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記録ID: 1563597
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山縦走 旭岳〜トムラウシ山

2018年08月13日(月) ~ 2018年08月15日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
48.6km
登り
2,901m
下り
3,339m

コースタイム

1日目
山行
6:10
休憩
1:00
合計
7:10
5:50
190
9:00
9:30
80
10:50
11:00
60
12:00
12:20
40
13:00
白雲岳避難小屋
2日目
山行
6:00
休憩
0:30
合計
6:30
6:30
160
白雲岳避難小屋
9:10
9:20
90
10:50
11:00
50
11:50
12:00
60
3日目
山行
8:45
休憩
0:15
合計
9:00
8:45
9:00
360
15:00
東大雪荘
天候 8月13日 曇り時々晴れ
8月14日 曇り時々小雨
8月15日 雨
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
札幌駅〜旭川駅  2060円(高速旭川号)
旭川駅〜旭岳温泉 1430円(いで湯号)

帰り
トムラウシ温泉〜新得駅 2000円(トムラウシ温泉線)
新得駅〜札幌駅 5400円(特急スーパーおおぞら号自由席)  
コース状況/
危険箇所等
旭岳ロープウェイ乗り場から姿見まで行く道はあまり利用者がおらず、熊と遭遇注意
また白雲岳避難小屋ではキツネに襲われることがあり、テント泊の方は荷物の管理に注意
その他周辺情報 旭岳青少年キャンプ場 500円
キャンプ場
2018年08月13日 05:37撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 5:37
キャンプ場
ロープウェイを使わない場合はここが始まりの場所となります。
2018年08月13日 05:49撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 5:49
ロープウェイを使わない場合はここが始まりの場所となります。
手入れはあまりされていない様子。姿見まで誰一人会うことはありませんでした。
2018年08月13日 06:27撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 6:27
手入れはあまりされていない様子。姿見まで誰一人会うことはありませんでした。
一時間半ほどでやっと合流
2018年08月13日 07:14撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 7:14
一時間半ほどでやっと合流
偽金庫
2018年08月13日 08:52撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 8:52
偽金庫
旭岳山頂。地味に辛かったです。
2018年08月13日 09:05撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 9:05
旭岳山頂。地味に辛かったです。
北海岳山頂
2018年08月13日 10:48撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 10:48
北海岳山頂
縦走中通してこの時が最も晴れてました。
2018年08月13日 10:54撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 10:54
縦走中通してこの時が最も晴れてました。
雪渓。滑ることはないと思います。
2018年08月13日 11:24撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 11:24
雪渓。滑ることはないと思います。
白雲岳山頂
2018年08月13日 11:58撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 11:58
白雲岳山頂
旭岳方面はまた雲がかかる。
2018年08月13日 12:05撮影 by  SH-02E, SHARP
8/13 12:05
旭岳方面はまた雲がかかる。
白雲岳避難小屋でテント泊。
2018年08月14日 06:06撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 6:06
白雲岳避難小屋でテント泊。
雨のお陰で道は水没
2018年08月14日 07:30撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 7:30
雨のお陰で道は水没
なんとか忠別岳
2018年08月14日 09:09撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 9:09
なんとか忠別岳
五色岳山頂
2018年08月14日 10:49撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 10:49
五色岳山頂
木道歩き
2018年08月14日 11:23撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 11:23
木道歩き
化雲岳山頂
2018年08月14日 11:53撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 11:53
化雲岳山頂
ヒサゴ沼避難小屋までの道
2018年08月14日 12:27撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 12:27
ヒサゴ沼避難小屋までの道
小屋が見えてほっと一息
2018年08月14日 16:31撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 16:31
小屋が見えてほっと一息
夕方には鹿が訪れました。
2018年08月14日 17:41撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 17:41
夕方には鹿が訪れました。
随分近くまでくるね。
2018年08月14日 17:52撮影 by  SH-02E, SHARP
8/14 17:52
随分近くまでくるね。
朝出発したらさっそく雪渓登り。
2018年08月15日 06:23撮影 by  SH-02E, SHARP
8/15 6:23
朝出発したらさっそく雪渓登り。
晴れてたらもっといい景色なんでしょう。
2018年08月15日 07:02撮影 by  SH-02E, SHARP
8/15 7:02
晴れてたらもっといい景色なんでしょう。
2018年08月15日 07:03撮影 by  SH-02E, SHARP
8/15 7:03
2018年08月15日 07:16撮影 by  SH-02E, SHARP
8/15 7:16
トムラウシ山頂。ここで携帯が水没。最後の写真となりました。
2018年08月15日 08:46撮影 by  SH-02E, SHARP
8/15 8:46
トムラウシ山頂。ここで携帯が水没。最後の写真となりました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ
備考 ゲイターは持って行くべきでした。
雨が降ったという事もあり、ハイマツ帯では水没している部分を歩くことがかなりありました。
またトムラウシでも泥濘道が多く、雨も強く降ったという事もあり靴は内部まで完全に濡れました。

