢・天狗原分岐
7:14 7:16 坊主岩屋下
7:21 播隆窟
7:58 8:23 槍ヶ岳山荘
8:31 8:50 槍ヶ岳
9:08 槍ヶ岳山荘
9:12 9:13 飛騨乗越
9:26 9:29 大喰岳
9:52 9:57 中岳
10:36 天狗原分岐
10:53 南岳
10:59 11:06 南岳小屋
11:06 11:08 南岳
11:08 11:28 南岳小屋
12:17 12:25 長谷川ピーク
13:14 北穂高小屋
13:16 13:17 北穂高岳(北峰)
13:33 13:35 北穂高岳・天場
14:28 涸沢小屋
14:33 14:49 涸沢ヒュッテ
15:04 15:05 Sガレ
15:42 本谷橋
16:00 横尾岩小屋跡
16:07 横尾 (横尾山荘)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

名古屋名鉄バスターミナルから上高地行き特急バスで往復

コース状況／危険箇所等

槍の山荘から頂上往復と槍、北穂高間は本当に怖かったです

その他周辺情報

横尾でテント、前泊後泊

写真

8/16 9:59

前日に上高地に入りますが一日中雨で横尾で停滞

8/17 3:57

雨も上がり四時前に出発

8/17 3:58

身が引き締まる思い

8/17 4:38

一の俣ではまだ真っ暗

8/17 5:07

槍沢ロッヂあたりでようやく明るくなる

8/17 5:08

どんどん行く

8/17 5:55

東鎌尾根から行こうかと思ってたが、時間押し気味なので槍ヶ岳にまっすぐ向かう

8/17 7:08

やっと槍見えてきた！行くぞー

8/17 7:53

槍の圧倒的な存在感

登頂

8/17 9:06

槍ヶ岳山荘にヘリが荷揚げしてた

岳のワンシーンを妄想してしまう

8/17 8:06

今日は富士山もくっきり見えた

8/17 11:08

南岳小屋でココアを戴く。

ホッと一息

8/17 12:11

これから挑む稜線にビビる

8/17 12:27

槍から北穂の間は、高所恐怖症の私には、緊張感ピークの連続

8/17 13:16

ここまでくれば、ちょっと安心

8/17 13:18

あとは涸沢にひたすら降る

8/17 14:37

ようやく涸沢、ヒュッテでカレーライス

8/17 15:40

本谷橋でクールダウン

8/17 16:08

横尾まで無事に戻れて良かった

8/17 16:08

横尾は今日も穏やか

撮影機器：

iPhone SE Apple

感想

おがぶりこ

昨年は計画日程が台風に阻まれ、今年も7月に記録的大雨でバスは運休。
やっとやっとやっとトライできた槍ヶ岳は、満を持して、機が熟した、最高の槍ヶ岳だった。

自分にとってはちょっと無理目なチャレンジ。
重いのかついで登るのも嫌だし、荷物軽ければ充分回れそうな行程。
でも、大キレットは果たして攻略できるのだろうか？という不安。

エスケープルートもほぼ無いに等しい。
自分の脚力を信じて進むのみだ。

横尾から槍沢を進んで、大曲から東鎌尾根を目指すつもりだったが、
すでに計画時間をオーバーしつつあったので、
予定を変更し直接槍ヶ岳を目指した。

その判断が功を奏し、槍ヶ岳山頂で逆に1時間の余裕が生まれた。

ここから、北穂までは、じっくり冷静に進まなくてはならない。

槍のくだりから、少しでも気を抜いたら、何かしらのダメージをもらいそうな危険な山行だ。
慎重に慎重に手と足を交互に動かし三点を確保することだけを考えて進む。
ハシゴや高度感のある岩場は、目の前の岩だけを見るようにして、視界を広く取らないようにした。
高所恐怖症の私には、高度感をいかに感じず誤魔化しながら進み終わらしてしまうことに注力した。


北穂の山小屋につき山頂を踏む頃には、終わってしまった難所に少しがっかりする部分もあり、でもやはりものすごくホッとする時間でもある。

涸沢におりてカレーとおでんをいただこうと思っていたが、おでんは売り切れていた。カレーでお腹を満たし、16時には横尾に戻ることができた。


ちょっと無茶な計画をしてしまったが、明るいうちに戻れてよかった。