記録ID: 1563140
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
【神田百No76】試練と憧れ・早月尾根から登る剱岳
2018年08月17日(金) ~
2018年08月18日(土)
- GPS
- 32:15
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,360m
- 下り
- 2,348m
コースタイム
2日目
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 11:21
距離 10.3km
登り 869m
下り 2,323m
GARMIN etrex30で採ったGPSログです。
コースタイムには休憩時間がほとんど載ってませんが、実際には1時間毎くらいに5分ほどの休憩を入れながら登ってます。
コースタイムには休憩時間がほとんど載ってませんが、実際には1時間毎くらいに5分ほどの休憩を入れながら登ってます。
天候 | 17日:晴れ(上部はガスガス、夕方にようやく剱本峰を見ることできた) 18日:晴れ(午前中はクリアで展望最高、昼から上部はガスに包まれる) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬場島は、フカフカの芝生が魅力なキャンプ場(水・トイレ有)もある登山基地で、下山後は番場島荘のお風呂を利用できます(500円・16時まで) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト 馬場島荘の入口横にあります(用紙・筆記具あり) ●早月尾根(馬場島750m〜早月小屋2200m〜剱岳2999m) 登山口には「試練と憧れ」石碑があります。 スタートからいきなりの急登、標高1000m付近で一旦平坦な部分もありますが、その後もほぼ急登が続きますが、歩きにくさはなく、樹齢何百年という巨木の尾根道を体力勝負で登ります。 標高1000mからは標高200m単位で看板が設置されているので、がんばる目安になります(本当の標高と違う箇所もありますが)。 尾根の下部に危険個所はありませんが、上部の岩稜帯にはクサリ箇所が多数あり、高度感もバツグンな岩場が続きますが、クサリは太くて新しく安心して利用できるでしょう。 長大で過酷な尾根というイメージが強い早月尾根ですが、意外と花の種類が多く、疲れた身体を様々な花が癒してくれます。 ●早月小屋(標高2210m) ※テント泊で利用 テント:700円/名、ビール350ml:600円 早月小屋には水場がありません。自らで水を馬場島から担ぎあげる必要があります。テント場は砂地の平坦地で思ったよりも広かったです。 小屋のすぐ手前にある2224mの展望台からは晴れれば日本海と富山平野を一望でml振り返れば早月尾根とその左にゴツゴツの小窓尾根、その両尾根が繫がる最高点に剱本峰が一望できます。 |
写真
装備
個人装備 |
(テント泊装備)
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
GPS
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料・プラティパス
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
ザックカバー
食器
時計
日焼け止め
虫よけスプレー
非常食
テント
テントマット
ガスストーブ一式
カメラ
|
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感想
「剱に行くなら、やっぱり早月尾根から登りたい」そんな望みを今回ようやく叶えることができました、剱岳には別山尾根から登ったことはありましたが、ガスガスで山頂からの眺望はゼロで、ただ一番で登っただけの登山だったことのリベンジもしたいというのも見事な眺望で報われました。
剱岳山頂からの360°展望↓
実は昨年も同じタイミング(お盆で金沢へ帰省したついで)でソロ計画で実行したのですが、馬場島スタート前に土砂降り雨で心が折れて、車から出ることなく敗退していました。
今回は、もし所属の山岳会で希望者がいれば早朝に富山駅でピックアップしますよと企画告知したところに3名の応募(うち1名は自車参加)で、4-5人用テントを用意したのですが、当初計画(8/16-17)が8/16大雨予報で一日順延としたことで1名脱落
となり、3名での山行となりました(luckyriverさん、残念(T_T))。
日本三大尾根、「試練と憧れ」、長大で骨太なイメージの早月尾根でしたが、たしかにハンパない急登のオンパレードではあるんですが、前半部は素晴らしい立山杉の巨木、後半は岩稜とお花畑などもあって、四囲の最高の眺望も含めて目でも楽しめる尾根でした、オススメです。もちろん長大な尾根を登りきるスタミナ・体力が最低限必要ですが。
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