感想

丁度1年前の記録となります。ずっと憧れだった大雪山に挑戦。しかしながらもは3日間とも雨、携帯は水没してさようなら。という散々な事もありました。ですがやはり神々の住む山。雨の中の美しい山容を見させて頂けました。備忘録として自分が当時思った事を書き連ねたいと思います。

・ロープウェイ使用の有無について
登山道は地味に辛いです。歩いている人が少ないこと、その事から山道は荒れており、熊も怖いです。およそ二時間ほど費やすことになり、その後縦走することを考えればここで疲労をためるのはあまり得策ではなかったかもしれません。今回自分は歩きのみで登頂したい、お金を節約したい(こっちが本音。往復2,900円します)ということからロープウェイは使用しませんでした。しかしこだわりがなければ、特に縦走をするという方は素直にロープウェイを使うことをお薦めします。

・熊対策について
今回は道中で熊らしき動物と接触しました。しかし熊対策の基本であろう自分の存在を知らせるということで切り抜けられたと思います。
今回の縦走中はずっと霧がかかっており、雨も降るという模様。またハイマツ帯も多くあり見通しが悪い場所も。自分も熊もお互いのの存在に気づきにくい状況です。
このような状況での自分の熊対策は.曠ぅ奪好襪鯡弔蕕広熊鈴の二つでした。とにかく自分の存在を教えるということですね。
人が多い山行ではやかましいこともあり、普段行いませんが今回はほとんど人と会わない&熊が多い山域ということもあり実行しました。
熊鈴は常時鳴らし(人が近くにいたら消音)、ホイッスルは霧が濃い開けた場所、ハイマツ帯など見通しが悪い場所に入るとき、出るときに鳴らしました。
実際にハイマツ帯を出る前にホイッスルを鳴らし、出たところですぐ先に黒い物体が稜線から駆け下りていきました。熊かどうかは分かりませんが効果を感じました。
しかしホイッスルはSOSに勘違いされないよう、面白い感じに吹くと良いかと思います。

・雨対策について
特に最終日に強く雨が降ったということもあり、道は水没しているところが多くありました。トムラウシから温泉までの道はもはや川という状態に。こうなるとレインジャケットのみではどうにでもなりません。靴はすぐに中まで濡れ悲惨な状態に。ゲーターを持っていけば良かったと強く思いました。
またトムラウシ公園にて空腹と疲れから雨と強風の中で立ち止まり、休憩していると五分もしないうちに震えが止まらなくなりました。他にもこのような状態になっている人達もおり、身を持って低体温症への恐怖を実感しました。このような場合はできるだけ立ち止まらず、速やかに下へ降りるか、身を隠せる場所を見つけるべきと学びました。

大雪山では雄大な景色に心を動かされ、またありがたい教訓を得ることができました。安全無事に登らせていただき、下りれたことに感謝です。

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