北岳・間ノ岳縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,205m
- 下り
- 2,210m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日本で一番高い山は?と聞かれたら多くの人が「富士山」と答える。
しかし、日本で二番目に高い山は?と聞かれたら答えることが出来る人は激減する。
今回はその二番目に高い山である「北岳」と四番目に高い山の「間ノ岳」に登る。
マイカー規制のため芦安に車を停めて、タクシーに30分程乗り広河原へ。
天候に恵まれ順調に進んでいたが、しばらくして事件発生。
先頭を歩いているはずのJ隊員が突然姿を消した。
すれ違う人(下山者)に確認したところ鳥の子一匹見ていないというので、
道迷いと判断する。
まずいことになった。
夏山の天候は、午後に崩れるのが常である。
見る見るうちに麓からの上昇気流に乗って霧が立ち込めてきた。
隊員達から「J隊員で良かった(←どういう意味やねん!byJ隊員)」
という声も聞こえ出し、
生存を諦め、出発しかけたその時・・・眼下に人影が
J隊員であることを確認する。
登山道を外れてしまい彷徨っていたとのこと。
気を取り直して登山開始。
本日の宿泊場所である北岳山荘には、18時過ぎ到着となった。
陽が沈むまで時間がないので急いでテントを張る。
平坦な場所はすべて張られており、傾斜面に設営。
持って来たカップヌードルとアルファ米を食して就寝。
傾斜面のため、ずり落ちては這い上がるを繰り返し、なんとか朝を迎える。
テントや荷物はここに置いておき、間ノ岳へ出発。
間ノ岳、北岳と順調に制覇し、北岳肩の小屋でカレーを食べいたところ、
最終のタクシーが17時頃だったような気がする・・・
現在13時40分。
ってヤバいやん!
ひたすら下りる。
隊員が足の痛みを訴えるが無視してひたすら下りる。
17時05分に広河原到着。なんとか間に合った。
でも実は、いつもタクシーは17時丁度に出発するのだが、
今回は客の要望があり、たまたま少し待っていただけらしい。
さらに、このタクシーを逃すとゲートも閉まるのでタクシーを呼ぶことも出来ないらしい。
危ねー
隊員達は翌日仕事があったので、良かったですね(←私は休みだったのでひとごと)
【反省事項(→対応策)】
●メンバー同士は絶対に見える範囲で行動すること。(→後先行っといてはNG)
●テント泊の場合は、確実に平坦な場所を確保すること。(→少しの傾斜もダメ)
●帰りのバスやタクシーの時刻表を確認しておくこと。(→最終便は要チェック)
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