大根沢山 静岡百山、南ア深南部の山
- GPS
- 11:30
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
畑薙湖堰堤 05:28 0:31 0:00
畑一登山口 05:59 2:17 0:00
1,648m点 08:16 1:55 0:00
2,112m点 10:11 1:37 0:00
大根沢山 11:48 1:21 0:35
2,112m点 13:44 1:10 0:08
1,648m点 15:02 1:23 0:00
畑一登山口 16:25 0:30 0:00
畑薙湖堰堤 16:55
移動時間合計:10時間45分 休憩時間合計:0時間43分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
井川を抜け更に走れば畑薙第一ダム湖畔に着く、登山口まで入れるが堰堤で車中泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 静岡県静岡市葵区、榛原郡川根本町 危険箇所 道迷い、テープマークも殆ど無し 累積標高差+ 1,680m 累積標高差- 1,680m 沿面距離 17.3 |
写真
感想
畑一登山口からのルートには特に登山道と言うものは無い、しかし一々断るのも面倒なので登山道と表現する。踏跡はかなり薄いと想像されるので路面が判別出来るように、明るくなってから堰堤を出発する。登山口を入ると直ぐに尾根に乗る、標高が低いところは薮があるかと思っていたがすっきりしている。少し行くと尾根を行く道と東側をトラバースした跡がある、尾根が歩き難そうなのでなるべく上方向に向っている道をトラバースする。
標高1,120mくらいまでトラバースし再び尾根に乗る、時々は尾根を数m外れることもあるが基本的には尾根を行く。標高1,200mくらいから50mほど急登すると、北西方向からの尾根と合わさり道は南に方向を変える。この辺りは尾根が狭く道を外す心配は無い。標高1,400mくらいまで行くと尾根は徐々に広がり、標高1,520mで北東からの尾根と合わさる処まではほぼ直登する感じだ。北東からの尾根に出会うと道は南西にむきを変える、この辺りからまた尾根が広がり何処でも歩けるので道を見失い易い。
標高1,500mを過ぎると広い斜面を登り1,648m点に出る、北西方向に伸びる尾根だが高度差50mも下れば尾根は消える。道は1,648m点で南へ方向を変えその後序々に西に向きを変える、この辺りは割合尾根らしい地形なので道を外さないだろうし、強引に高みを目指せば問題なかろう。標高1,900mを過ぎると尾根が広がると言うか、二重尾根になるが西南西方向に行き標高1,950mで尾根が消え斜面の急登となる。標高2,000m辺りから序々に西に向かい斜面を斜め右に登る、標高2,060mで大きく広がった尾根の末端に出る、この広がりの西端はガレているが道からは見えなかった。
此処もかなりの広さがあり何処でも歩ける地形なので、適当に歩くため踏跡が不明瞭に成る。標高2,060mで道は南南西へと方向を変え尾根も徐々に細くなる、一旦細くなった尾根が広がってくると2,112.2m峰、峰というより軽い盛り上がりで畑二(明神谷林道)からの登山道が合流する。この地点はテープマークが賑やかで、南アルプス・奥大井自然公園運営協議会の設置した標識に出合う、行先は手書きで書かれていて(書き直された?) 畑一 ←→大根沢山↓は判読できない が当然畑二(明神谷林道)口だろう。言い忘れたが標高2,050mを越えると道はかなり平坦になり、かつ2,112.2m峰からはテープマークが吃驚するぐらい沢山付けられている。
もう此処からは大根沢山の近くまではテープマークを追い、尾根の位置を確認し尾根から大きく外れなければ問題ないだろう。2,137m点や大根沢山最高点付近では、ピークらしくなく平坦で最高点は何時通過したか定かでは無い。大根沢山三角点は林の中で狭苦しい、学習院大学WV部の設置した山頂標識のみ文字鮮明に読み取れるが他は文字読み取り困難。山頂到着は11時48分、12時までに到着出来なければ其の時点で撤退と決めていたので一安心。展望のない山頂なので記録写真撮影と昼食を済ませたら早々に下山に掛かる、最高点を通過したかを忘れていたが後で調べたら一番高い処を通っていたので結果オーライ。
大根沢山のような登山道のはっきりしない山の、登りは高い所を目指せば結果的には頂上に立てる、しかし下りは低みを目指すと言う訳には行かない。大根沢山から登山道の分岐点2,112.2m峰まではテープマークを忠実に辿り、テープマークの少ない急斜面は先を良く見通して行こう。2,112.2m峰(登山道分岐点)から先は、尾根が広がっている処、尾根が分岐しているところ(地図上だけだ無く実際に分岐している所を含めて)は要注意だ。テープマークは極端に少ないが要所には殆んど有った思うので必ず確認したい、でないと何百mも行き過ぎたり迷ったりするだろう。
もっとも私の場合はGPSに登ってきた道をトラック(距離10mごとにポイント)として記録してきているので、登ってきた道に戻れば良いだけだが。
この様な訳であまり確認しないで下りミスコースした所を上げて措く。
1. 2,112.2m峰直下を北に行くのを北北西に下った。
2. 標高2,020mで北から東にカーブする処を西に進みガレを右に見た、コースからガレは見えない。
3. 1,927m点の下、此処は二重尾根で誤りを承知で合流地点まで下った。
4. 1,648m点、此処で右に曲がり一旦尾根を外れ別尾根に乗る所を、下ってきた尾根を直進した。
5. あと私は間違えなかったが1,263m点下、1,250mで尾根が分岐するので右の尾根を行く。
16時25分登山口着。
昨日の雨で登山道が湿っていて岩や木の根が滑り、休憩を除く最大時間10時間以内(林道歩きを除く)を9時間43分で漸やっと歩けた。
最近雨が多いので仕方なかったが、もっと道が乾くまで待てば良かった。
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